耳鳴りで悩んでいる人はたくさんいます。しかし、西洋医学では決定的な治療法がないのが現状です。他の病気が原因で起きている耳鳴りの場合は、その病気を治療すれば、

耳鳴りも改善されることはあります。問題なのは、そのような病気が治っても耳鳴りが残ったり、原因がはっきりせず、慢性的に耳鳴りが残っている場合です。病院でも治らない

と言われてしまうことがほとんどです。耳鼻科医でもお手上げというほど、慢性化した耳鳴りや難聴はなかなか治りません。西洋医学で解決できなくても漢方薬で体質を変える

ことによって疾病が改善されるということはよくあることでヒマワリ種外皮エキスで改善するケースが出てきたのです。多くの喜びの声が届いています。

✤耳鳴りはどうして起こる

耳鳴りとは、周囲の音と関係なく、音が周囲で鳴っていてもいなくても耳の中で音が聞こえる症状です。多くの場合、静かになる夜中に一番強く感じられ、続いて朝、夕方、昼という順です。

疲れ、睡眠不足、興奮、ストレスなどがきっかけとなって耳鳴りを感じる人が多いようです。その多くは、周囲に音源がないのに耳鳴りがするケースで、これを自覚的耳鳴りという。

自分だけが感じるもので、他人にはわかりませんから、その悩みをなかなか理解してもらえないという辛さがあります。その音はゴー、ボー、ブーン、ボーンという低い音から、キーン、キー、

ピーといった高い音、ジージー、ジーンといった虫の鳴き声のような音、ザーという波の音、いくつかの音が混じったような音まで様々です。ベートーベンは耳鳴りに悩まされていたようです。.

片耳だけか両耳で聞こえる場合、頭の中で鳴っているように感じる頭鳴りというものもある。低い音が聞こえる人には低音域に、高い時には高音域に障害があると考えられています。

これらの耳鳴りがどうして起こるのか、今の医学では分かっていません。なぜか?自覚的耳鳴りは本人しか分からないからです。

✦原因不明が多いが、背景に特定の病気があってそれが耳鳴りをもたらしている場合もある。この場合はその病気に対する治療をすぐに行う必要があります。

症状 病名 めまい、難聴、意識障害、言語障害、運動障害などが起こる場合 脳腫瘍
聞こえにくく、耳垢がたまっている場合 耳垢栓塞 耳鳴りだけでなく、頭痛、肩こり、めまい、のぼせなども感じる場合 高血圧症
耳がふさがった感じがして、音や声が聞こえにくく、自分の声がこもって聞こえたり響くように聞こえたりする場合 耳管狭窄症 立ちくらみや息切れ、めまい、倦怠感などがあり、顔色も悪い場合 貧血
耳が痛み、耳だれが出て、軟調が見られることもある場合 中耳炎 不眠、不安、疲労感、呼吸困難、めまい、冷え、動悸などいろいろな不安定愁訴がある場合 自律神経失調症
耳鳴りや聴力の低下があり、人によってはめまいもある場合 内耳炎 40才後半の女性で、頭痛、めまい、肩凝りなどいろいろな症状が起こる場合 更年期障害
突然、耳鳴りや難聴、めまいが起こる場合 突発性難聴 気力の低下や頭の重さ、だるさがあり、注意力もない場合 うつ病
ぐるぐる回る回転性のめまいや聴力の低下などが繰り返して起こる場合 メニエール病 精神不安、めまい、動悸、頭痛などがある場合 神経症
顔面神経の麻痺や言語障害などが見られる場合 聴神経腫瘍 不安感が強く、ちょっとしたことが気になり、それに伴いめまいや耳鳴りも起こる場合 不安神経症

上記のような病気が背景になくても、ストレスが耳鳴りをもたらすことがあります。心身のストレスや不規則な生活が長く続くと、自立神経に乱れが生じ、耳鳴りが慢性化する人もいます。

