脳が若返る食事

  ◯食後高血糖のサイン「食後の眠気」は危険信号!

  食後30分から1時間の間に、やたらと眠くなるー。そんな人は、「食後高血糖(グルコーススパイク)」に陥っているかもしれません。食後の眠気は、

  食事で急激に上昇した血糖値(食後血糖値)を下げようとして、インスリンが大量に分泌されているサインです。最近の研究で、「食後高血糖」は、

  血管にダメージを与え、認知症の発症リスクを高めている事が分かってきました。「食後高血糖」を招く様な食生活を続けていると、やがてインスりン

  の効きが悪くなったり分泌が間に合わなくなって血糖値が下がりにくくなり、糖尿病を発症する可能性があります。高血糖と高血圧が脳に与える影響

  に関ては、「久山町研究」と呼ばれる、日本で唯一の長時間にわたって行なわれている大規模な研究が有名です。九州大学が中心となり50年以上

  渡り調査されています。この研究によると、中年期に高血圧の人は、老年期になって血圧が上昇した人よりも、血管性認知症のリスクが高いと言い

  ます。老年期だけでなく、中年期からの血圧コントロールが重要なのです。また、高血糖は血管性認知症とアルツハイマー病の両方のリスクを高め

  るということも分かりました。改めて、脳の為には「高血糖と高血圧の両方をコントロール」することの重要さがわかる研究報告です。

  ◯「脳の切れ味を悪くする食べ物」は避ける習慣を

  最後に、「脳の切れ味を良くする」為には、食べてはいけない物をおさらいします。貴方は「脳に悪い食べ物」を好んで食べる生活をしていませんか?

  ●脳の切れ味を悪くする食べ物

  ・パン(精白したもの、全粒のものを含めて全て)、パスタ、ピザ、ドーナッツ、焼き菓子、ケーキなど小麦を使ったもの

  ・甘いフルーツ、ジャム、アイスクリーム、炭酸・清涼飲料水などの糖質類   ・ポテトチップなどの油を使ったスナック類

  ・キャノーラ油、サラダ油、ベニハナ油、マーガリンなどの油   ・ビール、ソーセージなど製造の過程で小麦を使用している食品

  ・マヨネーズ、ケチャップ   ・砂糖(白砂糖、未精製のものを含まて)   ・ラベルに「無脂肪」「低脂肪」と書かれている加工食品

  ・とうもろこし、サツマイモなどのでんぷん類   

  これらを厳密に排除するのは難しいので、小麦を止めた上で、他のものはあ少しずつ減らしていくように心がけていきます。

  ◯ 積極的に食べたい「脳の切れ味を良くする食べ物」

  では、脳のパーフォーマンスを上げる為に、積極的に食べたい食べ物もおさらいしましょう。

  ・蛋白質・・・全卵、鮭、銀ダラ、シイラ、ハタ、ニシン、マス、イワシ等の天然魚。エビ、カニ、2枚貝、カキなどの甲殻類と貝類、放牧で育てられた牛肉 
  、鶏肉、小羊、七面鳥など、鴨など野生の物

  ・体にいい脂肪・・・エキストラ・バージンオイル、ココナッツオイル、バター、アーモンドミルク、アボカド、オリーブ、チーズ、種子類(ナッツ、ココナッツ、

  チャシード等)

  ・低糖の実・・・アボカド、ピーマン、キュゥリ、トマト、ズッキー二、ナス、レモン、ライムなど

  ・野菜・・・青菜、レタス、ホウレン草、ブロッコリー、ケール、キャベツ、玉ネギ、キノコ、カリフラワー、サヤインゲン、セロリ、青梗菜、生姜、ニンニク等

  ・ハーブ類・・・どのハーブも良い

  ・調味料・香辛料・・・マスタード、ホースラデイッシュ(西洋わさび)、サルサソース(スペインの調味料)

  おわりに

  常識を覆す内容が盛り込まれているが多くの方に意外に思われる内容も少なくありません。最新の研究で、これまで「体に悪い」とされてきたのが

  一転して「体に良い」と再認識されることがあるのです。新しい事実に背を向けるのは、次の日のパフォーマンスをばかりか、貴方の人生を台無しに

  してしまいかねません。脳のパーフォーマンスを向上させることは、将来、認知症になりにくい健康な脳を手に入れることにもつながります。

  慣れ親しんだ生活習慣を変えるのは躊躇しがちですがそこを上手にクリアして、末永い「健康な脳」でいられるように願います。

  1つ目はスポーツの為には「体を作る為の食事」から、「脳のパーフォーマンスを上げる食事」に切り替える。これは仕事の能率向上にも当てはまる、

  2つ目は脳は炭水化物から摂れるグルコース(ブドウ糖)だけでなく、脂肪から作られるケトン体のほうが脳のパーフォーマンスには良い。

  3つ目は、これまで体に悪いとされてきた脂肪が、実は脳の健康のためには必要だ。

  4つ目は、粗食信仰のの誤りです。