肝臓の働きについて理解を深める
生理活性 キノコ名
抗菌作用 各種キノコ類
抗ウイルス作用 シイタケ・サルノコシカケ
強心作用 フクロタケ・エノキタケ
コレステロール低下作用 シイタケ・エノキタケ・マイタケ・ニンギョウタケ・アガリクス、マンネンタケ・シロキクラゲ
血糖降下作用 マンネンタケ・マイタケ・冬虫夏草
血圧降下作用 マンネンタケ・マイタケ
抗血栓作用 シイタケ・マッシュルーム
鎮痛作用 マンネンタケ・アガリクス
痴呆改善作用 ヤマブシタケ・キヌガサタケ
肥満抑制作用 マイタケ
摂食抑制作用 ヒラタケ
美顔・美肌作用・保湿性 マイタケ・ホンシメジ・ホウビタケ・ニンギョウタケ
膠原病改善作用 クリタケ・ホウロクタケ

キノコの一般的な生活環

キノコという言葉は、原生生物の中の菌類、すなわち真菌類に含まれる生物を指す言葉です。

真菌類には7万種以上のものが含まれているが、ケカビの仲間の藻状菌類、パン酵母や赤パンカビを含む子のう菌類、

キノコの大部分を含む担子菌類、ペニシリンを生産する青カビの仲間を含む不完全菌類があります。

つまり「キノコ」とはカビの仲間であり、土壌中や木材などの基質中で菌糸を伸ばし、はびこっていく生物です。

カビやキノコを含む菌類には推定150万種もあり、日本産のキノコには約3000種が報告されているが、多くは担子菌類の

菌糸から作られます。

キノコの生は90%が水分で、残りは炭水化物です。糖質の多くは難消化性の多糖類で、いわゆる食物繊維です。エネルギー源とはならず便とともに排泄されます。

食物繊維の量は野菜と変わらないがキチン(エビやカニなどに存在する)が含まれていることが特徴で植物とは異なります。

そしてビタミンB1, B2、ナイアシンなどビタミンB群が多く含まれています。ビタミンAやCはほとんど含まれません。キノコに含まれるビタミンの特徴は

太陽光に当たるとプレビタミンD2という物質になるエルゴステロ―ルを多く含み、さらに熱が加わるとビタミンD2となり骨粗鬆症の予防に効果的です。

干しシイタケの機能性の意味がわかると思います。エノキダケ、ヒラタケ、マイタケ、マッタケなどにはカリウムが比較的多い。シイタケにはあまり含まれません。

シイタケなど多くのキノコ類はグアニル酸を多く含む、これは昆布のグルタミン酸、かつお節のイノシン酸と並ぶ3大うま味成分の1つです。

  キノコ菌のなかでグアニル酸を作る酵素は、60〜70℃で最も活性が高いのでこの温度で調理することが大事です。

キノコの栄養成分

キノコの機能性

 

1つの胞子が発芽して菌糸になったものは、

核細胞に1つの核が入ります。これを1次菌糸と言います。

交配型の適した一次菌糸同士が出会うと、吻合ふんごうを起こして菌糸が

接合します。接合した菌糸では原形質融合が起き核細胞に2つの核を

持ったままで伸長を続けます。これを二次菌糸と言います。

二次菌糸が成長し、菌糸の塊ができ、キノコのつぼみ(子実体原基)が作られ

原基は伸長して成熟し、キノコとなり、また多数の胞子を作ります。

胞子は地上に落ちて発芽後、栄養を摂りながら伸長し、1次菌糸、2次菌糸

となり、左記の生活環を繰り返します。

 

キノコは、その菌糸の栄養の摂り方から3つのグループに分けられます。

腐生菌:動植物の遺体や排泄物を分解し、エネルギーを得ている。

 ◙落葉分解菌・・・落ち葉や枯れ草など木材以外の植物遺体を分解するキノコ

 ◙広葉樹や針葉樹の葉を分解するものは多数ある。  

寄生菌:生きている生物を殺して、その遺体から栄養を摂取する。

 ◙植物病原菌:生きた植物に寄生して分解するキノコ

 ◙生きたキノコに寄生するもの、生きた動物に寄生して分解する(冬虫夏草とうちゅうかそう

 これは中国では不老長寿の薬として珍重されている。

共生菌:生きている植物と共生し、エネルギーを得ている。キノコの半数を占める.。

 樹木の根と共生して菌根をつくり、植物から栄養をもらい、菌は水やリン酸など

 の栄養を植物に与えています。マッタケが代表例。

 

 

 

 

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