✦難聴やめまいを伴う耳鳴り

難聴は聴覚が低下して物音や話し声がよく聞こえない状態をいいますが、軽い場合は、本人は気ずかず、聴力検査で指摘されて初めて自覚する人もいます。

難聴の症状には特定の音域(低、中、高音)が難聴になるケースと音域に関係なく、全体的に聞こえにくくなるケースなどがある。低音の難聴では耳が何かで詰まっているような感じ、

中音では通常の会話が聞き取りにくくなったり、TVなどのボリュームを大きくしないと聞きにくくなったりします。高音の難聴では虫の高い声が聞き取りにくくなります。

耳鳴りには、めまいや耳が詰まった感じ(耳閉塞感)、耳が圧迫されるような感じ(耳圧迫感)、顔面痙攣、顔面神経麻痺などの症状が一緒に現われることがあります。

前2つを伴う場合はメニエール病の疑いがあり、後2つの場合は聴神経腫瘍などにかかっている疑いがあります。めまいには、周囲がグルグル回転している、或いは自分がグルグル回転

していると感じるもの、ゆらゆら揺れるように感じるもの、平衡感覚を失って歩いているときにふらついたり、転んだりするもの、それに立ちくらみがあるもの等4種類があります。

立ちくらみは脳や耳に異常はなく、高血圧や過労などで起こることが多い。難聴と耳鳴りは相互に関連していて2つが治らないと駄目な場合と、どちらかが治っても一方が残る場合もある。


✤音が聞こえる仕組み

✱伝音性難聴:伝音系のどこかに問題があると音の増幅ができなくなり、振動が十分に内耳に伝わらなくなってしまいます。そのため、小さな音がよく聞き取れなくなることを言います。

感音系に問題があるわけでないので、音を大きくすればはっきりと聞こえます。60デシベルくらいの障害でそれ以上なら聞き取れます。これをもたらす病気は中耳炎、耳垢詮塞などです。

✱感音性難聴:音の大きさ、音の種類を聞き取れない、判別できないなど伝音性より重い症状です。耳鳴りやめまいを伴うのは主にこの難聴で、これをもたらす病気は内耳炎、聴神経腫瘍、

脳腫瘍、突発性難聴、メニエール病、老人性難聴、騒音性難聴などです。さらに両方に襲われる混合性難聴というのもあります。

✱耳鳴り:上記以外にストレスによっても耳鳴りが起こります。あらゆる内臓機能をコントロールしている自律神経がストレスで乱されると、肩や首の血管が収縮して、血液の流れが悪くなり、

その結果、耳鳴りが起こるということもある。耳鳴りでそれがまたストレスになり、さらに耳鳴りを悪化させるというケースもあります。


私達は外部の音を空気の振動として耳殻(じかく)で集めます。殻がラッパのような形をしているのは、

音を集めるのに都合がいいからです。耳殻で集められた音は、耳の穴、つまり外耳道を通って突き当りの鼓膜に

伝わります。耳殻から外耳道までを外耳と言います厚さ0.1mmの薄い膜である鼓膜には中央部に

臍と呼ばれる部分があり、そこが耳小骨につながっており鼓室というところに収まっています。鼓膜や耳小骨

がある部分が中耳です。耳小骨によって鼓膜の振動は30倍以上に増幅され、内耳の蝸牛というところに伝わります。

外耳からここまでのプロセスを伝音系と言います。空気の振動として伝えられ、増幅された音は蝸牛で電気的

エネルギーに変えられます。蝸牛は2階建てになっていて、1階を鼓室階、2階を前庭階と言い、外リンパが入っています。

この鼓室階と前庭階の間には内リンパが入っている蝸牛管があり、ここに刺激を感知する感覚細胞があります。

この蝸牛と脳をつないでいるのが聴神経です。音の情報は、この神経を伝わって大脳にたどり着き、そこで音や言葉

として認識されるようになっています。蝸牛から大脳に至るプロセスを感音系と言い、難聴や耳鳴りは伝音系、

感音系のプロセスのどこかに異常があって起こることが多いと考えられています。外耳から中耳までのどこかに

異常があって起こる難聴を伝音性難聴、内耳、聴神経、脳のどこかに異常があって起こる難聴を感音性難聴と呼ぶ。