血液サラサラで病気が治る、綺麗になれる

    ❈冷えの元凶は水だった!

  どうして下半身が冷えるのでしょうか?下半身が冷えやすい原因のひとつとして、下半身が心臓から遠い位置にあるためというのも、もちろんあるが、

  もっと大きな原因は「水」です。診察のとき、親指以外の4本の指でお腹を叩くと、女性の場合、ぽちゃぽちゃと言う音が聞こえることが少なくありません。

  これを「振水音」といい、胃下垂が起きているかどうかを診察する時の基準になります。他に、体中の袋やくぼみといった部分に水、つまり水分がたまっている

  と言うことなのです。これを東洋医学では「水滞」、または「水毒」と言います。このような状態では、鼻腔びこうに水分の多い鼻水がたまっている為に、鼻水やくしゃみが

  出ます。また、るいのうの中に水分が多いので涙が出てきます。肺胞にも薄い水様痰がたまっているので、風邪を引くと、薄い痰がやたらと出てきます。

    西洋医学にメニエル症候群と言われる病気があります。この病気も東洋医学では「水毒」のひとつだと考えられています。内耳の中に平衡感覚を調整する

  リンパ液があって、このリンパ液に含まれる水分の割合が多くなると、メ二エル症候群の症状である、めまいや耳鳴りが起こります。メニエル症候群にかかると、

  吐き気をもよおしたり、嘔吐したりするのですが、これらは、体内の水分(この場合は胃液)を少しでも外に出して、病気をよくしようとする体の反応なのです。

  では、どうして下半身が冷えるのかと言うと、水を入れたビニール袋を手で持ってぶら下げると、下のほうが膨らみます。これと同様に、体内の水分が多いと、

  下半身の方に水分が集まってしまい、足がむくんだり、いわゆる下半身デブになったりするのです。そして、「水」は「冷え」の原因になります。

  下半身に水がたまって冷えてしまうと、上半身に血や熱が突き上げてくるために、上記のようにいろいろの症状が、一挙に出現してくるわけです。

  ❈血はこんなに恐ろしい!

  下半身に水がたまると冷えがおきます。この下半身の冷えは、上半身に血や熱を突き上げさせ、それにより、様々な症状が一挙に引きこされます。

  このように、血行が悪くなって、下半身が冷え、上半身にのぼせの症状が出てくるのが、東洋医学でいうところの「血」です。血液は栄養素や、酸素、赤血球・

  白血球・血小板などの血球、種々のホルモン、免疫物資等を抱きかかえて全身をめぐっています。ですから、血液の循環が悪く、血流が滞っている場合には、

  必ずと言っていいほど、いろいろな症状や病気が出てきます。例えば、「血」によってへその下が冷えてしまった場合、血行不順が起き、へその下に

  血流障害が起きます。そうすると、そこにある卵巣や子宮の働きが悪くなって、月経不順や月経痛をはじめ、子宮筋腫・子宮癌、卵巣のう腫・卵巣癌が

  発生しやすくなるし、不妊症になったりします。また、血は下半身だけでなく、右半身か左半身のどちらかに血行不順を起こし、様々なトラブルをもたらします。

  右半身の血行不順の場合には、右側の偏頭痛、右の肩の痛み、右側の腰痛、右膝に水がたまる、右側の卵巣にのう腫ができる、などというように、血行の悪い

  方の半身に病気と症状がでてきます。こうした病気を治すには、血行を良くしてあげることが先決です。ですから、マッサージ、指圧、鍼灸、入浴、サウナ欲、

  温湿布、スポーツ、カラオケ、適量のアルコールなど、血行を良くすることが病気の治療の助けるのも、うなずけます。私たちは、普段から意識せずに、

  お腹が痛いときは、お腹に手を当て、腰が痛いときには、腰に手を当てます。これは、手を当てることで冷えてしまった患部を温め、血行を良くし、痛みを

  和らげようとする行為です。ここから「手当て=治療」と言う言葉ができたのです。

  ❈えによるドロドロの血液が病気を引き起こしていた

  澄んだ小川のせせらぎも流れをせき止められると、やがてよどんだドブ川になります。このように、血=血行不順が長く続くと、血液中の成分に過不足が

  生じたり、老廃物が溢れて血液がドロドロになります。血から汚血が生じるのです。この汚れたドロドロの血液が、全身60兆個の細胞にくまなく行き渡る

  のですから、細胞=臓器のどこかが病気になってしまうのは当然です。東洋医学でいわれる「万病一元、血液の汚れから生ず」とは、このことを示しています。

   「血」によって引き起こされる病気の中で、1番早く症状が

  表れるのは、やはり、循環に関係するものです。「血の流れ」が

  真っ先に影響を及ぼすところだからです。具体的には、脳卒中、

  や心筋梗塞です。

  近年、過労死が社会問題になっているが、この過労死の90%が

  死亡する1週間ないし4週間前から「血のサイン」が表れて

  いたと言われます。過労死の原因の80〜90%が脳卒中と心筋梗塞

  ですから、この報告は信憑性は高いと言えます。

  この「血のサイン」とは、血の他覚症状のことです(左図)。 

  これらの症状は、全て、体の表面を走っている静脈(毛細血管)の

  血液の汚れの滞りによって引き起こされるものです。

  「血のサイン」がある人の90%が過労死すると言うことではなく、

  過労死した人の90%に「血のサイン」があったという事は無視できません。

 「血のサイン」のある人は、休息と睡眠を充分に取り、腹8分目の少食を守ることが大切です。