長寿の食事、短命の食事

病気にならない秘訣は“食”にある こんな疲労感を放っておいてはいけない
長寿の人は、100%「EPA体質」 免疫力アップで「病気にならない体を作る
1kg減らせば、寿命は1年延びる! 食を変えれば、「見た目も変わる」

  

命の長さは”食”次第

  私達は毎日いろいろな物を食べています。しかし、食べ過ぎれば、もちろん太ってしまうし、塩分を摂り過ぎると血圧が高くなります。アルコールを

  飲み過ぎると肝臓が悪くなります。今の時代は「食の乱れ」が病気をもたらすことが多いと言えます。そんな中で、病気を防ぐ自衛策として「ある食物の、

  なんという栄養素が、どのようにに作用して、体にどんな効果を出しているか」を意識しながら食事をする必要があるのです。「年をとっても健康な体でいたい」

  「病気にかからず、いつまでも元気でいたい」というのは誰でも願うことでしょう。その為にも体調管理には気を配っているという人も多いと思います。しかし、

  怖いことに、そんな人ほど、長生きできない「短命体質」になっていることがあるのです。例えば、「野菜を多く摂るように心掛けている」「運動を欠かさない」

  「定期的に医師の診断を受けている」・・・それなのに、どうも体調が良くない。なかなか疲れが取れないということはありませんか?そんな人は食生活を

  見直すべきです。多くの場合、体の不調は「食生活」で改善できるのです。「きちんと3食、バランスよく食べている」つもりの人も、「残業続きで不規則な生活」

  の人も、毎日の食事を見直してみてください。例えば、「油」の選び方です。食品に含まれる油、調理に使う油はどれも同じではありません。

  「体に良い油」と「悪い油」があるのです。この油の摂り方で、「健康で長生き」できるかどうか決まるといっても過言ではないでしょう。折角、体に良い食材を

  使っても、調理する油が悪ければ、元も子もありません。良質の油の筆頭は、EPA系の油です。サンマ、イワシ、サバなどの青魚に多く含まれています。

  このEPAは血液をサラサラにして、動脈硬化、心筋梗塞を予防する、コレステロールを下げる、美肌になる・・・といいことずくめの油です。

  健康のために是非、3ヶ月間、1日1匹は青魚を食べてください。それに合わせて摂る良い食品や、症状別の食事方法、ダイエット法なども述べます。

  「もう若くないから」「この体質は持って生まれたものだから」と、年齢や遺伝、体質のせいにしてあきらめる必要はありません。「医食同源」というのは

  食の乱れが体調不良や病気をもたらすので、まずは食を正すことが大切であるという考え方です。「食生活を変える」だけで健康・長寿がかなうのです。

  ✤気にならない秘訣は“食”にある!

健康で長寿の体質は、食で決まる 「3ヵ月」で長寿体質になれる
1日1匹青魚を食べれば、1日寿命が延びる 「沖縄の人は皆長寿」は過去の話
あなたは長寿体質?短命体質?

 一目で分かるチェックシート

「日本食はヘルシー」は大きな誤解
長寿のポイントは、EPAと総摂取カロリー

  ✲健康で長寿の体質は、食で決まる:

  疲れがなかなか抜けない、肩こりや腰痛がひどい、肌荒れがひどい、風邪をひきやすい、お腹がポッコリ出ていてメタボリックが心配・・・これらの症状は

  大病ではないが、このまま放っておくと、やがて大病を招く原因となります。慢性的にこれらの症状がある人は、短命体質だといえます。

  日本は長寿大国なので、短命体質と言われてもピンとこないかもしれません。2006年の時点で、男性の平均寿命は香港がトップで79才、日本は4位に転落

  したものの78.53才の高水準です。女性は21年連続でトップを維持し、平均寿命は85.49才とのこと。「私は78才まで生きられるはず」と思っている人も多いでしょう。

  けれども、このデータを知って安心するのは尚早です。最近は50代以降で心筋梗塞などの心疾患で亡くなる人が増えているのです。それどころか、

  30代後半や40代の心筋梗塞患者も少なくありません。これは昔の日本ではあり得なかった現象です。心筋梗塞は、元気な人でも急に発作が起きて倒れるのは

  よくある話です。元気なつもりでも、恐らく疲れが抜けなかったり、肩こりがひどかったりするなど、何らかの形で体にサインは出ていたのではと思われます。

  若い人が亡くなるのは現代社会はストレスが多いから、運動不足だから、などの理由も挙げられるでしょうが、特に現代の食生活に大きな問題があるのです。

  クリニックを訪れる患者の9割が短命食を食べているという事実があります。普段食べている物を聞くと、「焼き肉、ステーキ」が大好き「忙しいからファースト

  フードで済ませる」「甘いものが止められない」と答える人が大半です。これら大好物の食事こそ短命食の代表です。短命食を食べている人は、冒頭のような

  症状を訴えます。体が短命体質になっているのです。この体質を変えるには長寿食に切り変えれば良いのです。もともと日本人は魚食中心の健康的な食生活を

  していました。和食は洋食に比べ油を使う量も少なくて済みます。子供の頃は魚や野菜が中心で、肉を食べられるのは誕生日などの特別な日だけでした。

  昔はマクドナルドのようなファーストフードやファミリーレストランもありませんでした。日本の食生活が劇的に変化したのはここ30年くらいの話です。

  脂肪分の摂取量は、戦後間もなくの時は5〜10%だったのが、今では30%にまで増えています。特に増えたのが肉系と食用油による油です。

  体に摂り入れる油が変われば、体につく脂肪の種類も変わります。実は、この脂肪が寿命を左右する要素だったのです。魚に含まれるEPA系は、血液を

  サラサラにするなどの働きがある脂肪です。これを善玉脂肪と呼びます。血液がサラサラになれば、心筋梗塞のリスクは減り、長寿体質になれるのです。

  一方、食用油に含まれる脂肪をアラキドン酸系といい、血液をドロドロにしてしまいます。これを悪玉脂肪と呼びます。心筋梗塞のリスクが高まり、つまり、

  短命になるということです。若い世代はもちろんのこと、40代から60代の人でもアラキドン酸体質=短命体質になっている人が多いのです。 

  短命体質の人は、どんなに運動をしても健康にはなりません。ヨガやウオーキングなどの有酸素運動をしても、食生活を変えない限り、体の中から健康に

  なれないのです。それどころか、うかつに運動を始めたとたんに心筋梗塞も起こすのもアラキドン酸体質の人です。知らず知らずのうちに、私達の体は

  悪玉脂肪によって短命体質に変えられています。このまま欧米並みの食生活を送っていれば、20〜30年後には平均寿命もずっと短くなってるでしょう。

  今健康のつもりでいるあなたも、体の中では短命になる準備を始めていかも知れないのです。