最先端医療から「統合医療」へ

  ❈健康と長寿の秘訣

  米国立衛星研究所の調査で「代替医療への関心でどの様なことをやっているか?」という問いに対する主な回答(左図)」

  欧米人にとって「祈り」は大事なことで、感謝とか宇宙との一体感というのは、日本人よりも深い?

  3番目の自然食品はサプリメント。これらの結果から、人間はどうしたら健康で長生きできるかと

  検討した結果、次の3つが挙げられる?

  1番重要なことは、「夢を持つこと」です。「志を高く持つこと」も重要です。

  2番目は「感謝」です。色々な事に感謝する気持ちを持った時に、心身ともに健康でいられます。

  3番目に「ポジティブシンキング」、積極的に生きることを考える。ネガティブなことは考えないことです。

  「夢(志)」「感謝」「ポジティブシンキング」この3つが健康と長寿の秘訣では?と思います。

  代替医療と西洋医療を統合することは、非常に難しく、西洋医学と、その反対の立場にある東洋医学とを

  どう結びつけるか、それらを比較して優劣を判断したり、効果を計ったりする指標や評価の基準がないのです。

  伝統的な療法の中には、信仰や宗教も含まれ、一方、西洋医学では、客観性、再現性、普遍性、論理性といった

  科学に基ずいているので、誰にでも理解できる科学的な医学です。多数のデータに基ずくので例外は切り捨てられて

  きました。例外を統計に入れると普遍化しないので、科学的な医療になりません。そこで、個人医学を、例外として切り

  捨ててきたのです。

  統合医療の大きな目標は患者中心の医学で統計ではありません。今まで行われてきた医療は、

  医者、研究者の為の医学、或いは政府が管理する医学というのが実態でした。

  個々人の患者が主人公であるべきなのに、制度や組織などの為に医療が存在していたのです。

  ❈「病気」とはいったい何か?

  西洋医学では 1.原因があって病気になる  2.治療の為に原因を除去する 

  3.除去するために科学的な手段を用いる。

  例えばウイルスや細菌などが体内に侵入した為に、それが原因となって病気になると考えます。

  そしてこのような感染症、或いは内臓の欠陥、外傷なども含め、そのような異物や病変部を除去

  しようとするのが西洋医学です。

  東洋医学の考え方は、人間には、生まれながらに備わっている自然治癒力があって、その治癒力が

  各人の体質のバランスを保っているんだといい、そのバランスが崩れた状態を「病気」というのです。

  その為、東洋医学では、食事とか、休息とか、適当な運動などの自然な方法によって、元のバランスの

  良い状態へ戻すのが、根本的な治療と考えるのです。

 









  ❈「統合医療」とは何か?

  代替医療は補充、補足、代替、医療をまとめて「CAM」といい、現代の西洋医学以外の全ての

  医療を包含します。中国やインドなどの伝統的東洋医学からハーブ(香料や薬用の草)、医学、

  鍼灸治療、瞑想や音楽による治療、マッサージやカイロプラクティック、気功や信仰療法など、

  ありとあらゆる医療行為が含まれます。

  「統合医療」とは、西洋医学と相補・代替医療とを融合し、統合した医療なのです。

  現在までの医療では、治療が中心で目の前の患者の苦しみを救う、傷を治すというのを目的と

  した医学が中心でした。これは終わりを告げようとしており、今や予防や健康の医学に移行しています。

  統合医療も、まず人間本来備わっている自然治癒力を高めて病気にならないようにする。

  つまり、病気を予防することを第1義に考えています。