✤人間の寿命を握る生活習慣

最近、血液の状態がサラサラとかド


人生の幸せは肝臓で決まる

”薬食同源”の新サイエンス「この食習慣が老化を止める」


◎”薬食同源”の新サイエンス「この食習慣が老化を止める」

ビタミン食、ミネラル食で活性酸素を消去する この食べ方なら40代の体は大丈夫


●ビタミン食、ミネラル食で活性酸素を消去する

体内第一の防衛軍である活性酸素の「消去酵素」も、残念ながら42歳を境に、その生産能力がめっきり減ってしまいます。当然、悪玉活性酸素の暴走を止められなくなります。

42歳を男の厄年とするのも納得がいきます。赤ちゃんから青少年の場合、体に取り入れた酸素の2%が、30才になると3~5%が、50歳では10%が活性酸素になるといいます。

では40才を過ぎたら、体外から強力な抗酸化食品を補うしかありません。それらはビタミンやミネラルが豊富な緑黄色野菜や柑橘類です。

✧β-カロチン(カロチノイド)・・・・・これは大部分が腸で、残りは肝臓でビタミンAに変えられます。その効果は特に胃炎や胃潰瘍を防ぐ。人参、トマト、柿、ホウレン草などに多く含む。

 ただし、カロチノイドは油溶性で油に溶けた状態で摂取しないと効率が悪い。油炒めや天ぷらだと吸収率は高まる。しかし、脂分は消化器や肝臓に負担がかかるので要注意です。

✧サイアミン(ビタミンB1)・・・・・脳の神経細胞は糖質しかエネルギーにしませんが、糖質からエネルギーへの転換を手助けするのがビタミンB1で悪玉活性酸素の攻撃から守ります。

✧フラボノイド(ビタミンB2)・・・・・抗酸化食品の代表でレモンなどの柑橘類の皮に多く含まれ、細胞膜を強化する作用があり、血管を強くする。ポリフェノールの一種の赤ワインが有名。

✧ピリドキシン(ビタミンB6)・・・・・肝臓は大酒を飲むと解毒過程で大量の活性酸素を発生させる。その分解・解毒に協力したり、糖分を分解するホルモンのインスリン活性を高めます。

✧コバラミン(ビタミンB12)・・・・・頭がよくなるビタミンとして知られている。体内で合成できないので食べ物から摂らねばならず、造血ビタミンとも言われ赤血球の形成と再生に関わる。

✧アスコルビン酸(ビタミンC)・・・・・抗酸化食品のエースで強力な酸化還元性を持つ。悪玉活性酸素を無力化して、細胞膜の過酸化を防ぎ、リンパ球の免疫機能を働かさせる。

                      コラーゲンの生成にも関わっている大事な成分です。 果物(柑橘類)、さつま芋、カリフラワー、イチゴ、ジャガイモなどに多く含まれる)

✧α-トコフェロール(ビタミンE)・・・・・若返りのビタミン、不老長寿のビタミンとして人気があり、抗酸化ビタミンの中では1番強い。血管壁の細胞の中にあると血管のしなやかさを保つ。

                        小麦などのシリアル(穀物)の胚芽油や大豆など植物性油、および魚油に多く含む。

✧フェロキノン(ビタミンK)・・・・・止血に関係している     ✧ナイアシン(ニコチン酸)・・・・・神経のビタミンといわれる     ✧ビオチン・・・・・抜け毛を防ぐ     ✧酢酸はカリウムを

     助けて体内の酸性度(PH値)の調整に協力します      ✧セレン(セレニウム)・・・・・爪のわれ等を防止するビタミンでねぎ、玉ねぎ、にんにくなどに含まれる。

✧葉酸(プロテイル・グルタミン酸=ビタミンM)・・・・・人体の生命のプログラムに記された遺伝情報を新しく生まれた細胞に伝達するのに不可欠といわれる。妊娠適齢期の女性には特に

    葉酸を積極的に摂るよう指導している(厚労省)。不足すると古い細胞が死滅せず居座って増殖してDNA異常が起きる。ホウレン草などの葉物野菜や豆類、レバー等に多く含む。

何故緑黄色野菜なのか? 光合成に必要な葉緑素にはマグネシウムが体内に入って鉄分に置き換わると、葉緑素はたちまち真っ赤な血色素ヘモグロビンに変身します。血液の質を正常に

