人生の幸せは肝臓で決まる
肝臓から人生を考える時代が来た 貴方の寿命は肝臓が元気ならどんどん延びる
”薬食同源”の新サイエンス 免疫力を高める新説「肝臓食」の知恵
健康長寿の暗号、「免疫力を生みだす“ミラクル細胞” 肝臓が気になる貴方の「Q&A]

 

「広辞苑」によれば肝臓は「(きも)」または真心、カナメとあります。肝に銘じる、誰誰の肝いりで、肝っ玉が座っている、肝試し、さらに腎臓と合体すれば肝腎カナメ、胆のうと協力すれば

肝胆相照らす。このように肝の字は古来より最も大切な意味で用いれられてきました。体の中で1番大切なところは?と問われれば大方の人は心臓か脳と答えるでしょう。

たとえ心臓や脳が作動したとしても、"元気のもとである“肝臓が弱っていては、体が言ううことを聞いてくれません。肝臓は「生体の化学工場」と呼ばれるほど多くの機能を持っている。

①代謝作用・・・・・口から取り入れた食物から栄養分を選別し分解し、体内組織のそれぞれが働きやすいように作り変え血液中に送り出し、余った分は貯蔵もしてくれる。

②解毒作用・・・・・細菌などの異物やアルコール、食品添加物、薬剤などの有害物質を無害化し体外に排除する。

③胆汁の生産・・・・・肝臓はコレステロールと胆汁酸から胆汁を合成し、胆のうに蓄えられ十二脂腸に送られる。胆汁は脂肪分を乳化させ、小腸での消化・吸収に重要な役割を果たします。

④血液量の調節作用・・・・・肝臓を行き交う血液の量は1.5㍑/分、2160㍑/日にも上り,1升瓶で1200本分という量です。肝臓はこの血液の流れを、過不足なく正常に維持しているのです。

最近、注目されている「アルブミン」という肝臓で合成されるタンパク質が多い人ほど長生きするというデータがあります。要するに長寿の決め手になる因子に肝臓が深く関わっているのです。

肝臓が元気なら、毎日の生活も生き生きそのものです。病気知らずなら、年々増え続ける医療費も節約できるのです。米国の最新医学事情も殆どの病気の原因は間違った食生活にあると

いう結論で東洋医療、健康食品などを取り入れ、自然治癒能力の回復(免疫力)を上げること、これこそ肝臓を生き生きさせ、ストレスに負けない体を作り人生を幸せに送る最善の道である。

◎肝臓から人生を考える時代が来た

「免疫力」を高めれば健康長寿になる 人間の寿命を握る生活習慣の意外な結果


●「免疫力」を高めれば、健康長寿になる

✲肉体を構成している約60兆個の細胞があり、その各細胞に細胞の核があり、その中に染色体が納められている。その中に“生命の設計図”DNA(遺伝子)が折りたためられている。

そしてそれぞれの染色体の端にはテロメアという回数券のようなものが付いていて、これを“生命の切符”とも呼ばれ、年々、1枚ずつ、ちぎられていきます。通常ならばこの回数券は125.6年

あるとされている。つまり私達人間は125.6才までは生きられると生命の設計図にプログラミングされている。世界一の長寿国日本でも80才前後で間違った生活習慣やストレスで40年足りない。

この原因は体内で過剰に発生する活性酸素の害を防げない間違った食習慣と微量栄養素の不足にあると突き止められた(米)。即ち、好き嫌いの激しいバランスの悪い食事や、農薬・化学肥料

漬けの生命力のない野菜類、そして使い勝手のいい加工食品の大量摂取・・・などがそれです。特に加工食品には防腐剤や着色剤などの食品添加物の心配があります。これらは飽食時代の

栄養失調といえます。

✦活性酸素の害・・・・・酸素は鉄でさえボロボロにしてしまう強い酸化力を持っています。その酸化力がさらに2倍、3倍になるのが活性酸素です。我々は酸素を吸いこんでいるので体内では常に

活性酸素が発生しているわけです。ところで体内で最も酸素消費量の多い臓器は、脳ではなく、肝臓です。吸入した酸素の50%を肝臓が、脳は20%、腎臓は15%、その他15%の割合で

消費しています。したがって肝臓での活性酸素の発生が最も多い事になる。ストレス下ではさらに多量に発生します。しかし、活性酸素の強力な攻撃力を免疫システムに活用する働きもある。

