過敏性大腸症候群→心理的なストレスが消化管の自律神経の失調を招き、腸管の運動異常を起こし発症する。

           ●けいれん型:腸管の収縮が亢進し、腸管内での圧力が上昇している為に腹痛や便秘を主症状とします。

           ●下痢型:腸管の収縮が低下し、腸管内の圧力が低下する為に、便の結腸内通過が促進され、粘液を伴う水溶性

                  下痢が見られます。

           ●混合型:主としてストレスによりけいれん型と下痢型が交互に起こり腹痛が伴います。その他、消化不良、頻回な

                  おなら、食欲不振、悪心、嘔吐、動悸などの症状が現れる。

        治療方法→特効薬も治療法もなし。カウンセリングで病気に対する不安感を取り除くことと食事が治療の中心です。 

        食事療法のすすめ方

           @日本人には牛乳に含まれる乳糖を分解する酵素が欠損している人が多く下痢したりこの病気を憎悪させる要因に

             なるので牛乳・乳製品(チーズ、ヨーグルト、ケーキ、クリームスープなど)全てを禁止します。

           Aアルコール、カフェイン、炭酸などの飲料は腸管を刺激するので禁止し、香辛料も控えます。

           B下痢型の場合は、食物繊維が腸管を刺激するために豆類、海草、きのこ、コンニャク、野菜など控えます。

             けいれん型の場合は逆に便通をよくするために、これらの制限を緩和し、ご飯、バナナ、りんご、パイナップル、

             煮野菜などは有効です。ただし、摂り過ぎは過度に腸管を刺激し、腹痛の原因になります。

           Cストレスを少なくする為に、規則正しくゆとりある生活をします。

        食品選びの目安

          ●下痢型

            普通に摂る食品→ご飯、パン、面、肉、魚貝、卵、砂糖、潮、しょうゆ、味噌、酢、香辛料、菓子

            控える食品→大豆・大豆製品、野菜、芋、かぼちゃ、海草、きのこ、コンニャク、果物、植物油

            禁止食品→牛乳・乳製品、アルコール、カフェイン、炭酸飲料

          ●便秘型

            多めに摂る食品→ご飯、パン、めん、芋、かぼちゃ

            普通に摂る食品→肉、魚貝、卵、大豆・大豆製品、野菜、海草、きのこ、コンニャク、果物、植物油、砂糖、

                       塩、しょうゆ、味噌、酢、菓子

            控える食品→香辛料

            禁止食品→牛乳・乳製品、アルコール飲料、カフェイン、炭酸飲料  

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