低出生体重児(未熟児)→出生時体重が2,500g以下の新生児のこと。日本人の平均出生体重は約3,000gで未熟児数は

           全体の約10%ほどです。未熟児の原因は胎児の発育は正常だが早産で低体重の場合と子宮内での発育が遅い場合 

           の2つがある。そこで、37才未満で生まれた低出生体重児のみを未熟児と呼ぶこともあります。、殊に、1,500g以下

           になると死亡率も高い。34週以前に生まれた場合はお乳も飲めず、消化機能も不十分で低血糖や鉄欠乏症貧血を

           おこしやすい。1〜2才頃までは知能も運動機能も多少遅れるが、大きくなるに連れてその差はなくなってきます。

           原因はいくつかあるが、特に重要なのは妊娠中毒症です。

        治療方法→特別な保育が必要@授乳やオムツ交換は静かに安静を保つ。A体温が低く、しかも周りの温度に影響を受け

           易いので、保温に気をつけること。B感染に対する抵抗力が弱いので、衛生管理に気をつけること。C呼吸障害を

           起こしやすいので、必要な場合は人工呼吸器を用いるなどの配慮が必要です。

       食事療法のすすめ方

         @以前は呼吸への影響を考え、生後2〜3日後に授乳を開始したが、最近は脳の発育、脱水や低血糖、酸性症の

          予防などを考え、生後6〜12時間頃より授乳を開始します。最初の1〜3回は5%のブドウ糖を少量与え、ミルクへと

          すすむが、この場合、確実に注入または哺乳できるか、さらに、次の授乳時まで胃内に残留しないことを確かめる。

         Aできれば母乳を与える。

         B1回、3〜5mℓの授乳量から開始します。1日8回、3時間ごとに授乳を行い、徐々にその量を増やし、体重の変化を

          見ながら体重1kgあたり160mℓになるまで増量します。目安として1〜2週間過ぎて、エネルギーが体重1kgあたり

          120kcalくらいになるとよいでしょう。

         C感染に対する抵抗力が低下しているので、調乳の際の消毒に気をつけましょう。

     食品選びの目安

          母乳か乳児用調整粉乳。

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