血液サラサラで病気が治る、綺麗になれる

  日常の会話で「お顔の色がよいですね」と言う挨拶をよく耳にします。血色がよく、健康的な肌つやを言い表した言葉です。逆に、「お顔の色が優れませんが、

  どうかなさいましたか」と言うときは、顔色が青白い、血の気が失せているなど、体や心に不調があることを指すことが多いようです。このように、顔の表面を

  流れている血液の状態で、ある程度、その人の心身の健康状態を言い当てることができます。血液は、食物から摂り入れた栄養素、肺から吸入した酸素、

  骨髄で作られた赤血球や白血球、そして内分泌臓器で作られたホルモンなどを携えて、体の中を駆け巡っています。そして、それらのものを約60兆個ある

  全身の細胞に送り届けているのです。ですから、血液の流れの状態やその内容のよし悪しが体調を大きく左右します。血液の流れが良いと健康になるし、

  逆に流れが悪いと不健康になるのは当然でしょう。例えば、冬の寒い時期、しもやけやあかぎれができるのは、手足の末端部の血行が悪くなっているのが

  原因です。さらに血行が悪くなると凍傷になり、そして、血液が手足の先端部にまったく供給されなくなると、患部が壊死し、切断を余儀なくされます。

  また、脳動脈や、心臓の筋肉に栄養を送っている冠動脈が血栓で詰まってしまうと、脳梗塞や心筋梗塞になります。これは、酸素と栄養素が、血管の詰まって

  しまった部分より先の組織に送り届けられなくなるからです。酸素と栄養を取り込むことができなくなった組織は、やがて壊死し、脳の機能障害や心筋の

  運動障害が起こります。最悪の場合は、脳や心臓の重要な機能が働くなってしまって、死にいたることもあります。肝臓の悪い患者に、医者が「食後は、体の右側を

  下にして横になり、しばらく休んでください」とと言うことがあるが、これは、肝臓への血流をスムーズにし、肝臓の働きを良くしてあげる理にかなった方法です。

  反対に、食事の後すぐに運動すると、お腹が痛くなることがあります。食物を消化する為には、多量の血液が胃腸に集まってきます。この時、運動することに

  より、腕や脚などの筋肉へ血液が運ばれると、胃腸が必要としている血液が奪われることになります。お腹が痛くなるのは、胃腸が血液が出ていくのを

  阻止すべく悲鳴を上げている状態なのです。このように、血液の状態のよし悪しが、体の各部分、或いは全身の健康・不健康を決めていることは一目瞭然です。

  多くの女性の関心事である美容の問題も、全て血液の流れが決め手になります。血色の良い生き生きとした肌やツヤツヤした豊かな髪の毛がほしいので

  あれば、まず、顔や頭皮の血行をよくしてあげることが1番肝要です。血行が悪くなると「むくみ」も生じやすくなります。細胞や細胞間質にある水分の代謝も、

  血液が全身を駆け巡ることによって、行われているのですから。脚のむくみも、冷えや運動不足が脚の筋肉の血行不順を招き、水分の代謝が悪くなっている

  ことの表れです。しかし、いくら血液の循環を良くしても、肝心の血液の中身、つまリ、血液の質が悪いと、心身健康も、美しくなることもできません。

  血液の成分の大半は食物から作られます。ですから、食物の摂り方や、その質や量も非常に重要であると考えてください。また、折角良質な食物を摂っても、

  便秘になれば、大便の中の捨てられるべき老廃物が再び血液に吸収されてしまいます。こうなると、老廃物が全身の細胞にばら撒かれて、肌が荒れたり、

  病気になったりします。健康や美容の問題には、血行を始め、食事や便通など、様々な要因が存在します。最終的には、サラサラした綺麗な血液を作り、

  それを全身の細胞にスムーズに回すことが、1番大切なポイントです。理想的な血液を作り、血流を良くする方法を述べます。

「綺麗な女性は血がきれい! 女性の悩みを一気に解決!
体を温めて血液をサラサラにすればあなたも綺麗になれる 貴方の体の簡単トラブル対応法
悩みを重点的に解決してもっと綺麗! コラム

  ✤「綺麗な女性は血がきれい!

全ての体のトラブルは冷えと血の流れが原因 冷えと水と痛みの三角関係
冷えの元凶は水だった! 冷えは万病の元!
瘀血はこんなに恐ろしい! 偏食は本当に悪いのか?
冷えによるドロドロ血液が病気の原因 運動不足とストレスも血の流れを悪くする

  ての体のトラブルは冷えと血の流れが原因

  女性の患者が訴える悩みには、肩こり、頭痛、めまい、耳鳴り、動悸、息切れ、神経痛、痔、月経不順、月経痛などがあります。中には、これらの症状を

  同時にいくつも持っている方もいます。西洋医学では、こういった症状をまとめて自律神経失調症だとか更年期障害だと診断し、精神安定剤やホルモン剤を

  処方してしまうことが多いようです。それもそのはず、肩こりは内科か整形外科、頭痛は内科か脳外科、めまいや耳鳴りは耳鼻科、動悸や息切れは循環器科、

  神経痛は内科か整形外科、痔は外科、月経不順と月経痛は婦人科・・・・・。現代医学では、このように担当が異なってしまっています。

  現代医学では、こうしたお互いに脈絡のない不定愁訴に対してはまだはっきりとした原因が見つかっていないのですから、一挙にこれだけの症状を並べたて

  られたら、精神安定剤やホルモン剤を処方して済ましてしまうしか方法がないのは、仕方ありません。しかし、この種々雑多な、一見何の脈絡もないように

  見えるこれらの症状も、東洋医学の見地に立つと、なんと「血」の症状として一元的に解釈できるのです。「瘀」とは「とどこお る」と言う意味です。

  つまり、瘀血は「血の流れの悪い状態」を指します。西洋医学的にいえば、「静脈系の血行不順」となります。東洋医学では「おなか」のことを「お中」、文字どおり、

  体の中心とみなします。そして、その「おなか」には、体の状態に関するあらゆる情報が集中していると考えます。ですから、たとえ「おなか」以外の場所に

  症状が出ている病気でも、患者に仰向けになってもらって、腹診=「おなかの触診」をすると、ほとんどの病気の診断が可能なのです。

  女性の「おなか」を触診すると、9割以上の人が、ちょうどへそを境にして、まるで横線でも引いたかのように、

  その上と下で体温が違います(左図)。へその下の部分が、へその上の部分に比べ明らかに冷たくなっているのです。

  これは、へそから下の部分、つまリ、脚はもちろん、腰やお尻も冷えてしまっていると言うことです。

  東洋医学では、へそよりも下の部分、つまり、下半身が冷えると、本来ならば下半身にあるべき「血」「熱」「気」が、

  上半身に向かって突き上げていくと考えます。このような状態では、心臓や肺、その他の臓器が血や熱でもって

  下から突き上げられるために起こる症状のオンパレードになってしまいます。

  心臓が悪いわけでもないのにドキドキと動悸がする、肺が押し上げられているように息苦しくなる、肩が凝る、

  偏頭痛がする、顔が赤くなる、発疹が出る、イライラする、不安になる、不眠になる、めまいや耳鳴りがする、

  吐き気がする、咳が出る、口内炎ができる、口臭がある・・・。

  これら全て、下半身から上半身へ血や熱が突き上げてくるために起きる症状なのです。