保健機能食品

栄養機能食品

✤ビタミン・ミネラルのサプリメントの現状について
                                   男性      使用状況                                       女性                                            
                                      男性    飲む頻度                                      女性
       

国民全体の2割近くの人がサプリメントをすでに利用していること、各世代にわたって多くの人が利用していることを考えると適切な栄養指導が欠かせません。

✤食事からの必要な栄養摂取の自己評価
                                    男性                                                  女性
       

✤ビタミン・ミネラルを飲む理由                               

理由 男(%) 女(%)
不足している栄養成分の補給 33.9 38.3
美容 1.6 17.1
病気の予防・健康増進 61.9 57.2
病気の治療 9.2 12.3
老化防止 10.4 14.3
特になし 6.3 2.8


✤平均栄養摂取量および加重平均所要量

所要量 摂取量 充足率(%) ビタミンC    ㎎ 94 106 112.8
エネルギー   kcal 1838 1954 106.3 ビタミンD    ㎍ 3 8.4 280
タンパク質    g 61.1 73.4 120.3 ビタミンE ㎎α −TE 8.7 8.5 86.7
カリウム     mg 1898 2434 128.2 ビタミンK   ㎍ 54 267 494.4
カルシウム   mg 621 550 88.6 ビタミンB1   ㎎ 0.92 0.89 96.7
マグネシウム  mg 256 262 102.3 ビタミンB2   ㎎ 1.07 1.22 114
リン       mg 758 1057 139.4 ナイアシン ㎎NE 14.1 15.1 107.1
鉄        mg 10.8 8.2 75.9 ビタミンB6   ㎎ 1.31 1.18 90.1
亜鉛      mg  9.8 8.5 86.7 ビタミンB12  ㎍ 2.2 7.7 350
銅        mg 1.61 1.25 77.6 葉酸      ㎍ 189 313 165.6
ビタミンÅ  ㎍RE  544 981 180.3 パントテン酸 ㎎  4.72 5.71 121

✽平均値で見る限り、サプリメントを利用する意義のあるミネラルは、カルシウム・鉄・亜鉛・銅であるといえます。
 
 亜鉛や銅は㎎~㎍レベルのごく少量しか必要でない微量元素なので、充足率が低いからと言って必要以上に摂取すれば健康危害が生じます。

✽ビタミン類はビタミンE、ビタミンB1 ビタミンB6 が所要量を下回っていました。他のビタミン類は大きく上回っています。水溶性のビタミンの場合は多少過剰に摂取しても、

身体にとって必要以上のものは体外に排出されるので過剰症の心配はないが、脂溶性のものは、過剰摂取されると体外に排泄されることなく体内に蓄積されていき、

その限度を超えると 様々な過剰症が発症するといわれていますので、ビタミンA,Dについては気になるところです。

❂栄養素摂取量は、あくまで平均値ですから、基本的には個人レベルでの摂取量調査や栄養アセスメントといったものが必要であると考えます。

場合によっては、食事のみでは摂取不足である場合もあるし、逆にサプリメントの利用によって摂取過剰となっている方も少なからずいるはずです。

今後の栄養士にはこれら新食品の摂取効果と適切な有効利用法について、深い知識とアドバイス技能をもつこと、および、栄養素摂取量等の評価を簡単かつ的確に

行う方法の開発が望まれます。日常の普段の食事から必要な栄養素の種類と量を摂取することが重要ですし、それが基本です。健康食品はあくまで補助的に使用すること

が望ましいと考えますが、現代は価値観の多様化し、また忙しい世の中です。各個人の様々なライフスタイルにおける効果的な利用、高齢や身体の障害で食事が作れない人、

身体機能が低下して十分な栄養補給が困難な時などには、積極的に使用していく必要もあるでしょう。であればこそ、適切な指導・アドバイスが行える管理栄養士などの

専門家が必要なのです。