胃下垂症→胃の位置が普通より下がっていることをいい病気ではありません。ところが胃アトニー(胃壁の緊張低下)、胃炎、

            低血圧、自律神経失調症などが合併したり、胃の機能低下で、胃のもたれ感、重圧感、げっぷ、胸やけなどの

            症状が現れると治療が必要になる。生まれつき痩せで、筋肉のあまり発達していない、いわば無力体質の人に

            よく見られます。胃ばかりでなく、腸、胆のう、腎臓など内臓全体の低下が見られ内臓下垂症とも言われる。

            後天的に起こる場合は、無理なダイエットを行い必要以上に減量した場合などに、腹腔内の脂肪が減少し胃下垂

            が現れます。したがって後天的に発症した場合は、体重を増加させれば、元の位置に戻せます。

        治療方法→かって、日本人の栄養状態が悪かった頃、胃下垂は多く、病気と考えられたが現在では病気とはとられない。

            故に、積極的な治療法はなく、薬もありません。しかし、上記の合併症の時は食事、ストレスの解消が試みられる。

      食事療法のすすめ方

         @痩せで胃下垂の人は体重を増大させることで治癒でき、種々の症状も消失します。

         A油っこい食事は胃内滞留時間が長くなり摂食量が少なくなるので低脂質の高たんぱく質で高糖質食とします。

         B胃の負担軽減の為1回の食べる量を少なくし、何回にも分けて食べるようにします。朝の欠食はよくない。

         C胃下垂の人は神経質でストレスを受けやすいタイプが多いので食事は楽しくゆっくり食べましょう。

         D胃下垂がある場合、胃液の分泌が悪く、消化機能の低下が見られる。食事中に水分をとると胃液が薄まり、

           消化能力がますます弱まります。水やお茶を飲みながら食べる方法はやめます。

         E酢や香辛料は胃液の分泌を亢進させるので、上手に使うようにします。

     食品選びの目安

        多めに摂る食品→ご飯、パン、めん、肉、魚貝、卵、大豆・大豆製品、砂糖、酢、香辛料、菓子

        普通に摂る食品→野菜、芋、かぼちゃ、果物、牛乳・乳製品、塩、しょうゆ、味噌、アルコール、カフェイン、炭酸飲料

        控える食品→海草、きのこ、コンニャク、油

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