病気にならない新常識
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❃「セカンドオピニオン」は当たり前、複数の医師に相談しよう:

∘「他の病院で診察を受けるので、カルテと診断書を出してほしいのですが」などと言うと。医師が気分を害してしまうのではないかと思うかもしれませんが、そんなことはありません。

「セカンドオピニオン」といって、主治医とは別の医師の診察を受け、他の視点によるアドバイスを受けるという考え方が浸透しつつあります。「かかりつけ医」という決まった医師の

診察を受けること自体は良いことだが、医師も得意分野や治療経験など異なります。癌や心臓病など治療法が日進月歩している分野では、治療法の選択肢も多く、専門家でも

その患者にとってどの治療法が1番良いのか判断が難しく、セカンドオピニオンの必要性はより高くなっています。

∘医療保険の改変で最初に診察を受けた病院からの、他院への情報提供に関しては健康保険が適用されるようになったが、他院で受けるセカンドオピニオンそのものは、診察

ではなくあくまで相談という扱いで自由診療の範疇となり、保険は適用されません。複数の医師の診察を受け、自分に合った医師に巡り合う努力をしてみるのは有効です。

❆長い目で見れば本当の状態が分かる、健康診断のポイントは経年変化:

∘あなたの今年の健康診断の結果はどうでしたか?「血圧が高い」「中性脂肪の数値が高い」と嘆いている人もいれば、「要再検・要精密」の文字を見て、これは恐ろしい病気かも

とおびえている人もいるでしょう。「異状なし」だった場合でも、それは検査をした時に特別な所見がなかったというだけで、健康が保証されたわけではありません。

「自分は健康だ」と過信して、自堕落な生活を送っていては、健康な身体を維持するのは難しいでしょう。心配し過ぎも禁物だが、早めの診察を受け、不要なストレスを溜めないように。

∘今年の検査の数値が異常を示しても、一回の健康診断の結果だけでは、正確な判断はなかなかできません。毎年健康診断を受けて数年分の検査結果を見比べ、経年変化を見る

ことが大切なのです。血糖値が正常の範囲内でも、前年と比べ大きく違っていたり、5年前から増加を続けていれば、それは異常な数値です。毎年の結果をファイルに纏めておきましょう。

❆命にもかかわる副作用あり、薬と食べ物の相性を知る:

食べ物の成分には、さまざまな因果関係により、薬の効果に影響を及ぼすものがあります。全ての降圧剤にあてはまるわけではないが、グレープフルーツと降圧剤(カルシウム拮抗剤)

の組み合わせは代表例でフラノクマリンの影響で降圧剤の効き目が途切れにくくなり、血圧の下がり過ぎという診断。同じ柑橘類の夏ミカンやバレンシアオレンジはこんな作用は起きない。

他に相性の悪い組み合わせは、納豆と血液凝固防止薬(ワーファリン)、パイナップルと抗うつ剤、牛乳と骨粗鬆症治療薬、炭酸飲料と解熱鎮痛剤などがあります。

✱薬はお茶で飲むべからず、カフェインが「悪さ」する:

カフェイン入りのコーヒーやお茶で薬を飲むのはよくありません。中には体に同時に取り込まれると危険を及ぼすケースもあるからです。牛乳は飲むと胃の中に膜を作り、薬の吸収を

阻害する可能性もあります。特に水か白湯で飲まなければならない理由はないが習慣をつけておけば、どんな薬を飲む時でも間違いありません。麦茶はカフェインを含まないのでよい。

✱危険な落とし穴、「飲み忘れ」「と「勝手にやめること」:

慢性疾患のような病気の薬の飲み忘れは、命にかかわります。それを避けるためには、自分の飲む薬が「何の薬か」「なぜ飲まなくてはならないか」「飲まないとどうなるか」など、

その薬の必要性や重要性をあらかじめ知っておくことが大切になります。また医師の指示もなく勝手に飲むのをやめてしまう。医師は投薬の量、期間を病気が治るまでを想定して

処方しているので、自分の判断で中止するのは病気の再発につながりかねません。主治医に相談して、指示に従いましょう。

✱同じ効果で医療費軽減、ジェネリック医薬品を選ぼう:

ジェネリック医薬品とは、特許権が消滅した先発医薬品について、特許を持っっていなかった医薬品メーカーがその特許内容を利用して製造した、先発薬と同じ成分、同等の効き目が

がある安価な薬のこと。薬代が削減されると、私達消費者だけでなく、国家の医療費の節減が期待できるため、厚労省もジェネリック医薬品の使用促進を行っています。

2006年から処方箋の様式が変更となり、新しい処方箋の中にある、「後発医薬品への変更可」という欄に医師が署名、または記名押印すれば、患者は薬局で先発医薬品かジェネリック

医薬品かを選択できるようになりました。特許の切れていない薬には、ジェネリック医薬品はありません。初年度34%の薬代が安くなったが、まだ普及には時間を要すようです。

✱サプリメントの飲み合わせ、間違えると無駄になることも:

手軽に不足した栄養素を補給できるサプリメントですが、これが健康にとって実になるか毒になるかは飲み方次第です。サプリメントには大きく、ビタミン系、ミネラル系、アミノ酸系、

ハーブ系の4つがあります。これらは飲み合わせにより効果が高まる場合がある。特にビタミンとミネラルは相性が良い。例えばビタミンBはそのB群をまとめて一度に飲むと、体の中で

の働きが高まります。また、ビタミンCは、ビタミンA・E・Pとマグネシウム、カルシウムと一緒に飲むと、それらの栄養素を効率的に体に取り込むことができます。鉄分の吸収効率を高める

にはビタミンCに加えてさらに銅、コバルト、マンガンといった栄養素を一緒に摂るのがコツです。相乗効果が期待できる組み合わせで飲むことで、より一層の効果が期待できるのです。

しかし、悪い例は、鉄分を含むサプリメントを日本茶で飲むと、鉄分とお茶に含まれるタンニンが結合して鉄分が吸収されにくくなってしまいます。サプリメントと相性の悪い医薬品もあり、

カルシウム・鉄分を含むサプリメントと骨粗鬆症治療薬を一緒に飲むと、薬の効き目が弱まる。青汁・クロレラ・ビタミンK2・納豆キナーぜとワッファリンなどの抗凝固剤の組み合わせや、

グアバ葉系ポリフェノールと糖尿病治療薬の組み合わせでも同様です。ビタミンAと抗生物質はひどい頭痛を、ビタミンDと強心剤は不整脈を引き起こす可能性があり危険です。

✱DNAだけじゃない、生活環境が癌を遺伝させる:

癌の原因には、遺伝子による「遺伝性の癌」と生活環境が原因による「継承性の癌」があり、前者には乳がん、大腸がん、それと白血病の1種だけ。発症前でも遺伝子を調べれば、将来

癌になるかどうかを判別でき、遺伝子によって遺伝する癌はごくわずかで、「癌家系」というのは食事などの生活習慣が受け継がれていくために起こるものなのです。大酒飲みの家系、

ヘビースモーカーの家系などは家族にも同じ傾向が出てきます。一つの家系で同じ癌が頻発すると、あたかも遺伝のように思われるが、ほとんどが生活習慣によるものなのです.