医者・薬・健康法何を信じればいいのか?

  科学の信頼性が揺らぐ事件が多発しています。高血圧治療薬の臨床研究不正事件、人間ドック学会と他の学会による健康基準値論争、STAP細胞論文

  事件等々一体、何が起こっているの?一方で、「構造の問題だから仕方がない・・・」という、ため息混じりの声も聞こえてきます。これらの問題の根っこは

  ✦研究者と企業の癒着   ✦メデイアと企業の癒着   ✦政治家と企業の癒着   ✦統計データの誤認や悪用   ✦検査や治療を沢山行わないと

  病院経営が成り立たない医療制度   といった構造の問題を見直さない限り、おかしな世の中は改善されず、市民は不利益を被り続けるでしょう。

  欧米では1990年代から、大人数の協力者が参加し、長期間にわたって追跡が行われる「大規模調査」が行われるようになり、その結果、信頼度の高い

  エビデンス(科学的根拠)が得られるようになってきました。しかし、日本の医療は大規模調査への関心が低く、いまだに不可解な常識に縛られています。

  調査データを正しく読み説くには、深い洞察力が必要です。現在、世の中には沢山の情報が溢れていて、何が正しくて、何が間違っているのかを見極める

  ことが、大変難しくなっています。統計データを利用した巧妙なごまかしのテクニックが横行していて、だまされない様にするには至難の業です。私達のでき

  ることは、情報を鵜呑みにせず、疑ってかかることです。その情報の裏で、金儲けをしているのは誰か、を常に考えることです。構造の問題は簡単には変わ

  らないでしょう。巷に溢れている健康情報の見極め方や、医者や薬との上手な付き合い方、生活習慣病や癌を予防するために有効な方法を述べます。

「医療」と「健康情報」の嘘を見破るコツ 本当に信頼できる生活習慣はこれだ!
案外嘘が多い巷の健康常識 健康に痩せる為の食べ方
飲んでいい薬、飲むと危ない薬 癌は80%予防できる

                      

  ◎「医療」と「健康情報」の嘘を見破るコツ。

  ✱調査データには信頼できないものもある

  毎日、山の様な原著論文が出てくる中、最近は情報が複雑になり過ぎて、世の中で起きていることを正しく把握するのが、難しくなっている。「○○という

  新薬が効果的だ」「○○をすると健康にいい」などの情報には、証拠となる調査データがつけられているので、その情報は信頼できると思いがちだが、

  実は、調査データには信頼性の高いものと、そうでないものが混在しています。それを知らない人が多いのをいいことに、さも根拠があるように見せかける

  「ごまかしの手口」がはびこっています。「データの信頼性を判断する目」を養う方法を述べます。血圧、血糖値、コレステロール値を下げる薬など、日常的に

  薬を飲んでいる人は多いものです。そして、殆どの人が、「こんなに沢山の薬を飲む必要があるのか?」と疑問に思っています。しかし、「薬をやめたら悪く

  なってしまうかも・・・」「薬を飲みたくないけれど、そんなことを医者に言ったら医者に怒られるかも・・・」という不安から、モヤモヤした気持ちを抱えたまま

  飲み続けている、というのが実情ではないでしょうか。現在の医療制度は必要のない薬まで処方される構造なのです。どんな医療にも功罪両面があり、

  不利益の方が上回る場合が少なくないということです。つまり、薬の副作用で余計体調が悪くなったり、レントゲン検査の影響で癌になってしまったりという

  ように、デメリットがメリットを上回るということです。医療は「ほどほど」がいいのです。行き過ぎた医療の問題点及び騙される理由について述べます。

データの誤認や悪用 医療を取り巻く構造 科学への過大な期待

  ○データの誤認や悪用

  「エビデンス」=「医療は個人の経験や勘、或いは単なる慣習によるのではなく、科学的な根拠に基ずいて行われるべき」という意味です。それまでも、

  動物実験や試験管実験のデータに基ずいて行われていたが、こういうデータは現実の医療に当てはまらないということが分り、「大勢の人間を対象に調べ

  る」「比べる相手を公平に用意する」「長い年月をかけて結果が出るまで見届ける」という3条件を満たす研究手法で得られたデータを「真のエビデンス」という。

  しかし、最近、エビデンスという言葉が流行りだしたが、意味がすり替えられるようになっている。単なる数字を

  エビデンスと称したり、学会や偉い先生の意見を利用して、さもエビデンスがあるように見せかける手法が

  はびこってきたのです。そこで、情報に騙されない様に5つのチェックポイントを作りました。

  1→例えば、風邪薬「飲んだら良くなった」と書いてあるが「飲まなくてもよくなった」のかも知れず、両方を比べて

    見なけらば、本当に効果があたったかどうかはわかりません。

  2→公平に選んだ(ランダム化試験)としても少数では信頼性に欠ける。

  3→人間には個人差があるので、少なくとも1000人以上で調べる必要がある。

  4→2,3を満たしても長期間調べているか、薬の効果は、飲み始めは強く感じても、長く服用すると薄れてくる。

    年月をかけて調べたデータでないと、本当に効果があるかどうか、そして安全性も分りません。

  5→上記4項目を満たしても、果たして寿命は延びているでしょうか?「膝の痛みが取れた」「検査値が改善した」

    など目先の変化に一喜一憂しがちです。しかし、そのサプリメントに重大な副作用があり、飲んだことで亡くなっ

    ている人がいれば、平均の寿命は縮みます。本当に良いものなら寿命は延びてるはずです。ここまでクリア

    出来れば、まず信頼できるが、そんなサプリメントは存在しません。最近、全てのジャンルで世界的にごまかしの

    手口が進化していて、専門家ですら騙されてしまう世の中です。しかし、「怪しげなエビデンスの裏には、金儲け 
  
  を企んでいる人がいる」ということを意識してください。それだけで、情報を見る目は厳しくなり、企業もいい加減な商品を作れなくなり、世の中を変える一歩

  になります。