脳が若返る食事

  ◯たっぷりの野菜は、ナトリウムを排泄し血圧を安定させる

  野菜はカリウムが豊富で、血液中の余分なナトリウムを体外に排泄させて血圧を安定させます。野菜はたっぷり摂りたいものです。濃い味つけの料理を食べて塩分を多めに

  摂ってしまったとしても、野菜をしっかり食べていれば、カリウムの働きで体外に出してくれるのです。また、野菜に含まれる食物繊維の働きで、血糖値が上昇しにくくなります。

  野菜の他にも、海藻もたっぷり摂りたいものです。野菜や海藻には、食物繊維が沢山含まれています。あまり野菜を食べない人は高血糖状態になりやすく、動脈硬化も進行

  しやすくなってしまいます。繰り返しになるが、脳の老化を防ぐためには、血糖値を安定させて、動脈硬化を防ぐことが大切です。いきなりたくさんの野菜を食べるのを負担に

  思う人は、まずは食事の際に、野菜のおかずを一品増やしていきましょう。食物繊維やカリウムは過熱で失われることはありませんから、おかずやスープでいただいても

  構いません。野菜は脳に良いのはもちろんのこと、全ての生活習慣病の予防となります。いつまでも若々しく元気に活動するためには、まず野菜をたっぷり食べましょう。

  ◯エネルギー代謝を良くする一杯の「生野菜ジュース」

  カリウムを効率的に摂りたいなら、一番のお勧めは「生野菜ジュース」です。カリウムは水に溶けやすい性質があるので、スープやジュースにすると沢山摂ることができます。

  また、野菜の他、果物にもカリウムは多く含まれているので、季節の野菜や果物を使ったジュースを飲みましょう。野菜や果物に含まれる食物繊維もいただきたいので、

  できればカスを捨てないミキサーを使うといいですね。エネルギー代謝には、ビタミンやミネラルが大切です。生ジュースには、ビタミンやミネラルもたっぷり含まれています。

  そうは思っても、「時間がなくて野菜や果物を用意して、生ジュースを作って飲むのは難しい・・・」という方もいるでしょう。自分で生ジュースを作って飲むのが難しい場合は、

  市販の野菜ジュースで構いません。野菜ジュースに抵抗があれば、豆乳でも良いのです。但し、材料をよく確認すること。糖質が添加されていては、本末転倒です。

  糖質無添加の野菜ジュースを選ぶようにしましょう。

  ◯活性酸素を無害にするファイトケミカルで体内の酸化を防ぐ

  野菜や果物の生ジュースには、カリウムを摂取できることの他にもメリットが有ります。体内を老化させる活性酸素を除去してくれる抗酸化物質が、生ジュースには豊富に含まれて

  いるのです。活性酸素とは、LDLコレステロールを酸化させてしまう物質です。これによって動脈硬化が進行し、また体全体も老化させてしまいます。そんな活性酸素を無害に

  するのが、ポリフェノールやイオウ化合物やカロテノイドなどのファイトケミカルと呼ばれるもので、野菜や果物に含まれています。ファイトケミカルはいくつも種類があリ、一般的に

  よく知られてものには、リコピン(トマト)、アントシアニン(ブドウやブルーベリー)、ルテイン(ホウレン草)、セサミノール(ゴマ)、スルフォラファン(ブロッコリー)などがあります。

  効果的な摂取方法は、色々な種類の野菜や果物を同時にとること。そうすることで相互作用が働くと言われています。ですから、色によって作用が別れる野菜や果物を七色に

  分けた「レインボーフーズ」は、ファイトケミカルを効率よく摂るためには適した食べ物なのです。これからは単に野菜や果物の生ジュースを飲むのではなく、更に一歩進んで

  野菜や果物の色を意識したジュース作りで体内の酸化を防ぎましょう。

  ◯最強の抗酸化作用を持つ鮭の「アスタキサンチン」

  抗酸化作用の強い食材で忘れてはいけないのが、鮭です。鮭の身のサーモンピンクの天然色素は、アスタキサンチンという抗酸化作用のあるカロテノイドです。カロテノイド

  とは動植物が持つ抗酸化作用のある色素を言います。アスタキサンチンの抗酸化力は、ビタミンの中でアスタキサンチン値が最も高いビタミンEの500倍もあると言われています。

  アスタキサンチンは活性酸素を除去し、動脈硬化を防いで脳の血管を健康に守ってくれる働きをします。まさに、「史上最強のカロテノイド」と言えるでしょう。鮭には、他にも

  ビタミンA、B2、D、Eが含まれている上に、EPAやDHAといった栄養素も沢山入っています。鮭は料理に合わせやすい食材ですから、朝昼晩のどの食事でも取り入れるように

  したいものです。また、ご家庭で利用するなら、紅鮭の缶詰が便利です。保存性もあるし、いつでも少量使うことができます。家庭には常備したい缶詰です。

  旅行などの際には、鞄の中に1~2個入れておき、小腹が空いた時につまむといいでしょう。