病気の9割は自分で治せる

  ◎病気の「常識」は「非常識

医療相談をする理由 便秘は万病の元
降圧剤をやめたら、調子が良くなった? 安易に使えない胃腸薬
血圧が低くても、脳出血は起こる 頭痛薬の常用は危険
元気な老人は高血圧? 腰痛は自分で治せる
高血圧は、降圧剤だけでは解決しない アトピーは、根本的な原因を解消しよう
血糖降下剤は対処療法 不眠症は、生活習慣へのイエローカード
コレステロール値が低いと、死亡率がアップする? 抗不安薬は万能ではない
肥満を解消するポイント 対処療法ではなく、根本治療を
メタボリックシンドロームの本当

  ●医療相談をする理由

  医者として、不必要な薬を処方したり、不必要な検査を勧めたりしなければいけない仕事はストレスが大きいと思います。そうしなければ経営が成り立たないので

  あれば医師廃業?昔、手術の後「感染予防のため」と称して抗生物質の点滴をするのが習わしでした。これを疑問に思い指示を無視して、こっそり抗生剤を投与しない

  ようにしていました。非番の日に、指示漏れと勘違いし、ある患者に他の先生が抗生剤を投与してしまいました。すると30分ほどで全身に発疹が出現し、急に意識が低下し、

  呼吸もなくなり、血圧も触れなくなってしまい、あわてて人工呼吸器につなぎ、蘇生術を施し、幸いにも救命することができたが、寿命の縮まる恐怖感など、薬をめぐる

  「ヒヤリハット」な出来事は相当な数になります。ヒヤリハットとは重大な災害や事故に至らないものの、そうなってもおかしくない1歩手前の事例を指し、どこの医療機関でも

  日常茶飯事のように起きているが、その数は多すぎてあまり表面化することはありません。薬をできるだけ処方しない、検査もノルマを無視して必要最低限しか行わない

  そんな医者は現状ではなかなか通用しないのかもしれません。因みに億単位の投資が必要な最新鋭の医療機器を導入した場合、稼働率がクリニックや病院の

  存亡に関わってきます。あからさまでなくとも、当然のこととしてノルマが暗黙の了承としてあります。つまり時として不必要な検査も経営のためには行わざるを

  得ないということです。理にかなわないという理由から、臨床医を止め癌患者を対象に医療相談、情報配信、治癒セミナーなどを行うe-クリニックを開設しました。相談は、

  癌患者に限ることなく、高血圧、糖尿病、高脂血症、肥満症、便秘や胃潰瘍を含む胃腸疾患、腰や膝などの痛み、アトピー、不眠、抑うつ、リウマチ等多岐にわたる。

  ●降圧剤をやめたら、調子が良くなった?

  今、日本では2000万人以上の方が高血圧の薬(降圧剤)を日々服用しているとのことです。つまり日本人の5人に1人が毎日降圧剤を飲んでいることになります。

  まともな医者なら、高血圧の定義そのものがおかしいのではと思うのが自然でしょう。典型的な例を述べると、良く日に焼け、頑強そうな63才の男性Aさんは

  大工の棟梁で市民健診で血圧が高いと言われ、健診医に降圧剤を服用するよう勧められました。素直に降圧剤を飲み始めたが、飲み始めてから元気が出ず

  棟梁の仕事にも差し支えるほどです。そのことを医者に訴えると「飲み始めはそんなものです、心配しないで飲み続けてください」と励まされたが、Aさんは腑に落ちず

  しばらく服用をやめると、たちどころに元気になるのです。でもこのままでいいのか不安になり、相談に見えました。念のため血圧を測定してみると168/98mmHgと

  確かに低くはありません。聞いてみると今まで心臓や腎臓にも病気はなく、肥満もなく、生活習慣の乱れもなさそうです。良く良く聞いてみるとAさんのご両親も血圧が

  高いと言われながら90才以上まで生きられたとのこと。兄弟8人おり、皆健在で、そのうち5人が高血圧を指摘されているが、治療は全く受けていませんでした。

  「元気が戻ったのが何よりの証拠。しばらく様子を見てもいいと思います」と答えました。それから5年、Aさんも、兄弟全員、今も元気に生活されています。