「体の毒」を出し切るコツ

  ❈1日1杯の「毒出しスープ」で体内の毒素を捕まえ、閉じ込め、排出

  水銀をはじめとする毒素は、活性酸素を大量に発生させることがわかっています。活性酸素は、体の中に取り入れた際、酸素の一部が変化したものです。

  少量だと細菌を殺菌する作用があるが、増え過ぎると細胞を酸化させ、錆が生じた状態にしてしまいます。更にその状態が、シミやソバカスといった老化や、

  細胞の癌化を引き起こす原因となるのです。現代社会に生きている限り、身の回りの毒素から、100%身を守ることは不可能に近いといえ、取り込んでしまった

  毒素は、いち早く体外に排出することが大切です。そこでお勧めが「毒出しスープ」です。作り方は簡単。玉ねぎ、ゴボウを昆布で煮て、水で戻した麩を入れ、

  最後に味噌又はカレー粉で味をつけます。このスープが有害毒素に作用する3つの働きについて述べます。1つ目は、玉ねぎの持つ”キレート作用”です。

  玉ねぎのケルセチンは、毒素を挟んで排出するような働きをします。玉ねぎに含まれる、この作用を持つ成分は、肝臓の解毒効果を強化する硫化アリルや、

  抗癌作用があるセレニウムです。2つ目は、有害物質を無毒化する成分で、この作用のある成分は、麩や高野豆腐に含まれ、亜鉛から生じるメタロチオネインです。

  これらは毒を包むことで、悪さを出来ないように閉じ込めるのです。3つ目が、ゴボウにたっぷり含まれる食物繊維です。体内に蓄積された毒素の75%は、

  便から排出されます。食物繊維は、腸に溜まった老廃物を絡めて便として出すことで、毒素をいち早く、効率よく体外に排出する働きをするのです。

  更に、スープの味付けに使う味噌には、強力な抗酸化作用が、カレーの香辛料であるウコンには、肝機能を活発にする働きがあります。

    「毒出しスープ」のやり方  ―  1日2〜3杯食べる

  材料(3食分):玉ねぎ大1個  ゴボウ1本  麩20g  ニンニク1片  昆布小1〜2枚  コリアンダー、味噌又はカレー粉各適量  塩・コショウ少々

  作り方:@麩以外の材料を鍋に入れ、水をひたひたに加えて5分ほど煮る A水で戻した麩を軽く振って水を切り、鍋に入れる B塩・コショウで味を調えたら

  味噌又はカレー粉で味付けする。好みでコリアンダーを添えても良い。

  ❈リフェノールとペクチンが大活躍する「リンゴスープ」

  私たち現代人の体には、水銀や鉛などの有毒ミネラル、ダイオキシンに代表される有害化学物質が溜まっています。これらの有害物質は、脳内では神経に

  入り込んで脳機能障害を招いたり、腎臓や肝臓では血液の浄化能力を弱め高血圧や糖尿病などの生活習慣病を引き起こしたり、皮膚の細胞ではアレルギー

  症状の原因となります。更に、有害物質は、体内で活性酸素を放出し、癌などの病気になる危険性まで高めます。この危険な有害物質をかき集め、まとめて

  体外に出す力がリンゴにあるのです。かき集めるのは、リンゴポリフェノールのひとつであるクロロゲン酸やケルセチンが持つ役目で、血液に入り血中の

  有害物質と反応を起こして合体し、毒性を失わせます。そして、肝臓から腸、腎臓へと運ばれ、便や尿となり排出されるのです。更に、リンゴのペクチンが

  有害物質を便の中にがっちりと固めて、スムーズに体外に追い出します。ペクチンは加熱すると増えるので、温かいスープで摂ると更に効果的です。

  有害物質によって代謝が落ちた体を、スープで温めて代謝を高めると、あらゆる不快症状の改善へとつながります。

  「リンゴスープ」の作り方  ―  1日3カップ朝食として食べ、お茶代わりに飲む

  材料(3日分):りんご2個  水2  りんごの種類は問わず。無農薬がベスト

  作り方:@リンゴは、無農薬なら軽く水洗いし、農薬やワックスが使われていたら、丁寧に洗う Aリンゴは皮をむかず4〜6等分に切る。種にも栄養成分が

  あるのでとらない。ヘタは苦味が出るのでとる。 B鍋に水を入れ沸騰させ、リンゴを入れる、再度煮立ったら、弱火にして蓋をし、1時間コトコト煮る。

  Cリンゴが透明になり、皮が茶色になったら出来上がり。 傷みやすいので2日目以降の分は、余熱が取れたら保存容器に移し、冷蔵庫で保存する。