病気が長引く人、回復が早い人

  ○おでこと頭頂が薄い人は前立腺癌に注意

  ●脱毛がある人は前立腺癌を誘発する確率が39%も高い・・・将来自分が癌になるかどうか、誰もが不安に感じるところでしょう。今は医療技術が進歩し、癌は助からない病気から、治療できる
  
  病気へと変わっていきました。治療して、予後を良く保つためには、まず早期発見することです。その為にはあらゆる角度から、癌の前触れに注意しておくことが大切です。見た目で分かる癌の

  サインの中で、最近判明したものが「脱毛」と「前立腺癌」の関係です。前立腺癌になりやすい人に、ある共通の毛髪のパターンがあることが判明したのです。前立腺癌の中で、特に悪性度の

  高い高悪性の前立腺癌になりやすいパターンは45才時に前頭部と頭頂部の脱毛が、ある特定の形(45才j時点で、額がM字型後退し、頭頂から後頭にかけてO字型に薄くなる脱毛パターン)を

  成す脱毛者に多かったのです。米国では1993~2001年に登録された約4万人の男性のデータを調べたところ、このパターンの脱毛がある人は、ない人に比べ高悪性の前立腺癌を誘発する確率

  が39%も高いことが分かりました。このような脱毛を持つ男性は、前立腺癌に対する予防に早めに取り組んだほうがいいでしょう。前立腺癌は、PSA検査(腫瘍マーカー検査)という血液検査を含め

  現在、病院で簡単に調べることができます。50才を過ぎたらPSA検査を受けて、早期発見に努めましょう。

  ●カレーとトマトで前立腺癌を予防できる?・・・因みに前立腺癌の予防には、カレーとトマトがいいといわれています。カレーに含まれるクルクミンは、前立腺癌細胞の数を減らすことが、培養
  
  細胞レベルで分かっています。また、トマトのリコピンも効果があります。トマトを良く食べるイタリア人の男性には、前立腺癌や前立腺肥大症が少ないのです。積極的に食事の中で摂りましょう。

  ○癌は敵ではなく、頑張ってきた自分の姿だと知る

  ●癌細胞は必死に生き延びようとする・・・癌細胞は「糖好き、酸素嫌い」という特徴があります。有酸素運動不足の酸素が少ない環境で、高血糖が原因で分泌されるインスリンや糖を取り込んで

  増殖するのです。正常な細胞であれば、酸素が少なくて糖が多過ぎる環境では生きられません。私達が自分の体を粗末に扱い、体内環境を悪くしてしまうと、正常な細胞は生きずらくなるのです。

  酸素は行き渡らない、糖ばかり余っている。これでは体のリズムは乱れてしまい、あちこちが傷つき、炎症が起こり始めます。そんな劣悪な環境で何とか生き延びようとする細胞が、癌細胞へと

  変化するのです。癌細胞は少々のことでは死にません。無限に増殖しようと頑張ります。おまけに、発症した場所だけに留まらず,転移という言う方法で他の臓器にも散らばっていきます。

  最終的に、私達の全エネルギーを吸い取って生きようとし、私達を死に至らしめるわけです。癌細胞は、けなげにも私達の劣悪な体内環境の中で何とか持ちこたえ、生き抜こうとして、変わり果てて

  しまった細胞の姿だと言えるでしょう。

  ●癌は正常細胞が変身した鬼子母神・・・私達はつい、自分の体のことを後回しにしてしまいます。家族のため、仕事のため、はたまた自分のプライドや名誉、つまり自分の欲の為に。

  運動不足、ストレス、睡眠不足、過度なアルコール、糖分や脂分の摂り過ぎ・・・体は、貴方に必死についていこうとして、正常細胞を癌細胞へと変身させてしまうのです。私は、癌について

  考える中で、仏教に出てくる鬼子母神のことを思い出します。鬼子母神は、自分の子供を愛するがゆえに鬼となり、人間の子供を食べてしまいます。母に愛おしさを覚えるように、癌にも

  愛おしさや感謝の気持ちが沸いてきます。お前も私の為に、一生懸命頑張って、黙ってけなげに耐えてくれていたのか。そ言う中で癌細胞という不死化した姿になっってしまった。お前もまた

  私自身なのだな、と思うのです。

  ●自分を嫌ったり生き方を否定したりしない・・・例え貴方が癌になったとしても、過去を振り返り、間違っていたと後悔する必要はありません。それだけ貴方も、貴方の体も頑張ってきたと言う

  ことなのですから、自分を嫌ったり、自分の生き方を否定しないことが大事です。癌は自分自身でもあります。自分に背いた我が体の中の敵、鬼とも言えるかもしれません。それでも

  癌を憎しみ闘うのではなく、自分のこれまでの生活や考え方を振り返り、癌の性質を理解して治療に望むべきだと思います。まず、癌ができやすい、正常細胞が生きずらい劣悪な体内環境を

  作らないようにする。そして癌ができたら、体内環境を正常細胞が生き易い環境へとがらりと変えることです。100%健康であるより、人生の目標と生き甲斐を持って生きることのほうが重要です。

  たとえ病気であっても、希望があれば幸せに生きることはできます。希望は、人生の未来を照らす唯一のものです。生きようとする意欲を支えてくれます。そして、例え病気になっても折れずに、

  またバネのように回復する、自らのレジリエンスを信じるのです。