病気が長引く人、回復が早い人

  ○牛乳は内臓脂肪を減らし血圧を下げる超ダイエットフード

  ●「乳頭」には抗肥満作用がある・・・カルシゥムの豊富な食品と言えば牛乳です。牛乳を飲むと太るのではないか、と心配する人がいますが、実は牛乳と体脂肪のあいだには意外な関係が

  あります。「太っている人ほど、乳製品の摂取量が少ない」と言うことです。適正な体重を得るために、牛乳は役立つのです。牛乳には「乳頭」という天然の甘味料が含まれています。この乳頭に

  体にいい効果があるのではないかと研究されてきました。その結果、高脂肪食に乳頭を加えると、内臓脂肪の上昇が抑えられることが分かりました。乳頭は、抗肥満作用があり、内臓脂肪を

  減らしてくれるのです。牛乳や乳製品の摂取状況と、メタボリックシンドロームとの関係は統計でも証明されています。特に女性では、腹囲、胸囲、血圧、中性脂肪、HDL(善玉)コレステロール

  の数値は、牛乳を飲んでいる人のほうが全ていいのです。

  ●1日コップ2杯(約500mℓ)の牛乳を、6ヶ月間飲むと、過体重でなければそれだけで血圧が下がるというデータがあるほどです。また、1日300mℓ以上で、カルシウム摂取量が倍近くに増える

  事も分かっています。もともと運動量の多い人や、適正体重の人は、更に血圧が下がります。牛乳や乳製品は、食生活や運動習慣の後押し効果があるわけです。具体的に、牛乳のどの成分に

  このような抗肥満効果や抗メタボ効果があるのかは研究中ですが、塩や味噌の代わりに、牛乳を使って乳化させ旨みを出すなどの工夫を取り入れてみましょう。

  ○3食を8時間以内で食べると太らなくなる

  ●筋肉量はそのままで、体脂肪を落とせる食事のタイミング・・・心筋梗塞や脳梗塞を引き起こす大元に、肥満があります。肥満は血管の病気のみならず、、癌の原因になったり、老化をさせたり

  します。高脂肪の食べ物を摂っていれば、確実に体の状態は悪くなります。しかし、脂肪分が多い食事は嗜好性も高く、なかなか制限するのは難しいものです。最近、同じ物を食べていても、

  太らない食事のテクニックが見つかりました。食事内容ではなく「食事のタイミング」に注意するのです。この発見はマウスでの実験によってもたらされたものです。一方のマウスには普通職を

  与え、もう一方のマウスには高脂肪食を与えます。普通食を与えられたマウスは、マウスの活動時間である夜にのみ餌を食べます。しかし、高脂肪食を与えられたマウスは、なんと1日中餌を

  食べ続けます。これは、高脂肪食が、食欲をはじめとする体内時計を狂わしてしまうからです。さて、ここで高脂肪食のマウスを2つのグループ分け、片方のグループは1日中餌を食べ放題に、

  もう片方は夜の8時間しか餌を食べられないようにするのです。食べ放題のグループのマウスは、大好きな高脂肪食を昼夜問わずに食べ続けるようになります。一方、8時間しか餌を食べられ

  なくなったマウスは、1日中食べていた餌と同じ量のエネルギー量を、8時間でまとめて摂るようになり、結局両方のグループのマウスとも、殆ど同じエネルギー量の高脂肪の餌を食べる様に

  なりました。2種類のマウスを4ヶ月間おいて比較してみました。すると、驚くことが分かりました。同じエネルギー量の高脂肪食を摂っていても、食べるタイミングを8時間に限ったマウスは、

  1日中食べていたマウスに比べて太りずらくなったのです。血糖値、コレステロール値が下がり、脂肪肝が改善しました。普通食の餌を食べていたマウスと変わらないほど元気になり、メタボに

  陥らなくなったのです。そればかりではなく、運動能力も向上し、つまり落ちたのは体脂肪で、筋肉は痩せなかったのです。

  ●朝食は抜かないで、早めに夕食を摂る・・・哺乳類には、サーカディアンリズムという、24時間のリズムを感じ取る体内時計があります。肥満は、体内時計を司る遺伝子と関係があるのでは

  ないかと考えられていました。この実験で、2種類のマウスの時計遺伝子のリズムを調べてみると、1日中高脂肪食を食べていたマウスではすっかり乱れていた時計遺伝子のリズムが、8時間に

  制限したマウスでは回復していることが分かりました。体内時計のリズムを整えると肥満を抑えられる、と実証されたのです。食べる時間を制限する、特に体内リズムを意識して食べるように

  することで太りずらい体質になれます。マウスだけではありません。人間でも、食べる時間を8時間に制限すると、痩せやすくなります。カロリー量は同じでも、痩せ易くなるのでチャレンジして

  見てください。マウスも人間と同じ哺乳類です。マウスの睡眠時間は12時間。人間では活動時間が長いため、もっと長時間食べたくなるが、8時間に制限します。夜遅くまで食べられるようにと、

  朝食を抜くのはいけません。また夜遅く、寝る前に食べるのも厳禁。体は脂肪を溜め込もうとして、太りやすくなるのです。朝ごはんをしっかり食べて、夕方頃に食事を終えるのが理想です。

  ダイエットをしている人は、この8時間ダイエットを試してみてください。