「体の毒」を出し切るコツ

   ❈皮脂中の毒素を除去し、尿からの毒出し作用も高める「頭皮マッサージ」

  「頭皮マッサージ」の毒出し作用として、第1に上げられるのが、毛穴の汚れの除去効果。

  毛穴の奥にある皮脂腺や毛根は、脂質や老廃物が溜まる場所。

  有害ミネラルは油に溶けやすいという性質があるので、その脂質や老廃物の中に入り込んで

  しまうのです。頭皮マッサージで毛穴に刺激を与え、溜まった汚れを誘い出すことは、

  直接的に毒を排出していることになるわけです。

  更に、頭皮マッサージを行うと、頭皮の直下にある副交感神経が刺激されます。

  副交感神経が優位に働くようになると、体はリラックス状態になり、全身の血流が改善。

  体内の老廃物が流れやすくなる上、腎臓へ流れる血流量も自ずと上昇します。

  それに伴い腎臓の機能が活発になり、老廃物が尿と共に排出されやすくなるのです。

  東洋医学では、頭にある百会ひゃくえというツボが、血液やエネルギーの通り道である経路の

  中心であり、その流れは全身に通じているとされています。頭皮をマッサージし、経路の流れ

  をよくすれば、全身の血液循環が良くなるのです。また、頭には腎臓のツボもあるので、

  頭皮への刺激で腎機能を高めることが出来ます。

 

 

 

  ❈ぞおちに手を当てて息を吐く「手当て呼吸」で体内の毒素が抜ける

  体内毒素を溜めない、自宅で出来る効果の高い方法が「手当て呼吸」です。やり方は実に簡単。

  みぞおちに手の指を当てて刺激しながら、心を無にして息を吐くだけです。そうして上体を前屈してゆきます。

  息を吐き切ったら口を閉じて自然に鼻から息を吸いながら、状態を戻します。

  人間の肺の容量は男性が2500〜3500m、女性が1500〜2500mあります。しかし、普段の呼吸で

  使っているのは、500〜600m程度とほんの1/5程度で、残りの4/5は使われていません。

  ここに体内毒素が溜まりやすいのです。息を十分に吐くと肺全体が使われ、肺に溜まっている毒が

  体外に出やすくなります。すると、空いた場所に、体内の各組織に散らばっていた毒が集まるので

  呼吸を何度も繰り返せば、肺ばかりでなく、全身に溜まっている毒素が排泄されるというわけです。

  みぞおちに指を当てるのは、ここに鳩尾きゅうびという体内毒素を出す効果のツボがあるためです。

  回数は1日に最低で5回、できる人は10〜20回行うといいでしょう。