百歳検定

 

 (12)肝硬変を引き起こす原因のうち、最も多いのは?

     @飲酒               A過食               Bウイルス感染               回答欄  

  昔から「肝臓病、行き着く先は肝硬変」と言われるように、肝硬変は肝臓病の中でも命に関わる病気です。1度硬くなった肝臓は元には戻りません。

  健康診断の肝機能検査で異常が見つかると、お酒の飲み過ぎに注意しよう・・・と誰もが反省するはずです。ところが肝硬変を引き起こす最大の原因は、

  アルコールではなく、C型肝炎ウイルスだった!肝硬変の原因別割合は、@C型肝炎65%、Aアルコール性13.0%、BB型肝炎12.0%、CB型・C型以外の肝炎4.3%

    DB型+C型肝炎混合型1.2%、その他4.5%となっています。肝臓癌も、C型肝炎からの移行が約70%を占めています。最近では、アルコール性ではない脂肪肝が

  肝硬変を起こすケースも報告されています。肝硬変はジワリジワリと進行し、硬化していない肝細胞が残っているうちに治療できれば、改善の見込みはあります。

  その場合の5年生存率は、現在80%にまで伸びています。C型・B型肝炎ウイルス感染の有無は、保険所(無料)や病院(有料)で血液検査すればわかります。

  ❈肝炎ウイルスを持っているかどうか、1度調べてみましょう。結果が陰性なら、安心してお酒が飲めます。

   

 

 

 

 

  (13)粗鬆症予防策として、間違っているのはどれ?

     @適度な運動             A適度な飲酒              B適度な日光浴             回答欄  

  日本人の平均寿命は、男性79才、女性86才。一方、平均寿命のうち、自立した生活ができる期間をさす健康寿命は、男性72才、女性78才(2004年)。

  この数字は、日本人の男性7年、女性が8年、寝たきりや認知症になる可能性が高いことを意味します。寝たきりになる原因の3番目が、骨粗鬆症による骨折  

  (1番目は脳卒中、2番目は老衰)。骨粗鬆症とは、カルシウムの減少により骨が脆くなった状態をいいます。骨量すなわち骨密度は、男女ともに18才頃を

  ピークに減少します。とりわけ女性は、骨の吸収を抑制する女性ホルモンの分泌が減る閉経後に、急激に減少します。骨量の減少そのものは生理現象ですが、

  日頃からカルシウムを十分に摂り、適度な運動や日光浴を心がけることは骨粗鬆症の予防につながります。カルシウムは、蛋白質やビタミンDと一緒に摂ると

  吸収率がアップ。運動は30分ほどの散歩がお勧め。カルシウムの吸収を助けるビタミンDは紫外線にって作られるので、日光浴も大切です。

  骨粗鬆症の検査は、国や自治体、指定の医療機関などで受診できます。痛みもなく短時間で済むので、40才を過ぎたら1度調べてみましょう。

  ❈骨量を増やすには、カルシウムの意識的な摂取、運動、そして日光浴。40才を過ぎたら、1度は骨量の検査を。

   

 

  

 

 

  (14)性酸素についての説明で、正しいのはどれ?

     @二酸化炭素から発生する     A様々な病気の要因になる      B脳の働きを活性化させる       回答欄    

  活性酸素は、体に悪いんだ!と初めて知った方もいるかもしれません。”活性酸素で体が錆びる”という言葉はよく耳にするが、活性酸素ってそもそもなに?

  錆びるとどうなるの?細胞は酸素を使ってエネルギーを生み出していて、その過程で生成されるのが活性酸素です。活性酸素は、病原菌を攻撃するなど、

  体にとって有益な役割を果たす一方で、細胞を攻撃し酸化させるという“悪”の一面も持っています。体内では活性酸素に対抗する抗酸化酵素も作られているが、

  両者のバランスが崩れ活性酸素が優位になると、いろいろな病気を引き起こします。この活性酸素による酸化反応を抑えるのが、ビタミンCやビタミンE、カテキン、

  ポリフェノールなどの「抗酸化物質」です。毎日2〜3杯赤ワインを飲む人は、飲まない人に比べ、心筋梗塞による死亡率が35%も少ないという報告があります。

  赤ワインに含まれるポリフェノールが、活性酸素の酸化反応を抑制することが分かってきました。抗酸化物質の有効性はまだ研究途上ですが、体内の酸化系と

  抗酸化系のバランス調整は健康維持につながるはず。抗酸化物質を多く含む野菜や果物を、積極的に摂りましょう。

  ❈活性酸素の害から体を守る抗酸化物質。ビタミンC・E、カテキン、ポリフェノールなどが知られています。

   

  

  

 

 

  (15)康的に長生きできる体型は次のうちどれ?

     @痩せている人(BMI=19)        A理想体重の人(BMI=22)        B太り気味の人(BMI=25)                  回答欄

  痩せているか太っているかの判断基準には、BMIがしばしば用いれれます。BMIは「体格指数」のことで体重÷(身長)2という数式から算出されます。

  理想指数は22、25を超えると過体重(太り気味)、30を超えると肥満です。健康的に過ごすには22にキープしたほうがいいと、誰もが思うが、しかし最近、

  この理想指数を疑いたくなる調査法奥が多く寄せられるようになりました。長年の調査で25〜29のいわゆる”太り気味”の人が1番死亡率が低く、逆に最も死亡率が

  高かったのは、指数が18.4以下の“やせ型”の人でした(米国)。日本でも厚労省研究班の調査で、これまで理想値と考えられてきた19〜22.9の人よりも、

  25〜26.9の少し太り気味の人のほうが死亡率が低い、という統計結果が出ています。肥満は様々な病気の引き金になるが、痩せている人より少し太っている人の

  法がどうやら長生きのようです。

  ❉痩せている=健康と思い込むのは危険。栄養不足では長生きできません。