口内乾燥症はこれで治る!                                             
 
  

 

 

  

  

  

  ✤口内乾燥症の原因と治療

  多くの人の前でスピーチをしなければならない時など、緊張して口の中が乾いてしまい、うまく喋れないといった経験は、どなたでもあると思います。

  緊張というストレスが原因で、唾液の分泌が低下してしまい、口内が乾燥するために起こる現象です。このような一時的なものは、スピーチが終われば元の状態に戻ります。

  しかし、その口内乾燥が恒常化すると問題で、これが口内乾燥症(唾液欠乏症、ドライマウス)という病気です。常に口の渇き、不快感に悩まされるようになります。

  口内乾燥症になると、ただ単に口の中が渇くだけでなく、唾液の分泌が減ることにより、口臭や虫歯、歯周病などの原因となるだけでなく、入れ歯の調子が悪くなったり、

  極端な場合にはより重篤な病気を引き起こすこともあります。「最近口の中がネバつき、水やお茶が手放せない」という人は要注意です。口内乾燥症の悩みは

  食べ物を飲み込みにくい、舌がヒリヒリと痛く口内炎や唇のひび割れなどがひどい、アルコールなどがしみて痛い、味覚が感じられないといった症状が表れます。

  口内乾燥症に悩む方が増えている背景には、現代人に多い主にストレスや不規則な食生活、薬物の副作用が原因であることが分かっています。

  現在、これに悩む人口は8百万人と推定され、男性より女性に多く現れやすい症状です。眼に現れる乾燥症の「ドライアイ」とともに、徐々に注目され始めています。

  現代医学の進歩は細菌やウイルスを発見し、それらを撃退することは大の得意となり感染症に対しては、絶大な力を発揮し、コレラやチフスなどが激減しました。

  しかし、一方、原因の特定できない慢性病や生活習慣病は増える一方です。癌に対しても決定的な治療法は見つかっていません。口内乾燥症もある1つの細菌やウイルスが

  原因で起る病気ではなく、遺伝的要因、食生活、生活スタイル、ストレスなど様々な要因が絡み、長い間の潜伏期間を経て病気が発症してくる生活習慣病の一面を持っています。

  これらの病気に対する治療は、人間全体を診て、時間をかけて、ハーブ(薬草)・漢方などを用いた自然療法が適しているのではないでしょうか?化学的に合成された

  薬品のように、病原菌も殺すけれども健康な細胞も傷つけたり、肝臓・腎臓などを酷使し、人体全体を疲弊させるような弊害もなく、天然自然のものばかりで副作用の心配

  もなく、悩ましい症状を和らげつつ、原因となっている生活習慣を健康的なものに改めることによって、回復していくのです。

  ✴原因:柔らかい食べ物ばかり食べていると、噛む回数が減ることで、唾液腺への刺激が減少し、顎が未発達となり、唾液腺の能力も低下してしまうのです。目が渇く

  ドライアイ(乾燥性角結膜炎)の患者さんは、口内乾燥症の症状を持っておられる場合が多い。ドライアイの患者数は8百万人ほどと推定されるので同程度数いるようです。

   ✦口が渇く作用(副作用)を持った薬剤を飲んでいる。→抗うつ剤、睡眠在、降圧剤、抗ヒスタミン剤などを常用する人の中に、口や喉の渇きの症状を訴える人が多い。

   ✦加齢(高齢)により唾液分泌の能力が落ちている。

   ✦精神的な緊張[ストレス)などによるもの。

   ✦口で呼吸する→鼻炎などの鼻疾患や癖などで口で呼吸すれば唾液は蒸発してしまい、口が渇く原因となります。

   ✦糖尿病、腎臓病、肝臓病、自己免疫疾患(リウマチやシェーグレン症候群)等の病気によるもの→自分の組織を免疫細胞が攻撃してしまう病気で、唾液が減って口が渇きます。

   ✦放射線治療、骨髄移植など。

   現代の食生活では唾液を十分に出さなくても飲み込めるようなファーストフードや食事が主流になっています。このため唾液の分泌が従来より少なくなり、口の中の潤いが

   足りず、口が渇く、舌がひび割れて痛いなどの症状を訴える方が増えています。食事にあまり手をかけなくなったことなどで、柔らかい食べ物が好まれ、人々の噛む力が

   弱くなってきたこと。時間に追われ、食物を十分に噛まずに、喉に流し込みがちなことから、口の周りの筋力低下を招いていることも、ドライマウスの一因となっている。

  ✲虫歯・口臭・口内炎などと口内乾燥症

   唾液が減って口が乾燥すると、唾液中の抗菌物質が少なくなるので、バイ菌が流されずに残り増えていきます。このような状態が虫歯を増やします。一般的には虫歯や

   歯周病は食後のブラッシングを怠ることにより現れる症状です。口腔内の食物のカスを栄養源として細菌が増殖し、酸や毒素も増加し歯や歯周組織を破壊します。

   唾液分泌量の減少でも殺菌作用が低下し、抑えられていた細菌が活発に繁殖し始め、酸(乳酸)や毒素(エンドトキシン)も増えます。酸は歯の表面のエナメル質を

   溶解し虫歯となり、毒素は歯肉(歯周組織)に炎症をもたらし歯周病へと移行します。特に大きくなった虫歯の穴、歯間や歯の周囲には食物残渣ざんさが付着しやすくなり

   細菌が繁殖し、ついた歯垢や歯石により症状はさらに悪化します。入れ歯が歯茎にうまくつかない場合も、唾液が少なくなっている可能性があり口内乾燥の原因です。

   口内乾燥症では口内炎ができ易くなり、唾液が減少して、口の中の汚れが取りにくくなり歯に着色しやすくなります。細菌の増殖も10というとんでもない数になり、

   口臭も強くなります。中でも硫化物は硫黄のような独特の強い悪臭を発生し、呼気とともに強い口臭となるのです。起床時や空腹時に臭いが出るのは生理的口臭で、

   睡眠中や空腹時は誰でも唾液量が減少し細菌が増加するので、多少の口臭が発生するのは止むを得ないのです。甘い物を食べた時も同じで、ブラシングで予防できます。

   飲酒後の臭いは殆どがアルコールや分解中のアルデヒドによるもので肺や皮膚からも出てきて口臭ばかりでなく体臭の原因にもなります。またアルコールは利尿作用が

   あるので脱水症状を起こしやすくなり、起きている時でも唾液の分泌が抑制され、ネバネバの唾液になり、寝ている時には唾液は殆ど出なくなり、細菌の温床となります。

   寝ている間に一気に増殖するので歯垢や舌苔も繁殖します。ですから寝る前の歯磨きは必ず励行したいものです。口内乾燥症で舌の先がピリピリしたり、舌のひび割れ

   が見られることもあるが、これはカビや細菌による感染、口内炎が原因です。舌が痛む場合はシェーグレン症候群などが原因の場合もあるので検査が必要です。

   唾液の減少は食べ物を噛み砕いても唾液と混ざらなくなるということで、舌の味覚を感知する組織(味らい)に食べ物が届きにくくなるため、食べ物の味が分り難くなる。