つまり、ウイルスや病原菌と対決する免疫細胞群団がこれを利用する。これは活性酸素の善玉で、この活性酸素が必要以上に過剰発生すると逆に悪玉に変身してしまいます。

免疫細胞や正常な細胞まで、ウイルスもろとも無差別に攻撃して傷つけてしまいます。この過剰活性酸素の発生原因が間違った食習慣とストレスです。悪玉活性酸素は細胞膜を突き破り、

遺伝子が格納されている細胞核まで攻撃して遺伝子を変異させてしまいます。細胞膜は不飽和脂肪酸という脂質で構成されていて、異物から核を守る細胞のガードマンです。

活性酸素はその不飽和脂肪酸を過酸化脂質に変え、ガードマンとしての機能を失わせます。遺伝子が変異した細胞は、正常な細胞増殖をすることができず、次々と仲間を増やして癌化します。

✦微量栄養素の不足・・・・・ごく微量だが不足すると障害が起こるという存在で、量はわずかでもバランスが崩れると味覚障害や貧血など体調に異常をきたします。カリウム、カルシウム、

リン、亜鉛、マグネシウムなどがそれです。最近、若人がすぐキレて人を殺したり喧嘩を売ったりするのも微量栄誉素の不足から来ています。体質や寿命を左右する遺伝子まで弱めるのです。

私達の体には、自分の体の異常を正しくする防衛能力が備えられている。医学用語でホメオスターシス、日本語では生体防衛機能、自然治癒力と呼ばれ、ホメオスターシス機能は多岐に及ぶ。

✧消去酵素の存在(活性酸素の害を止める)  ✧免疫システム   ✧自律神経の調節機能   ✧脳内ホルモンの分泌(ヤル気や睡眠の誘導)   ✧微量栄養素の働き 等です。

✲各微量栄養素の働き:

✧カリウム・・・体内PH(ペーハー)のバランス調整を行っている。健康な人の血液は、弱アルカリ性に保たれている。数字で言うと7.0が中性で、それ以上がアルカリ性、それ以下が酸性。

 弱アルカリ性といえば7.4前後で、この範囲を超えると体長は不良になります。体がだるくなったり、不整脈や動悸の原因になったりします。肉食など酸性食品の摂取が増えると、PHはすぐに

 酸性に傾きがちになるので注意が必要です。でもそんなとき体内にカリウム成分がたっぷりあれば、ホメオスターシスの1つとして自然にPHバランスが取れていくのです。 
 
 カリウムは又、余分なナトリウムを体外に排泄して血圧を下げる働き、インスリンの働きをして糖尿病の予防、更に細胞内液の浸透圧を調整して、栄養分や新鮮な酸素は細胞内に押し込み、

 老廃物は逆に吸い出すという働きもある。

✧カルシウム・・・99%が骨と歯に含まれて、血液中に残りの1%が含まれています。この血液中のカルシウムが不足すると骨や歯は弱り、精神的にイライラやヒステリーの原因になる。

 成人1人当たり600mg/日のカルシウムが最低必要なのに、絶対的摂取量が不足しているのです。ダイエットをする女性は要注意です。

✧マグネシウム・・・これも不足しやすいミネラル分です。胃の働きをコントロールしているので、不足すると吐き気が現れます。2日酔いの日など気分の悪い頭痛が起きるのはアルコール分解

 物質のアセトアルデヒドの影響や睡眠不足によって、体内から水分とマグネシウムが失われるからです。

✧ナトリウム・・・塩分のもとですからこれも大事です。人間も海から生まれた生物なので体内に塩分がないと生きられません。胎児が育つ羊水が塩水あるということはよく知られています。

✧リン・・・細胞膜を構成する不飽和脂肪酸の重要な成分です。細胞の新陳代謝になくてはならないミネラルです。     以上四大ミネラルの他に

✧亜鉛…不足すると味覚異常を起こす     ✧セレン・・・爪が割れる

✧ミネラル以外で体に必須のムコ多糖類・・・納豆とかオクラのネバネバ、モロヘイヤとか昆布のネバネバ、牛肉や魚肉を煮た時にできる脂分などに多く含まれている。

 ムコ多糖類の仲間にはコンドロイチン(粘土を保つために必須)、コラーゲン(繊維を伸ばして細胞間をつなぐ)、エラスチン(その弾力を保つ)などがあります。

というわけで、第一の消去酵素から第五の微量栄養素まで含めた自然治癒力という“生命のシステム”が正常に働いている限り、私達の体は健康です。