「体の毒」を出し切るコツ

  ❈「太もも100トントン」で血液循環スムーズ&血圧降下

  「太もも100トントン」には太ももを揺すぶることで、筋肉の緊張を緩めると言う効果があります。実は、これが、血液の循環にとって、非常に重要なポイントに

  なるのです。足の筋肉と言うと、足を動かすことだけに使われていると考えてはいけません。足の筋肉には、下半身に送り込まれた血液を心臓へと送り返す

  と言う重要な働きもあるのです。この時、血液は、重力に逆らって、心臓まで上がっていかなければなりません。その為、足の筋肉は、収縮・弛緩ちだんを繰り返し,

    乳絞りをするようにして、血液を絞り上げているのです。ところが、運動不足や疲労によって、足の筋肉が衰え、弾力を失うと、うまく収縮・弛暖が出来なくなり、

  すると、血液が滞り、スムーズな循環が果たされなくなるのです。このように血液のめぐりが悪くなると、その分、心臓は血液を勢い良く送り

  出そうとして、血圧は上昇。血管にも負担をかけてしまうのです。こんな悪循環を断ち切るのに有効なのが

  足の筋肉を緩め、弾力をよみがえらせてくれる「太もも100トントン」というわけです(左図)。

  太ももは筋肉の量が多く、血液も多く集まってくる場所。この部分を集中的に緩めることは、血液循環に

  おいて非常に効率がよいのです。その為、こぶしで軽くトントン叩くだけで、滞っていた血液の流れが

  すばやくよみがえり、血圧を短時間で下げることが可能になります。又、東洋医学の面から見ても、太ももには

  「風市ふうし」と言う血圧を下げるツボがあると考えられています。

  つまり、「太もも100トントン」は、ツボ刺激効果とストレッチ効果を併せ持った動作です。但し、注意して欲しいのは、「頑張り過ぎない」と言うこと。力が入ると

  筋肉は緊張し、緩みにくくなりますし、血圧も上がってしまいます。ゆったりと楽な気持ちで心も体も緩めながら行うのがより効果的です。

  ❈国の伝統治療が元の「スプーンこすり」は血毒を排出

  

  中国には、牛の角製のへら状の専門器具で皮膚をこすって、内出血をわざと起こし、毛細血管に

  溜まっていた毒を出すと言う治療法があります。この方法と同等の効果を身近な道具でも得ることが

  出来ます。それが、「スプーンこすり」です。やり方は簡単。スプーンを肌に45度の角度で当ててこする

  だけです。スプーンは往復させず、同じ方向に動かします。1箇所をこする回数は、1回で十分です。

  全身の「スプーンこすり」を1セットと数えて、体調が気になる時は1日1セット、特に健康に不安がないなら

  1週間に1セット行います。力加減は、こすった後の皮膚にほんのり赤い点々状の内出血が出るぐらいが

  目安です。ごしごしこすると、肌を痛めるので気をつけてください。初めはごく軽くやってみましょう。

  血毒が溜まっている時は、軽い力でも、見る見る肌が赤くなります。この肌の赤味は、数日で自然に

  消えます。1日に1回。行うタイミングは、湯上りがベスト。体が温まって血行がよくなっており、効果が

  出やすいのです。