✤睡眠と体内時計

何故人間は眠くなるのかというと、体内にある睡眠物質の作用によるものです。長時間眠らないとやがて眠気が自然と起こってくるが、それはこの物質が体内に蓄積されてきたためです。

この物質は眠ると分解されてなくなります。仮眠したり、1~2時間でも眠ると眠気が取れてすっきりするのはそのためです。眠らずに起きていれば再び時間に比例してたまってきます。

昼寝すると、夜寝ようとしても眠れないのは、睡眠物質がまだ蓄積されていないためです。夜ぐっすり眠るためには、昼寝は正午ごろ短時間で済ませる方が効果的です。

この覚醒(昼・活動)と睡眠(夜・休息)の2つは、人間の体内時計に従って、1日1回の周期で繰り返されています。生体の周期的なリズムは他に、体温や血圧、心拍やホルモン分泌など、

24時間に1回のリズムで自動的に変化しています。この24時間周期の生体リズムを、サーカディアンリズムといい、約1日リズムという意味です。人間の脳の中の体内時計は24時間より少し

長いからです。このために、私達の睡眠・覚醒リズムは、地球の自転でおこる24時間周期に合うように微調整されています。中には体内時計が長い人がいて昼夜逆転生活となる人もいる。

睡眠には24時間リズムの他に、90分という短いリズムもあり、その深さも90分の周期で変化し、その周期と周期の間で人間は夢を見ているという科学的分析もある。

✤体温リズムと睡眠

人間の体温は午後の4~6時頃が最も高く、その後徐々に下がっていって午前3~5時頃最も低くなります。これは眠っても眠らなくても、午後6時を過ぎる頃から体温は下がり始め、

朝は目覚める前の5時頃から体温は上昇し始めます。徹夜したとき一番眠くなる時間帯は午前3~5時頃です。眠らなくても体温が下降しているからです。その後は夜が明けてくるに従って

体温が上昇してくるから、徹夜で一睡もしていなくても、眠気はだんだん薄らいできます。体温は眠ったからといって下がるものではなく、眠る前から下がりはじめていきますが、ただ

眠りが深いほど体温の下降も大きくなっていきます。こうした事実から、体温が睡眠に与える影響は大きく、不規則な生活や夜勤などをしていて不眠症になるのは、体温リズムの乱れから

来るものです。良い睡眠をとるためには、毎日決まった時間に就寝と起床を繰り返すことが、体温リズムを乱さないことになり、また体温リズムの振幅(昼と夜の体温の差)も大きくなります。

振幅が大きければ、昼間は体温が高くなって活動しやすくなり、夜は体温が低くなってよりよい睡眠が得られることになるのです。

早寝早起き、遅寝遅起き、その中間に分けられるが、タイプの個人差は遺伝によるといわれます。

✤睡眠を誘導する“メラトニン”

メラトニンは、脳のほぼ真ん中にある、松果体と呼ばれる器官から放出されるホルモンで、体内での量は、夕方から増加し始め、真夜中にピークに達して、以後次第に減少していきます。

一方、メラトニンの減少とともに、今度は体に活動を命じる副腎皮質ホルモンが次第に増加して、朝を迎えることになります。これがサーカディアンリズム(概日リズム)と呼ばれるものです。

このように、メラトニンは睡眠促進作用や外界の24時間周期に体内時計を同調させる作用を持っています。ところが、人間の1日のリズムは、松果体ではなく、視床下部の1部である

視交叉上核という部分が決めています。人間の松果体は脳の奥深くにあるため、光は松果体に届きません。そこで光のシグナルは目から入り、視交叉上核から松果体に伝えられます。

メラトニンの放出のリズムは、この視交叉上核が受ける光の刺激によって作らています。血液中に放出されたメラトニンが、視交叉上核にあるメラトニン受容体に結合すると、体温を下げ、

眠気を起こすことが確認されています。ところが、夜中に仕事や勉強したりすると、夜になっても光が目に入り、メラトニンが放出されないので、体温も下がらず、眠気も起きないので

、睡眠障害の原因になるのです。メラトニンにはこの他活性酸素から身体を守る抗酸化作用もあり、体や脳の老化防止、癌予防に強力な効果が期待されています。

また免疫増強作用や脳神経細胞の障害を防ぐ働きも最近発見されました。

一方、メラトニンの放出レベルが低いと、睡眠障害の原因になります。うつ病の人は低いので睡眠障害となっている。+

                             

✤金合歓混合エキスの5つの効果

✧金針菜の3つの効果・・・・・抗ストレス作用、精神安定作用(自律神経調整作用)、生活リズム調整作用(入眠作用)

金針菜は古くから不眠症・自律神経失調症・うつ病・更年期障害・認知章・貧血などの諸症状を改善する効果がある生薬として知られていた。その主要成分は、メラトニン様物質や

主成分はメラトニン様物質やトリプトファンで、これらが松果体を刺激してメラトニンの分泌を高め、セロトニンの合成を促進していると思われる。

豊富な栄養があり、これを食すると、心身を健康にし、憂えを忘れるというところから「忘憂草」とも呼ばれる。タンパク質・脂肪・鉄、カルシウム・リン・ビタミン(A・B12・C)を一般の野菜

より多く含む。眠れない時の不足している栄養素は、ビタミンB6ナイアシン・ビオチン・カルシウム・マグネシウムなどです。

✧合歓花の2つの効果・・・・・抗移作用、抗不安作用

合歓花も古くから抗うつ作用、抗不安作用、抗焦燥作用、安眠作用が認められており、主要成分はセロトニンやノルアドレナリン、γ-アミノ酪酸であることがわかってきました。

グリシンの就寝前の摂取が良質な睡眠を得る。セロトニンは睡眠や覚醒を調節し、感情や精神の安定に寄与し、これが不足すると”キレる”原因となる。うつ病の最大要因物資である。

✱神経伝達物資:大脳皮質には約140億個の神経細胞があり、さまざまな情報を受け取ったり、伝達したりする処理をする物質。

 この働きには伝えるインパルス(神経を伝わる興奮)の強さを大きくする「興奮」と、逆に強さを小さくする「抑制」の2つがある。心の働きにより違いが出る。

 興奮性神経伝達物資・・・・・ノルアドレナリン・セオト人・アセチルコリン・ドーパミン

 抑制性神経伝達物資・・・・・γ-アミノ酪酸 などがあります。


金針菜や合歓花のエキスを混合することにより、単体では改善が難しかった頑固な不眠に対し、顕著な効果が明らかになりました。

近年自殺者の増加で、先進国でもトップクラスですが、背景にはストレスによるうつ病や神経症、摂食障害の増加とも一致し、生活のリズムが乱れていることの現れです。

抗ストレス作用や生活リズム調整作用のある金合歓混合エキスでストレスに打ち勝つ精神力を高めましょう。


不眠症