肩・腰・膝の激痛が自分で治せる方法

 

  ✲肩こり

  ✦万歳の姿勢をとって、どちらかの腕が上がりにくかったり、痛みがあれば、そちらの肩が凝っている証拠です。多くの人が悩む「肩こり」は、筋肉の緊張によって起ります。

  肩こりと五十肩とは違うものです。肩こりが筋肉の緊張であるのに対し、五十肩とは「肩関節が壊れて痛みが出たり、動きに制限がある状態」。全く違うものです。

  肩こりはパソコン作業など、長時間同じ姿勢をとることで多く起ります。長く同じ

  姿勢をとり続けると、肩や周辺の筋肉はある方向に引っ張られます。自らの体を

  守ろうとする防御反応で、これ以上引張ってはいけないと体が判断して、引っ張

  られている筋肉がカチンと締め付けるのです。これが肩こりで、筋肉同士が綱引

  きをしている状態です。力が強く引っ張っている勝ち組の方の力を緩めると肩こり

  は楽になります。そこでお勧めが「体の2点さすり」と「腕斜め上げ動作」。
  
  前者は右肩がこる人は体の右側、左肩がこる人は体の左側で行います。鎖骨の

  下の部分と脇の下の部分を優しく手でさすってください。さすり方は自由で、時間

  も制限ありません。強くさすると筋肉が緊張するので、ポイントは優しくさすること

  です。そして、さすった後に再度腕を上げてみて、さする前より、腕が上げやすく

  なっていれば、筋肉の緊張が緩み、肩こりが解消された証拠。まだ、上げにくいようでしたら、再度同じ部分をさするといいでしょう。これは大胸筋と広背筋の緊張を緩め、

  その結果、鎖骨と肩甲骨の動きが良くなり、肩の凝りも和らぐというわけです。また、僧帽筋広背筋を鍛える体操「腕斜め上げ動作」も肩こりの人には効果的です。慢性的
 
  な肩凝りが続くと、首の骨が自由に動きにくくなり、付け根の部分に大きな負担をかける元凶に。ルニアなどの原因になりかねません。後者のやり方:椅子に座り、右腕を

  斜め前に伸ばす、引っ張られる感じで10秒。左も同様に。左右で1セットして3セット行う。

  ✦肩スットン動作→利き腕だけを使うバランスの悪さが肩こりの原因。 大人の男性の片腕は、約4〜5kgの重さがあり、これをぶら下げているので、肩は非常に凝り易いのです。

  肩凝りは疲労物質である乳酸が溜まると起こり、肩をはじめ、全身を良く動かしていれば、肩凝りは起きないが、肩を静止した時に乳酸がたまり、両肩に腕の重みがズシンときます。

  肩が凝ってきたな、疲れたなと感じ始めた時に、肩を良く動かすといいのです。普通は右利きの人は右だけを使うのでこれが肩こりの原因です。左右の肩を均等に使えば、肩凝りは

  起きません。右手を使って疲れを感じたら、左手もブラブラ振って動かすだけでもいいのです。左右の肩を均等に動かすことで肩の疲れの残り方は全然違ってきます。

  また、肩凝りの解消には肩甲骨を良く動かすことも大事です。そこでお勧めが肩をスットンと落とす動作です。方法:息を吸いながら肩をぐっと持ち上げ、そのまま再び息を吸い

  ながら肩を後方に動かし、思い切り息を吐きながら、スットンと肩を落とす動作です。肩こりを感じた時に3〜4回行えば楽になります。

  ✦脇の下ほぐし→肩関節の内側に溜まった老廃物や発痛物質をスッキリ排出!入浴中に行えば効果もアップ。筋肉の中には血管やリンパが通っており、体を動かすための

  エネルギーを運んだり、余分な水分や老廃物を排出する役割を果たしています。しかし、筋肉がこわばると、これらの流れがスムーズに行われなくなります。すると、痛みの原因と

  なる発痛物質などの老廃物が筋肉中に溜まってしまい、凝りや痛みが生じてしまうのです。骨と骨のつなぎ目である関節の内側は、筋肉がこわばり易い部位です。特に、脇の下

  などの大きな関節の内側には、リンパ節や無数の血管が集中しているため、発痛物質等の老廃物が溜まり易いのが特徴。そのせいで、表側にある肩の筋肉や関節に凝りや痛み

  を感じやすいのです。脇の下を触ってみると、腕や肩に痛みや凝りがある人は、強めに押すと、肩や腕に「ジーンとしびれを感じる部分」があるはずです。その部位こそが老廃物が

  溜まった部分で肩の凝りや痛みが発生する原因となっているのです。この部分をほぐすことで、辛い肩凝りや痛みを解消することができるのです。手軽なほぐす方法として脇の下

  ほぐしです。ここはリンパ節のあるデリケートな部分なので、力任せにぐいぐい押すことは避けてください。「痛気持ちいい」と感じる程度の強さで、ゆっくり30回/日程押しましょう。

  小さめのタオルを丸めて、脇の下に挟んで、腕で押すようにして、脇の下を刺激してください。ゴムボールでも良い。これは入浴中に湯船の中で行うのがおすすめです。お風呂上がり

  でも筋肉が軟らかくなっているので、さらに効果アップが期待できます。尚、脇の下には極泉というツボがあります。このツボは手や腕、肩のしびれや痛みに効くほか、ストレスや

  精神疲労にも効き目があります。脇の下をほぐせば、このツボを刺激することもでき、効果的です。

  ✦ツボ押し肩回し&タオル枕→肩こり解消に効く特効ツボ「肩井」。肩凝りになる人は、手そのものが疲れている場合が多いので、気がついたら、腕全体をもんで疲れを

  とるように心がけるといいでしょう。腕をよくもむことで肩凝りも楽になります。肩凝りにお勧めが「肩井けんせい」というツボです。肩の血行をよくして凝りをとる効果の高いツボです。

  「肩井」は、首の付け根と肩先との中央部分に位置し、右肩なら左手の中指の先を差込むようにして刺激する。ツボを押しながら肩を前後各10回ずつ回します。

  また腕を長時間使い、肩そのものが前に出た姿勢になる人が多いので、この前のめりになった肩を後ろに持っていく姿勢をとれば、肩凝りは楽になります。自宅で簡単

  にできる方法としてお勧めがタオル枕です。バスタオルのような大きいタオルをきつめに巻き棒状にし、2本作り、紐で1本にまとめます。高さが10cm以上ならOKです。

  これを背中の下に敷いて寝れば、肩が後ろにだらんと下がった姿勢になります。TVを観ながら10〜20分行います。なかなか肩凝りが治らないという人は、食事にも気を

  つけたほうがいいでしょう。お腹の調子が悪いと左の肩が凝ってきます。肝臓の調子が悪いと右肩の凝りとしてあらわれる。毒素や老廃物は体の上のほうに上がってくる

  という特徴があり、朝起きて、すっきり目覚められない人は食事の量が多く、就寝中胃腸が休まっていない人です。そんな方で肩凝りがある人は食事量を減らすことです。