生命の回数券テロメア

    ✤テロメアの助っ人「酵素」

               

人類歴史より古い酵素の歴史 体内で作られる酵素量は決まっている 人類の敵・活性酸素を撃退する抗酸化酵素SOD
生命の源は酵素 酵素が不足すると ダイエットも酵素の力
酵素の特性 腸と酵素 髪の毛と酵素の影響

     ✲人類歴史より古い酵素の歴史   

  酵素とは、大変身近な、しかもあなたの命そのものの根源でもある物質なのです。生命の誕生は38憶年前あたりとされるが、ここで、「遺伝子が先か酵素が先か」という問題に

  直面するが、現在は遺伝子RNA(リポ核酸)が先という説が優勢だが疑問もあります。地球上最初の生物の誕生は原始の海とされるが加水分解を免れることができたのか

  という疑問も残るが、人間の体が利用している元素が、地上の元素より海水の元素に似ているというのが根拠です。ともかく最初の生物は、RNAを利用したらしいです。

  RNAは自己を複製する能力があり、情報を伝達できるばかりでなく、触媒にもなるのです。触媒とは、それ自身は変化しないまま、接触する周りの物質の化学反応を

  促進するか抑制する物質をいいます。これこそ酵素そのものです。現在でもメッセンジャーRNAが遺伝情報を伝達し、トランスファーRNAがその指示に従ってアミノ酸を選び、

  リポゾームRNAが蛋白質を合成しているのです。遺伝子RNAと蛋白質とのどちらの発生が先とも言えない状況ですが、お互いが必要とし合うことで、少しずつ質の高い

  酵素が作られていったのではということです。そしてやがて分解されにくく、自己修復能力もあり、2本鎖を持つことで、RNAより安定性が高いDNA(デオキシリポ核酸)が利用

  されるようになります。これによって、DNA→(転写)→RNA→(翻訳)→蛋白質という、生物の多くの情報伝達となっている「セントラルドグマ」と言われるパターンができたのです。   

  このDNA及びRNAの働きも酵素によるものなのです。

  ✲生命の源は、酵素

  酵素は動物、植物すべての生命体に存在する命の源で、人間の60兆個の細胞の1つ1つに含まれていて、生命活動を支えているのです。しかし、酵素の重要性はあまり

  知られていません。蛋白質や脂肪や糖質、ビタミン、ミネラルが大切な栄養素であることは誰もが知るところですが、こと酵素に関してはあまり語られることはありません。

  酵素は3000~5000種類もあり、蛋白質からできていて、その多くは腸内有用菌によって体内で作られます。呼吸、分解、合成、排泄と人間の営みの全てに関わっています。

  分解では不要な物を取り除き、合成は必要な物を寄せ集めてコレステロールや胆汁といった新しい物を作ります。各臓器で食べ物から得た栄養素を吸収する時、そして

  体にとって良いものだけを正しく選択します。本物のビタミンやミネラル等の吸収は助けますが、偽物には協力しません。また、人工で作られたビタミンやミネラルだけを

  摂取する人々が増えているが、ビタミン、ミネラルは酵素がなければ吸収はされないのです。ビタミン、ミネラルは酵素の補酵素となるので、ビタミン、ミネラル不足は酵素の

  機能低下となり、さらには内臓はじめ多くの器官の働きが弱まります。神経も酵素による働きで保たれているので、ビタミン、ミネラル不足は神経機能にも障害を及ぼします。

  ビタミンに関しては、最近の作物は土壌の関係で30~40年前のビタミン含有量の1/3~1/5しかないので、よほど日常の食生活に気をつけていないと、常時不足を招くことに

  なりかねません。とにかくあなたの1日は酵素によって始まり、酵素によって終わるといってもよいでしょう。朝目覚めると共に、自律神経は1日の活動に向けて

  副交感神経から交感神経へと切り替わっていきます。この時あなたの体が酵素不足であると、いつまでたっても脳が目覚めません。ボーっとしたままです。

  このまま食事もとらずに電車に揺られて、揺りかご状態でますます眠気が増す中で会社にたどり着いたあなたの仕事びりは、いかようなものでしょうか。

  やはりしっかりと朝食をとって、糖質、蛋白質、脂肪、ビタミン、ミネラルを新たに補給して、60兆個の細胞の酵素にしっかり働いてもらって1日を元気に過ごしましょう。

  ✲酵素の特性

  酵素は人間の命を支える物質で、人間が生きていくための化学作用に必須とされる物質です。酵素が不足すれば体に大きな支障を来し、様々な病気をもたらします。

  酵素は分子量が1~2万くらいの主に蛋白質からできており、3000~5000の種類があります。人間の体の中では常に数々の化学反応が起きており、これを処理して✶

  いるのが酵素です。酵素は多くの種類があるが、それぞれが自分だけの特別な任務を持っており、他の酵素では代用がきかず、その関係は鍵と鍵穴にたとえられます。

  酵素の主成分は蛋白質なので、酵素の性質や働きの多くは蛋白質の構造と機能に似ています。✶酵素の特性は→

  ・触媒として働く…酵素は関わった物の反応を早めるが、酵素自身は変化しない。 

  ・気質(酵素の反応を受ける物質)特異性をもつ・・・1つの気質には1つの酵素しか働かない。

  ・水素イオン濃度に敏感・・・特定のpH出よく働く。

  ・温度に敏感…ある程度高い温度は働きを高めるが、48度以上では失活してしまう。最適温度は35~40度。

  ・水に溶けた状態で働く…酵素は水に溶けた状態でしか働かない。

  ・阻害剤で阻害を受ける…強いアルカリ性や酸性、低温、高温、乾燥などで阻害を受ける。

  酵素の種類はき極めて多く、蛋白質やでんぷんなの高分子を加水分解して低分子にしたり、アミノ酸の作り替えをする酵素等、人間が生きていくために多くの働きをする。

  ✶酵素の種類→3000~5000種類もあるといわれる酵素ですが、これらの酵素は大きく3つの種類に分けられます。「潜在酵素」「消化酵素」「代謝酵素(維持酵素)」です。

  口から食べた物は、分解、消化、吸収され体の各器官・組織に送られて初めて、体にとって必要な栄養素として生かされるのです。この働きをするのが消化酵素です。

  この各器官・組織に送られてきた栄養素を使って、ものを考えたり、話をしたり、歩いたり、運動をしたりと生きていく上で様々な作業を行い、また運動で傷んだ細胞の

  修復をしたり、身体ずくりをしたり、これら一連の行為を行うのは、代謝酵素です。人が何事もなく、生きていくことができるのは、消化酵素と代謝酵素という二つの酵素が

  あるからです。この二つの酵素がうまく働かなかったリ、あるいは不足して、食べた物が十分消化しきれない状態になると、ひどい下痢に見舞われて、仕事も手につきません。

  また、解毒を行う肝臓が十分に働かなかったら、毒素が体に溜まってしまい、肌荒れはもとより、癌に見舞われることにもなりかねません。

  寿命というのは酵素の蓄えのある期間のことと言われています。この有限の酵素を潜在酵素と言います。潜在酵素もまた、テロメア同様一人一人生まれた時から、

  すでに遺伝子に組み込まれているのだそうで、潜在酵素は、食物から得た栄養素によって、消化酵素と代謝酵素とを作り出しているのです。