「体の毒」を出し切るコツ

  ❈「足裏やわ叩き」は歩くのと同じ効果があり、全身の血流の改善する

  私たちの体内には、活動することに伴って生じる老廃物や不要なガスが溜め込まれています。こうした不要物を体外へ排出してくれるのが、全身を巡り、

  心臓へと戻っていく静脈血です。しかし、重力に逆らって血液を送り返さなけらばならない下半身の血液は滞りがちになります。特に、体の最底辺部である

  足の裏は、最も血液が滞りやすい場所。だからこそ、足裏に備わっているのが、血液を送り返すポンプ機能です。そのポンプの最も効果的なスイッチと

  なってくれるのが、”歩く”と言う刺激。この筋肉の動きによって、血液を絞り上げる様にして、心臓へ送り返すことができるのです。

  ところが、交通が発達した現代社会では、歩く機会が極端に減少し、効率的に足裏の血液循環を

  促すことが出来なくなっています。全身の血流の折り返し地点ともいえる足裏に、血液が滞ったままに

  なってしまえば、老廃物や不要なガスは溜まり放題。汚れた川がよどむように、さらに血液が流れにくい

  状態へと陥ってしまいます。この悪循環を断ち切るには、やはり、その元凶ともいえる足裏の血液の

  滞りから解消することが効果的といえるでしょう。とはいえ、何十分も歩いたり、運動したりというのは、

  なかなか大変なこと。しかし、1日たったの2分で、2km歩いたのと同じ刺激を得ることができるという

  簡単な方法があるのです。それが、「足裏やわ叩き」。足裏は血液循環の要所であるだけでなく、

  全身とつながる重要なツボや神経が集中した場所です。この足裏を叩けば、ツボや神経にまで刺激が

  伝わり、わずかな刺激でも、効率よく、全身の血流を促進させることが出来るのです。

  但し、効果を最大限に得るためには、”やさしく”叩くというのが重要です。このごく弱い刺激は、

  ホルモンの分泌や自律神経にも影響を及ぼし、副交感神経を優位な状態に導いてくれます。

  この作用によって、体の様々な機能が調整され、血液循環もよりスムーズになるのです。

  力任せに叩くのではなく、痛みを感じない程度の強さで、ぽんぽんと叩いてみてください。

  こうして「足裏やわ叩き」によって、全身の血液循環が活発になれば、体中の細胞の

  新陳代謝も活性化します。細胞は、体を形作る部品です。この部品一つ一つが元気になれば、体全体の働きが正常になってきます。又、東洋医学の世界では

  生命エネルギーは、足裏から流れ込んでくると考えられていると言います。足裏には、それだけ大きな力が秘められていると言うことでしょう。