百歳検定

   ✤医療と金の話

(41)「差額ベッド代」の正しい説明はどれ? (46)人間ドック助成金制度を設けている市町村数?
(42)入院医療費100万円の自己負担限度額はいくら? (47)医療専門の相談窓口がないのはどこ?
(43)ジェネリック医薬品が最も普及している国は? (48)後期高齢者制度の正しいのは?
(44)胃癌、乳癌、大腸癌のうち手術代の最も高いのは? (49)傷病手当金は最長何日間もらえる?
(45)病院によって薬の値段が違うのは何故? (50)国の総医療費が、1番多い国は?

   (41)「差額ベッド代」につての説明で正しいのはどれ?               回答欄       

     @申請すれば支払額の1割が戻ってくる          A1000円以下の差額ベッドもある    B病院の都合で高い部屋になった場合は患者が7割負担          

  差額べッドは、正しくは「特別療養環境室」といいます。✦1室に4床以下 ✦1人当たりの面積が6.4m2以上 ✦ベッドごとにプライバシーを確保する設備

  (仕切りカーテン)がある ✦個人用の私物収納設備・照明・小机・椅子などがある。という4つの条件を満たしたものが、差額ベッドです。

  料金は、1日数十万円もするところから1000円以下のところまで様々。平均すると、1日5000円前後が一般的な差額ベッド代です。

  厚労省(平成16年)によると、1万500円以下の差額ベッドが88.9%を占めています。医療費は、年間10万円(又は所得の5%)を超えると医療費控除の対象に

  なるが、差額ベッド代は保険適用外なので、控除の対象外。大部屋に入院すると、「同室の人のいびきがうるさい」「カーテン1枚の仕切りではとなりが気になる」など、

  ストレスがたまることもしばしば。快適な入院生活を送る為には、多少の出費はやむを得ないのかもしれません。入院する際に、病院で提供されている差額ベッド

  の環境を確かめ自分の懐具合とも相談して、差額ベッドを使うかどうか決めましょう。ちなみに、治療上の理由や病院側の都合で差額ベッドを使用することに

  なった場合は、料金を支払う必要はありませんのでご心配なく。

  ❈差額ベッドの料金は病院ごとに異なります。病院側の都合で差額ベッドになった場合は、支払いの必要なし。

   

 

 

 

 

    (42)院して医療費を100万円支払ったと時の、自己負担限度額はいくら?

     @約8万円              A約18万円              B約28万円              回答欄  

  「高額療養費制度」を存じですか。所得ごとに1ヵ月当たりの自己負担額の上限を設け、上限を超えた分のお金が戻ってくるという制度です。同一世帯で1年間に

  3回以上健保から高額療養費の支払いを受ける場合は、4回目から自己負担の上限額が低くなります。同一の保険証を使っている家族分の合算や、複数の医療機関

  に払った額を合算することも可能です。所得の分け方は、上位所得者(月収53万以上)、一般(月収53万未満)、低所得者(住民税非課税)の3区分です。

  自己負担限度額は、上位所得者が約15万円、一般が約8万100円。低所得者は3万5400円です。注意すべき点は、利用は月単位で、月をまたぐと自己負担額は

  2倍になること、保険診療のみを対象とし、入院時の食事代や差額ベッド代などは対象外であること。以前は”申請して払い戻す”方式でしたが(70才未満のみ)、

  2007年に仕組みが変わり、窓口で多額の費用を払わなくても済むようになりました。その為には、まず、加入している健康保険組合や市区町村窓口で

  「限度額適用認定証」を交付してもらい、医療費を支払う前に病院に提出する必要があります。制度が利用出来るかどうか、また合算する場合の計算方法について

  など、各窓口に相談してみてください。制度をきちんと理解してかしこく利用しましょう。

  ❈高額療養費制度を利用するときは、まず認定証を入手。窓口で多額の支払いをしなくて済みます。

   

 

 

 

 

  (43)段が安いジェネリック医薬品(後発医薬品)。最も普及しているのはどの国?

     @日本              Aフランス               B米国               回答欄  

  医師が処方する薬「医療用医薬品」は、製品ごとに薬価が決まっているので安売りが出来ません。ところが近年、効能や成分は同じなのに値段が安い薬が登場

  してきました。これが「ジェネリク医薬品です(後発医薬品)」です。新薬の特許権(原則20年)が切れると、後発メーカーでも販売が可能になります。

  価格を安く設定できるのは、開発費などのコストがかからない為。例えば、コレステロール値を下げる薬として大ヒットしたプラバスタチンは、現在多くの

  ジェネリック薬が作られており、オリジナルの半額以下のものもあります。各国は、医療費削減のためジェネリック医薬品の普及をすすめています。 

  しかし、日本の普及率はいまひとつ。2007年、医薬工業協議会がまとめた国際比較によれば、ジェネリック医薬品のシェアは米国63%、イギリス59%に対し、

  日本は17.1%です。国は、2012年度までに普及率を30%以上に促進するとの方針を打ち出しました。2008年4月からは、処方箋の「後発薬品への変更不可」

  チェック欄に医師の署名がない限り、ジェネリック医薬品を自由に選ぶことができるようになりました。薬を処方してもらう際に、医師や薬剤師に相談してみてください。