   保ち、新鮮な酸素と結合し、赤血球に乗り全身に酸素を運びます。しかし、いくら緑黄色野菜でも太陽の光を十分に浴びていないハウス栽培物は抗酸化力が少ない。

最近の食材の生命力が弱くなっている理由は土の質が落ちていること、せっかくの緑黄色野菜もビタミン、ミネラル不足、抗酸化食品として役に立たない。よい土とはミミズが多くいる土です。

有用微生物が多いと作物の根に栄養を与えるが、農薬(除草剤や殺虫剤)や化学肥料ではこれら微生物が生きられなくなり、土地がやせ細ってしまうのです。微量元素も少なくなり、見た目

は美しいが野菜としての抗酸化力を失っている。更に成長促進剤としてホルモン剤が使われ、これは人間の体内に入ると残留し生体機能を狂わせる。無農薬の有機栽培が一番です。

地産地消・・・自分が住んでいる土地で生産されるものを食べている限り、不健康になることはない。人間の体と土地は切っても切れない関係にある。という意味です。

この食べ方なら40代の体は大丈夫

✲フードファシズムに惑わされず、ある特定の食品だけを摂るのではなく食事全体のバランスが大事です。5大栄養素を過不足なく摂ることがバランスの良い栄養ということです。

それも総エネルギーの55%を糖質から、15%をタンパク質から、20%を脂質から、残りがビタミン、ミネラルから摂るのが望ましいと言われています。

✲高齢者は肉を食べるなの誤解・・・牛・豚はたんぱく質の宝庫ですが、一方で脂肪分もまたたっぷりとついています。美味な脂肪分も体内に入ればコレステロールになります。

悪玉、善玉コレステロールの違いは“乗り物”によって呼び名が違うだけです。即ち、肝臓で脂肪分から分別・生産されたコレステロールは、低比重リポタンパク(LDL)という運び屋の貨物車に

乗って体内各臓器に送り込まれます。血管の細胞膜を構成する大事な成分だからです。この状態が、いわゆる悪玉コレステロールです。しかし、本来は身体に必要なもので、量が多過ぎると、

血管壁や肝臓にたまって悪玉の働きをします。副腎では皮質ホルモン(ステロイドホルモン)の原料になり、性腺では性ホルモンの原料物質になる。肝臓では胆汁酸の原料になって肝臓の

分解・解毒作用を活性化します。神経細胞では、細胞同士が互いに刺激して反応しないよう、絶縁体の役割を果たします。そしてコレステロールは、帰り道には細胞が余分にため込んだものを

取り込んで肝臓に戻ります。その時利用する貨物車が高比重リポタンパク(HDL)で、これが善玉コレステロールです。悪玉コレステロールが増え過ぎると、血管内にしこりを作り、活性酸素の

攻撃に耐えられず動脈硬化の原因になります。肉食反対派は「コレステロールは体に必要なものだから、食べ物から摂らなくても肝臓が自分で作りだす」と。対して賛成派は「高齢者になると、

肝臓でコレステロールを生産する能力が落ちてしまう。だからこそ食べ物か補ってやらねばならない」これはどちらも正解です。肉を食べねば筋肉が育たないというのは間違いで、草食動物の

象やキリンのあの体格はどうでしょう?肉食は瞬発力ある筋肉を作るのに役立つが持続力のある筋肉は作れません。ただ人間の幼・少年期に骨格・筋肉の成長を早めるのは確かです。

「コレステロールが極端に低い高齢者は、うつ病にかかる可能性が高い」という説もあり、高齢者でもそこそこコレステロールは必要なのです。これもバランの問題で多くても少な過ぎても困る。

✤体にやさしいこの食べ方、5つの提案

1噛むことの効用・・・・・①歯が強くなる   ②唾液がよく出る(口内での消化が進んで、胃の負担が軽くなる)   ③頭の回転がよくなる(顎を良く動かすと脳に大量の酸素を送り込む)  

               ④第6感が冴えてくる   ⑤エネルギーが強力になる(インスリンの分泌がよくなり糖代謝を促進する)

