脳が若返る食事

  ◯「もう少し食べたい」ところで止めるのがダイエットのコツ  

  日頃から炭水化物と食事の量を控えめにし、朝、一杯のコーヒーにココナッツオイルを入れて飲むようにすると、空腹感をあまり感じず、ごく自然に食欲を抑えることができるようになります。食事の量を抑える効果は

  最近、アメリカで実験によって明らかになりました。人間に近い遺伝子を持つアカゲザルを対象に、①「満腹まで食べたグループ」、②「70%の量を食べたグループ」の2つに分けたところ、②のグループのほうが

  寿命が長く、病気にもなりにくいという結果が出たのです。そればかりか、①のグループは毛並みが悪く、動きも鈍く老けこんで見えたのに対し、②のグループは毛並みを美しく。動作もキビキビして若々しさを

  保っていたました。これには、食事量が少ない時に活性化する長寿遺伝子「Sir2(サーツー)遺伝子」が関係しています。人間に置き替えてみると、ちょうど摂取カロリーを3割減らし、腹7分目くらいで押さえたくらい

  の状態です。満腹まで食べずに控えることが脳に良いだけでなく、見た目も美しくなって寿命も延びるのです。「もう少し食べたい」というところで止めるのが、カロリー3割減のコツです。

  ◯「睡眠前の一杯の水」で血液ドロドロを防ぐ

  人間の体の約60%は、水でできています。そのため、水分を上手に補給するようにしていかなければなりません。人間は体内の水分量が低下すると、喉の渇きを感じて水を飲もうとします。体のサインが脳に伝わる

  この流れを支配しているのが、脳の視床下部です。ところが、脳の視床下部は加齢と共に機能が低下していき、体は水分量が減って水分補給を求めているのに、本人の脳に伝わりにくいということもあるのです。

  特に注意したいのは、真夏です。喉の渇きを感じる前に、すでに脱水症状を起こしてしまっている、ということもあります。喉の渇きを感じる前に、水分をとるようにしましょう。1日に必要な水分量の目安は、体重の

  1/30ほどです。体重60kgの人なら、1日にだいたい2㍑ぐらいの水を必要とします。飲む回数を多くして、少しずつ補給しましょう。お茶や紅茶など、ご自分の好きなものでとっても構いません。

  見落としがちなのが、夜寝ている間の水分補給です。寝ている間は、意外に汗をかいて体の水分量が低下してしまうのです。気づかない間に血液がドロドロになることもあります。夜は、「コップ一杯の水」を飲んで

  からベッドに入りましょう。

  ◯炭水化物や油に多い外食は最小限にする

  会社勤めをしている人は、どうしても外食が増えてしまいます。外食は揚げ物や濃い味付け、丼物などが多くなり、炭水化物などの糖質が多くなりがちです。できるだけ家に帰って夕食を食べて、外食を控えたい

  ものです。とは言え、サラリーマンはなかなか自分の思うようにスケジュールは作れません。どうしても外食をする際には、食事内容をよく注意するようにします。例えば、パン中心の食事はとらず、揚げ物や芋類も

  控えるようにします。温野菜と焼き魚などの組み合わせが良いでしょう。野菜から食べるようにすることも忘れずにして下さい。昼食に手作りのお弁当を持っていくのもいいでしょう。冷蔵庫に肉や野菜を焼いたものを

  常備しておき、それをメインのおかずとして持って行きます。別のタッパーにサラダを入れて、少々のドレッシングで食べるようにします。最近はスーパーなどのお弁当売り場でも、サラダや煮物などを小分けで売って

  いるから、それを利用しましょう。炭水化物や油物のたっぷりのお弁当よりも、自分で考えた組み合わせで食事メニューを作るようにしたいものです。