脳が若返る食事

  ◯神経細胞を保護して守るもう一つの脳の栄養素「ケトン体」

  人間の歴史から、脳のj状態を見てみると、脳は、安静にしている状態で体全体の20%の糖分を消費しています。これほど多くの糖分を、人類は常に確保できていたのでしょうか?

  狩猟生活をしていた頃、人類は必ずしも食べ物を充分に手にしていたとは限りません。飢餓状態になって体内のグルコースが亡くなってしまった時、生き抜くために」
  
  「脂肪をケトン体に変えてエネルギーとして使う」ことは、人類の進化の過程でできた大切な仕組みでした。人類は農耕生活を行って炭水化物を食べるより、はるかに

  狩猟生活のほうが長かったのです。ケトン体を使うことは、むしろ人間にとって健康な状態とも言えるほどです。更に、最近の研究によって、「ケトン体が脳の神経細胞を保護する」

  ことが分かってきました。ケトン体は老化の原因とも言われるフリーラジカル(酸化物質)の産生を減らし、エネルギー産生を促すミトコンドリアの生合成を増やし、脳を保護する

  抗酸化物質の生成を刺激するというのです。1920年以来、ケトン体に注目した「ケトン食事法」が行われるようになりました。その結果、パーキンソン病やアルツハイマー病等の

  認知機能に改善が見られる事が分かったのです。

  ◯グリコーゲン・ローディングの常識を覆したジョコビッチのケトン脳

  炭水化物を控え、脂肪をしっかり摂っているジョコビッチ選手の体は、絞り込まれていて、動きのキレが他の選手と違います。対戦相手がボールを打ち込んできた時の反応が速く、

  初動の動きが良いのです。これまでのスポーツ界では、グリコーゲン・ローディングが常識とされてきました。グリコーゲン・ローディングとは、運動エネルギーとなるグルコースを

  通常より多く体に蓄えるための運動調節と食事法です。運動と食事調節をした後で、体内でグルコースに変わるパスタやジャガイモ、お菓子といった高炭水化物食品を積極的に

  食べて、体内にグリコーゲンという形で貯め込むのです。ところが、ジョコビッチ選手は全く反対の方法をとっています。体内でグルコースに変わる炭水化物は極力控える。すると、

  体は代わりに脂肪を分解してケトン体を作り、脳の栄養にします。グルコースの代わりにすることの出来る唯一の脳のエネルギー源が、ケトン体なのです。ジョコビッチ選手の

  試合は、まさに「ケトン脳」テニスです。テニスに限らず、サッカーや野球等反射神経を必要とするスポーツは、全て脳の反応の速さで勝負が決まる。これは非常に新しい考えです。

  ◯糖分よりも脳をパワーアップさせる「ケトン体エネルギー」

  ジョコビッチ選手は、炭水化物を控え、夕食で肉を摂るようにしていました。この様に炭水化物を減らして脂肪を増やすと、どうなるでしょう。体は脳を働かせるためのエネルギー

  として、脂肪からケトン体を作るようにになります。それは太古の昔、人類が狩猟民族をしていた頃の食生活に近くなることを意味します。先に述べたように、心臓も脳も、

  糖分よりケトン体をエネルギー源にしたほうが25%も効率が良くなります。1921年、アメリカのメイヨー・クリニックの医師が「ケトン食療法」を開発しました。彼は、エネルギー源は全て

  脂肪から摂ることを提唱しました。現代では当時ほど厳密ではないが、体が脂肪を燃焼させるようになるまで炭水化物を減らし、食物脂肪を増やすことでケトン体を生成させるよう

  にしています。この食事を行うようになると、1週間ほどで脳の霧が晴れたように調子が良くなることが分かります。1950年代になると、「中鎖脂肪酸がケトン体の前段階である」

  ことが分かってきました。さらに、「ココナッツオイルから中鎖脂肪酸ができる」ことがわかり、ケトン体を作る食物として、ココナッツオイルが注目を集めるようになりました。
 
  ◯ココナッツオイルで小麦絶ち!貴方の脳も「スーパーブレイン」に変わる

  小麦に含まれるグルテンは、消化されるとモルヒネ様化合物が生じ、脳への報酬として「穏やかな多幸感」が生まれます。そればかりか、グルテンを摂らないと不快な禁断症状が

  表れることさえあるのです。まさに小麦絶ちは「脳の欲求との戦い」なのです。しかし、この欲求を抑えてくれる食品があります。それが、ココナッツオイルです。それのお勧めの

  摂取法は、朝起きたら、すぐに市販のココナッツオイル15ccを一杯のコーヒー(紅茶)に入れて飲みます。3時間ほど経つと、血中のケトン体の濃度が上がります。ちょうどその頃

  、朝食で、血中のケトン体のお陰で炭水化物に興味がありませんから、体の要求に従って、パンは食べずに卵やベーコン、サラダといった食事をいただきます。ココナッツオイル

  の効き目は5時間ほどだから、その頃にもう一杯「ココナッツオイル」を飲みます。ランチの時にも、脳の要求に従って炭水化物抜きの食事を。午後のおやつの時にも「ココナッツ
  
  コーヒー」wp一杯飲むと、夕食も炭水化物入りません。これを每日続けるだけで、貴方の脳は「スーパーブレイン」に変わります。頭はすっきりして回転が速く、仕事のパーホーマンス

  はいつもよりぐっと良くなります。1日5杯ほどココナッツコーヒーを飲むと効果適面でしょう。

  ◯脳の老化を防ぐためには、糖質に頼る生活をやめる 

  インスリンの分泌を抑えることで、脳の老化は防げます。では、そのためにはどうしたら良いのでしょうか?答は簡単で、「血液中の血糖を上げないようにする」ことです。

  体内でグリコーゲンに変わってしまうパンなどの炭水化物や、砂糖などの甘い食べ物を出来るだけ食べないようにするのです。脳の老化を防ぐためには、50才を過ぎたら、

  パンなどの炭水化物や糖質に頼る生活から抜け出すことをお勧めします。もし、1日のうち、3食の全てに主食の炭水化物をしっかりとっていたとしたら、その回数を減らしましょう。

  「どうしても炭水化物の魅力から離れられない)という方には、ココナッツオイルの助けを借りることで炭水化物への欲求を抑えることができます。