     人間の歯は犬歯4本、門歯8本、臼歯20本からなり、食事のベスト配分は牛や豚などの獣肉1、野菜果物2、穀類5で犬歯1、門歯2、臼歯5の割合と一致する。

     噛む回数は邪馬台国の卑弥呼が1回の食事で4000回、源の頼朝2650回、徳川家康1500回、戦前は1420回、現代は620回だそうです。顎が育たず噛み合わせが悪くなっている

     骨格の成長を阻害し、ひいては体力の低下を引き起こしてしまう。というわけで年をとっても固いものを避け、柔らかいものばかり食べているとボケや老化を早める。

2よく味わってゆっくり食べる・・・・・よく噛むことは、満腹になる前に満腹感がきて、大食いすることがなくなる。急いで食べるとインスリンが多量に出て血中の糖分が低下し満腹感がなくなる。

3身になる時間帯に身になるものを食べる・・・・・漢方での昼食時間は午後1~3時の間が理想的だそうです。漢方医学によれば1年のうち最も消化器系統が活発になる時期が土用の季節。

    年4回の土用の季節のうち夏の土用(長夏)は秋冬に備えて栄養を蓄える時期なのです。では1日のうちではこの長夏に相当する時間が未の時刻(午後1~3時)。消化器系統はこの

    時刻に活発になる。だからこの時間帯に食事をすれば、最も効果的だということです。
    
 さらに漢方の秘伝に・・・・・朝は肝臓の時間帯なので酢っぱい系の食品を食べる。正午は心臓の時間で苦い系の食品を食べる。午後は膵臓の時間帯なので甘い系の食品を食べる。

 すなわち午前中から正午は梅干しやお茶、レモンテイーなど、午後は糖質、脂質、タンパク質の3つをたっぷり。この理論だと”昼食を最も重視せよ”という説とピッタリ。夜は肺臓の時間帯

 でミネラル系の食品が合うのだそうです。ご飯のおかずに魚介類や海藻類を食べるのが理想的だーと。食事にも身になる時間帯と身になる食材があるということです。

4日本人のフルコースは3食お米がいい・・・・・人間の脳は糖分だけしかエネルギーにしません。しかも脳は最も多くエネルギーを消費します。ところが人間は12時間以上経過すると脳の中に

 糖分はなくなるようになっていて、晩8時にご飯を食べたら朝8時には脳を動かす糖分はありません。だから毎日、ご飯は3回食べなければいけない。いつも腹8分目で脳の働きもばっちり。

5食事をストレスにしないこと          以上の食べ方を実践していれば無理な食事制限やダイエットなどする必要はありません。

✤肝機能が落ちている時に肝臓を元気にする食事の基本

Ⅰ新鮮なたんぱく質を良く摂る・・・・・タンパク質は肝細胞を形成する大切なもの。大豆、魚、脂肪分の少ない肉から摂り、脂肪の多い肉類は肝臓に分解する労力をかけるので避けましょう。

    鶏卵、牛乳、鶏肉(ささみ)、マグロ(赤身)、カツオ、タイ、タラ、アジ、アナゴ、鮎、牡蠣、豆腐、納豆、大豆、湯葉、ヒレ肉、レバー、チーズ、ヨーグルトなど。

2糖質もきちんと摂る・・・・・糖質は分解されて肝臓のエネルギー源であるグリコーゲンになるので大切。不足するとタンパク質をピンチヒッターにして、グリコーゲンを産出するがアンモニアも

                 発生して肝臓に負担をかける。

3ビタミンやミネラルを豊富に摂る・・・・・肝機能が低下するとビタミン、ミネラルが不足しがち。ビタミンを蓄え合成するのも肝臓の役割なので野菜や海草を多く摂ること。
 
    人参、ニラ、ホウレン草、大根葉・・・カロテン         アスパラガス、オクラ,レンコン・・・グリコーゲン、ビタミンB1     

    アシタバ、小松菜、クレソン・・・ビタミンB2          ピーマン、ブロッコリー、芽キャベツ・・・ビタミンC

4食物繊維を摂る・・・・・便秘は腸内で発生したアンモニアを血中に吸収、それを分解するのに肝臓に負担がかかる。  海藻類、ゴボウ

5牡蠣、タコ、イカ、アサリ、エビ等でタウリンを摂る・・・・・アミノ酸の1種であるタウリンは、コレステロールを胆汁酸に変え、胆汁の分泌を促す。肝細胞にいい働きをする。