ここからは外部から若さを保つ方法を述べます。肌の老化を防ぐ40代以上向けの「アンチエイジング化粧品」の人気が20代、30代にも広がっているそうです。

  化粧品各社は新しいタイプの化粧水を相次いで発売しています。シミとかシワを気にしている若い女性向けの化粧品やサプリメントも開発されてきました。

  20代後半でもシワが気になるという悩みが増えてきているのです。肌のシワ取りの効果のあるコエンザイムQ10が入った化粧品が品薄状態になっているというのです。

  コエンザイムQ10は直接肌に塗ることで(目の周りに半年間塗った結果、シワの深さや面積が1/4に減った)(独)、肌の若さを保てることを証明したのです。

  コエンザイムQ10と同じような機序で、肌の若返りを期待できるサプリメントにα−リポ酸というのがあります。α−リポ酸は体内の余分な糖をエネルギーに変えることで

  老化予防に役立つことが明らかにされています。体内の余分な糖がコラーゲンなどの蛋白質と結合すると、肌のシワやたるみなどの原因になるのです。  

  肌を若々しく保つためには100mg/日のα−リポ酸をとらなければならないのですが、食品に含まれているα−リポ酸の量は極めて少ないのです。最も多いほうれん草でも

  100g中0.3rしかないのです。ですから、肌を若々しく保つためには、α−リポ酸をサプリメントで補う必要があるわけです。その他のサプリメントして、肌の生まれ変わりを

  促進し肌の張りとしなやかさを与えるビタミンA誘導体の「レチノイン酸」も注目されています。ビタミンC&Eも肌の老化を防ぐサプリメントとしてあげられます。

  ✱コラーゲンとヒアルロン酸

         肌の老化とは水分を失うこと    

  肌の若々しさやみずみずしさは何と言っても水分です。水は栄養分をいろいろな組織に送り込むとともに、

  老廃物を運び捨てています。体温調節もしているのです。赤ちゃんの肌は80%が水分ですが、水分は年とともに

  減少していきます。肌の老化は25才ぐらいから始まりますが、計算すると体重の1割近くの水分が老化とともに

  失われます。特に女性の方が男性の2倍も減り方が激しいので、いつまでも若く美しくいたい、と願う女性にとって 

  大問題なのです。                                       

 

 コラーゲンは細胞間物質の骨格を形成していて、この骨格の内部に水分が入っているが、ヒアルロン酸と呼ばれるようなムコ多糖がこの中で大量の水を包み込んでいます。

  皮膚にみずみずしさがなくなり、シワが増えてくるのは細胞間のコラーゲンが粗雑になり、水を大量に

  包み込むヒアルロン酸が老化とともに減少するということなのです。コラーゲンはたんぱく質の一種です。

  皮膚の表面のすぐ下にある組織「真皮」の約7割を占めている。細胞と細胞をつなぐ接着剤のような

  働きをし、肌に張りや弾力性を持たせています。コラーゲンは年とともに減るが、補給することで

  肌の老化は防げることになります。口から摂取したコラーゲンは体内でアミノ酸に分解吸収され、

  血管や、間節、骨などに使われ、次に肌に回ります。体内のたんぱく質の約1/3はコラーゲンが占めて

  いて、体内のコラーゲンが半年で入れ替わると仮定して、10g/日程度の補給が必要ということになります。

  コラーゲン飲料の摂取で肌の弾力性が向上し、シワが減り、自覚症状の改善などが見られた。

                                    肌の老化を防ぐ成分とサプリメント

  化粧品 サプリメント 作用機序   化粧品 サプリメント 作用機序
コエンザイムQ10 余分な糖をエネルギーに変えてシワの生成を抑制抗酸化作用        運動による筋肉の破壊を防ぐ レチノール(ビタミンA) 角質層の保湿     表皮細胞の保護    皮膚の再生
α−リポ酸 余分な糖をエネルギーに変えてコラーゲンに吸着するのを抑える      抗酸化作用        酸化したコエンザイムQ10やビタミンの再生 コラーゲン 肌のみずみずしさを保つ
ビタミンC&E 抗酸化作用 ヒアルロン酸 肌の水分量を保つ