◎脳卒中の一般的な予防法・治療法

●動脈硬化の予防法(日頃の暮らしの中で実行すること)

✦食生活ではバランスを・・・・・脳卒中の予防とは、動脈硬化の予防と急激な血圧変化を避ける暮らし方がポイントです。

 ✧30種類以上/日のおかずと主食をバランスよく食べること   ✧体重を標準体重の土10kgにコントロールしておくこと   ✧中性脂肪が高い人はアルコール、甘いお菓子、

 清涼飲料水を避けること   ✧獣脂の取り過ぎを避けて植物油・魚油を多めに   ✧塩分は控えめに   ✧食物繊維を多く   ✧ゆっくり良く噛む   

✦酒とタバコ

 ✧タバコは血管を異常に収縮させます   ✧飲酒しながらのタバコはなお悪い   ✧アルコールは適量を守ること(お酒は1合、ビールは1本、赤ワインは2杯)

✦運動と睡眠

 ✧ゴロゴロ生活は心肺機能を低下させる。日中は動いて夜はぐっすり眠る   ✧運動は体力に合わせてジンワリと汗をかく程度に   ✧突然の激しい運動は厳禁   

 ✧運動中の息切れ・動悸・目まいは要注意[医師に相談]   ✧眠りが悪くても酒や睡眠薬に頼らないこと   ✧寝るときと起きるときのメリハリははっきりと

✦生活習慣・生活空間

 ✧程よい室内温度と通気を良く湿気を避ける   ✧急激な温度変化を避けること   ✧排尿・排便の我慢は血圧を上げる   ✧脱水症状に気をつけ血液の濃度・粘着度を高くしないように

 ✧お風呂はぬるめのお湯にゆったりと   ✧一番風呂は避ける  ✧温度差が大きいと血管が収縮して血圧が高くなり、発汗は血管を広げたり血液が濃くなり血圧を下げるー脳卒中を起こしやすい

✦その他  

 ✧強い緊張感はストレスの元、ほどほどの緊張・集中は脳機能の活性化。ボケ予防。   ✧運動不足は血液循環を低下させボケの遠因となる。過剰運動はストレスとなる

●脳卒中の予兆

✦手足の動きがいつもと違う 

 ✧急につまずきやすくなった   ✧片方のスリッパが脱げやすい。敷居をまたぐ時に足がひっかかることがある   ✧階段の昇降に不安感がある   ✧手足が震える   ✧歩き方が真っすぐでない

 ✧食事中箸が手から抜けた、針が持ちにくい   ✧急に手足がしびれた   ✧素手、素足なのに手袋・靴下をしている感じ   ✧不器用になる、字が下手になる

✦記憶・言葉

 ✧物忘れが激しくなった   ✧物の名が思い出せない   ✧電気・水道・ガスを消し忘れ、注意しても知らん顔をしている   ✧一瞬記憶を失った。自分がどこにいるか分からなくなる

 ✧急に言葉が出なくなる   ✧早口で話されると理解しにくくなった   ✧いつもうつむき加減で、何かブツブツ言う   ✧計算が下手になった

✦口・喉

 ✧口が重くなり、急にろれつが回らなくなる   ✧声がかすれる   ✧口の周りがしびれる   ✧大きな声を出そうとすると、息が途切れる   ✧蒸せやすく、痰がからみやすい

 ✧水を飲みにくくなる。ものを飲み込みにくくなる   ✧舌が回りにくく、声が聞き取りにくくなる   ✧痰が喉に絡んだような気がする

✦耳・聴覚

 ✧急にひどい耳鳴りがする   ✧いつも耳鳴りやめまいがする   ✧耳が遠く、何回も聞きなおす   

✦視力・視野・視覚

 ✧片側のものが見えない、ぶつかった   ✧急に目の前が暗くなる   ✧ものが二重に見える   ✧急にめまいがする

✦感情の変化

 ✧全体に活気がなく眠そう   ✧いつも頭が重くすっきりしない   ✧急に逆上したりする   ✧すぐに泣き顔になる   ✧大しておかしくないことに大声で笑う

✦その他の感覚の変化

 ✧顔に布がかかっている感じがする   ✧周囲のものがグルグル回る   ✧身体がふらつきめまいがする   ✧急に頭痛がしめまいがする   ✧急に肩が張ってくる 

 ✧急に冷や汗が出る。心臓がドキドキする   ✧時々ひどい頭痛がする

現代医学での脳卒中の検査・治療

✦検査法

 ✧血圧の検査・・・・・血圧が低くても脳卒中の危険性はあるが、高いと脳卒中の可能性が高いので大切な検査です。 

 ✧心電図検査/胸部レントゲン検査・・・・・高血圧が長期にわたって続くと心臓肥大・心臓の拡張になり、不整脈や心筋障害につながります。これは脳卒中の背景になるので心臓チェックする。

 ✧尿検査・・・・・腎臓障害は全身の代謝に直結していますから、その関連で脳血管や脳機能への影響を検討します。

 ✧血液一般検査/血液生化学検査・・・・・糖尿病や高脂血症が見つかれば、これは脳卒中との関連が深いので、精密に調べることになります。

 ✧コンピューター断層撮影検査(CT検査)・・・・・脳梗塞なのか脳出血なのか、それはどの部分かを知ることができます。

 ✧MRI検査/MRA検査・・・・・磁気を使って、脳を様々な角度から調べ、主に脳血管の様子を知るのに使われます。 

 ✧眼底検査・・・・・眼底の動脈硬化の度合を調べて脳内の動脈硬化の程度を知る方法です(最近はあまり使われない)

✦治療法

 ✧外科手術・・・・・a 血腫を取る   b チューブで血腫を洗い流す。吸引して取る   c 動脈瘤の破裂部分をクリップする   d 合併症として脳内の水圧が不正常になった場合、髄液の流れを良く

 する為の手術をする   e 血管への処置や出血による刺激で脳血管の異常収縮がおき、血流が細ることがあり、これは後に大きな影響が出る、細心の注意が必要です  f 脳血管のバイパス手術 

 ✧内科的・薬物療法的な方法・・・・・a 薬物で血圧を下げ、安定させる   b 急性期に末梢血管を広げる薬剤を投与し、血流を増やす   c 血流障害部の周囲から血流を増やす薬物を投与する

 d 血流を増やす薬剤を投与する   e 脳浮腫の治療薬を投与する   f リハビリで運動機能の回復を図り、失われた脳機能をカバーする

奇跡の一滴が脳に効く