百歳検定

 

 (44)胃癌、乳癌、大腸(結腸)癌のうち手術代が1番高いのは?

     @胃癌               A乳癌               B大腸(結腸)癌               回答欄  

  病気の治療にはお金がかかります。特に癌などの重篤な病気は、手術代や入院費も高く、「治療にはいったいいくらかかるのだろう…」と、とても不安です。

  健康保険医療の値段、つまり診療報酬はすべて決まっています。その3割(高齢者は1割)を患者が負担する、これが現在の日本の健康保険制度です。

  全国おこの病院で治療を受けても、同じ治療内容ならば、患者が支払う金額は同じです。癌の手術は、他の病気の手術より価格が高く設定されています。

  癌の種類や症状の進行具合によって手術代は異なりますが、例えば、胃癌の手術代は42万6000円、乳癌は29万1000円、大腸癌は32万7000円ほどです。

  手術代以外にも、入院基本料、検査費、薬代、注射代、麻酔代・・・など様々な費用が加算されていきます。癌の治療には、少なくとも100万円はかかるでしょう。

  すべて保険診療で済めば、自己負担額はおよそ30〜50万円(3割負担の場合)。さらに高額療養費制度を利用できれば自己負担額の上限は

  ”上位所得者15万円、一般8万100円、低所得者3万5400円”となります。

  ❈胃癌の手術代は約42万6000円。入院費用は、合計で平均121万3530円(28.5日)かかります。

  

 

 

                    

  (45)性疾患で毎月病院で薬をもらっている。病院によって金額が違うのは何故?                  回答欄  

     @薬の処方科が病院の規模によって違うから     A慢性疾患の管理課が病院の規模によって違うから     B大きな病院は薬の値段が安いから

  近所の診療所で薬をもらうよりも、大病院でもらったほうが安い・・・?慢性疾患の場合、病院の規模によって支払額に差が生じます。処方薬(医療用医薬品)の値段と

  処方料は同じですが、加算される「特定疾患療養管理料」の点数が病院の規模によって異なり、20床未満の診療所は225点、100床未満の病院は147点、

  100〜200床は87点、200床以上は0点です。例えば、診療所(20床未満)で慢性疾患の治療を受けていて、薬をもらう場合、診療報酬点数は、再診料(71点)、

  外来管理加算(52点)、特定疾患療養管理料(225点)、薬剤情報提供料(10点)、合わせて358点(1点=10点)となります。3割負担なので、支払いは1000円。

  これが200床以上の大病院になると、外来診療費(70点)と薬剤情報提供料(10点)しか加算できない為、合計80点。3割負担で約240円です。

  これは、大病院のほうが得という損得の話ではありません。慢性疾患管理のコストを考え、規模の小さい診療所を優遇しているわけです。

  かかりつけ医の大切さは値段でははかれません。身近にいるかかりつけ医の診療を定期的に受けておけば、ちょっとした体調の変化にも対応してもらえます。

  特定疾患療養管理料は、その料金だと思っておきましょう。

  ❈慢性疾患の管理料は、大病院ほど安くなるが、損得だけではなく、治療全体のメリットを考えて選択すべき。

  

    

 

 

 

  (46)国の市区町村のうち、2005年の時点で、人間ドック助成金制度を設けていたのは?

     @200ほど              A600ほど               B1200ほど               回答欄  

  市区町村が申請窓口となる人間ドック助成金制度は、国民健康保険加入者を対象としています。但し、後記高齢者医療制度によって、国保からはずされた

  75才以上の人が、助成金を受けられなくなったケースも多いと言われています。厚労省は、2005年時点で1200あまりの市区町村が、人間ドック助成金制度を

  設けていたと国会で答弁しました。市区町村の財政状況によっては、人間ドック助成金制度を廃止することもあるため、現在、助成金制度を実施している数は

  厚労省でも正確には把握できていません。東京都を例に取ると、千代田区は人間ドックの利用補助を実施しているが、お隣の港区には人間ドック助成金制度は設け

  られていません。千代田区の場合、40才以上の国保加入者が対象で、区と人間ドックの利用契約をしている医療機関で受診すれば、2万円の補助が受けられます。

  ところが、対象者約一万1千人のうち、実際に助成金の申請をしたのは、2007年にはたった42件。受診料の高さ故なのか、手続きが面倒なのか、理由はわかりません。

  他にも、B型・C型肝炎の無料検査(保険所で実施)など、地域で受けられる様々な医療サービスがあります。特に国保加入者は、住んでいる自治体の医療助成制度

  について、1度調べて見ることをお勧めします。