あなたの体 問診帖

  ✤上半身のチェック

睡眠時無呼吸症候群 過敏性腸症候群
結核 逆流性食道炎
乳癌 慢性閉塞性肺疾患
胃潰瘍・12指腸潰瘍 肺炎
メタボリック症候群 脂肪肝
デイスぺプシア 慢性膵炎
腸内環境  

  ✲睡眠時無呼吸症候群(SAS):睡眠時に無呼吸になる病気。10秒以上呼吸をしない状態を無呼吸と呼ぶ。細胞組織への酸素が不足することで高血圧を

  はじめ生活習慣病の引き金になると指摘されている。

  1. イビキが大きいとよく言われる          2. 扁桃が大きく、すぐ喉の風邪を引く         3. 何時間寝ても頭がすっきりしない

  4. 朝、起きた時頭痛がする          5. 息苦しくなって起きることがある          6. 日中、強い眠気に襲われる

  7. 肥満気味である         8. 朝の目覚めが悪い         9. 顎が細いタイプだ          10. 高血圧または糖尿病である

  判定

  1〜10はSASの典型的症状と危険因子。5つ以上あれば要注意。特に1,5,6に該当するならSASの可能性が高い。イビキをかく人はは16〜18%といわれ、

  、そのうち2割程度がSASと推測されている。正式な診断基準は無呼吸ヶが1時間に5回以上または7時間の睡眠中に30回以上あること。

  本人は分からないのでポリソムノグラフィーと呼ぶ検査を行う。熟睡できない為、日中突然の睡魔に襲われ、交通事故率は通常の7倍にのぼる。

  原因

  この病気になりやすいタイプもある。大きなお腹、小さな顎、短い首の持ち主。肥満の人は口の奥や舌周辺にも脂肪がついて気道が狭くなりがち。

治療

  CPAPと呼ぶ治療が効果を上げている。無呼吸になる原因は気道がふさがること。マスクをつけて気道がふさがらないよう加圧した空気を送り込む。

  無呼吸が1時間に20回以上になる中等症のSASA患者は保険がきく(通院費用は¥5000/月)。軽症の場合は専用のマウスピースを使う。扁桃の肥大なら

  除去する手術をするケースも。病名はよく聞かれるようになったが治療を受けている人は少ない。心筋梗塞、脳梗塞を併発し易い病気なので専門治療が必要。 

  ✲核:年間発症者数 28,000人 結核菌が起こす感染症。空気感染する。殆どが肺結核だが腎、腸、結核性隋膜炎などもある。新規発症者は70才以上の

  高齢者が4割を占め20〜30代の罹患率(10万人に対し約15人)は微増傾向。

  1. 2週間以上咳が止まらない          2. 体重が減っている          3. 痰がよく出る          4. 胸の痛みがある

  5. 微熱状態が続いている          6. 体のだるさが残る          7. 65才以上である          8. 糖尿病である

  9. 胃お切除している          10. 人工透析を受けている          11. 副陣皮質ホルモン剤の治療を受けている

判定&状況

  1〜6は結核の自覚症状。7〜11は結核の発症率が高い危険因子。1〜6で3つ以上当てはまり、7〜11で1つでも該当する人は医療機関で結核検査を。

  発病から初診まで2ヵ月以上の間がある患者が約2割。結核は怖い感染症。現在でも1日に80人が新たに感染し6人が命を落としている病気です。

  世界的に見ると総人口の65憶人の1/3が感染者。毎年200万人が死亡している。罹患率は日本は(10万人堆22.2人)は米国の4.5倍も高い。

原因

  体内の結核菌は予防接種をしていても完全には排除されない。免疫抗体が増殖を抑える働きをしており、免疫力が弱まれば発病するケースも増えてくる。

  若い世代は未感染のため免疫がなく感染しやすい傾向がある。高齢者は結核流行時を経験しているので保菌者が多い。体力・抵抗力が低下すると、発病しやすくなる。

  治療

  治療は3〜4種類の抗結核薬(抗生物質)を用いる短期化学療法が一般的。6〜9ヵ月程で治る。入院治療が原則だが咳による排菌が収まれば外来が可となる。

  結核治療には公費負担制度がある。通院治療を受けるための費用の95%は公費負担で、抗結核薬もその対象。

  ✲癌:年間死亡者数 1.1万人 乳房に発生する悪性腫瘍。女性に最も多い癌で年間3万人が発症する。40〜60代が好発年齢。

  1. 乳房にくぼみやひきつれがる          2. 乳頭が以前よりへこんでいたり、湿疹のようなだれがある

  3. 40才以上である          4. 結婚していない          5. 閉経していない(55才以上で閉経した)

  6. 肥満気味である         7. 良性だったが乳腺の病気にかかった事がある          8. 家族に乳癌になった人がいる

                                                                                     判定

  患者の約9割は「乳房のしこり」から病院へ行っている。1,2のいずれかに該当し3〜8のハイリスク要因に当てはまるなら、乳癌検査を。しこりは痛みがない

  (受診者の約75%は無痛)。進行度は遅いが、全身に転移し易い。早期発見、早期治療が重要。マンモグラフィー検査(乳癌用X線検査)

     の普及を推進している(厚労省)                    原因

  危険因子として肥満が注目されている。脂肪細胞に含まれる酵素が副腎ホルモンをエストロゲン(女性ホルモン)に変えてしまうから。エストロゲンは

  乳腺に作用し細胞を癌化させる原因の1つ。             治療

  癌細胞の直径が2cm以下の早期発見・早期治療は5年生存率が9割、10年生存率も8割を超える。標準的治療は手術による切除だが、癌細胞が小さく

  リンパ節への転移がなければ乳房を残せる。米国では日帰り手術も。切除手術は微細な癌が残っている可能性があり、再発防止のため通常は術後に

  放射線療法を行う。通院して25〜30回(1回5分)の放射線照射が必要。手術が不可能の場合は抗ガン剤を中心にした化学療法を行う。

  ホルモン依存性の癌(男性なら前立腺癌)は、ホルモン分泌抑制薬を使ったホルモン療法が行われる。