中高年の為の正しい検査値の読み方

  ◎色々な臨床検査の基準値      

血液一般の検査値 腎臓・泌尿器系の検査値
循環器系の検査値 呼吸器系の検査値
脂質の検査値 胃・腸・食道の検査値
代謝機能の検査値 骨・関節・筋肉の検査値
動脈硬化の検査値 感覚機能他の検査
肝臓・胆道機能の検査値 腫瘍マーカーの検査値
膵臓機能の検査値

  ●血液一般の検査値

  ✦ヘモグロビン(血色素料、Hb)   

  ✨関係する主な病気    高値:真正多血症、2次性多血症      低値:鉄欠乏性貧血、再生不良性貧血、

  糖原病、ビタミンB12欠乏、肝硬変、白血病、多発性骨髄腫 感染症、悪性リンパ腫、悪性腫瘍

 ✶どんな検査?・・・ヘモグロビンとは、血液の赤血球中に含まれる血色素のこと。ヘム鉄と、グロビンという蛋白

  がくっついたもので、ヘムの鉄分が酸素と結び付く性質により、ヘモグロビンは全身の細胞へ酸素の運び役と

  なっています。ヘモグロビンは全身の細胞へ酸素を供給し、二酸化炭素を運び出しています。このヘモグロビン量が

  正常値より減少し、血液の酸素供給能力が落ちた状態が貧血で、体内の組織で酸素が不足しめまいなど生理作用に

  障害がおこります、逆に赤血球が多すぎるのが多血症で、いわゆる「血がドロドロ」の状態です。循環血液中の赤血球

  の寿命は約4ヵ月。毎日、血液中の赤血球の1/120が骨髄などで産生され、同量が脾臓などで破壊されて

  赤血球数のバランスが保たれています。その正常サイクル以外のイレギュラーな赤血球の増減を発見する

  手掛かりとなる検査です。ヘモグロビン量の値は一般に男性より女性の方がやや低め。さらに加齢により次第に

  減少します。但し、注意すべきは高低よりも値の変化。普段より急に値が高く(低く)なるなどは問題です。

  一般的な基準値に振り回されるのではなく、自分の年齢、性別を踏まえ、継続的な検査による自分の基準値の

  把握が大切です。