体の危険サインの見つけ方 

 サインを見逃さない為に 〜体調管理の基本〜

    「生活習慣」を見直せば体が変わる!

不調を未然に防ぐ体ずくり

それでも不調が起こってしまったら・・・

  

✤サインを見逃さないために〜体調管理の基本〜

    ✱本当に今のあなたは健康?先ずは自分を知ることからスタート

    ✲健康管理は体重から!正しい体重の測り方→なんだか今日は、お腹周りがキツいかも・・・。こんな風に、自分の体の変調にすぐ気がつくうちは、健康な証拠かもしれません。

  でも、仕事が忙しかったり、ちょっと落ち込んだりすると、一番おろそかになってしまうのが自分自身のこと。そんな時に「今の私は大丈夫かな?」と意識する簡単な方法が体重測定。

    出来れば1日3回以上。朝おしっこを済ませた後、昼はランチ前、夜は寝る前がお勧めです。ポイントは、体重の増減に一喜一憂せず、今の自分の状態を把握すること。

  減っていたら、水分不足や寝不足でないか振り返り、増えていたら、食事などに気を配りましょう。何時でも自分をいたわる気持ちでいることが、不調に負けない体を保つ秘訣です。

  ✲理想は心地よく活動できる体重→健康体重の目安は BMI=身長(m) x 22 (22は、肥満度を計算するBMI指数の標準値)体重計には、体脂肪も測れる「体脂肪計」や、内臓脂肪

  や筋肉量、体水分量、基礎代謝などを測定し、体質まで判定してくれる「体組成計」があります。測ったデータをもとに、自分の食生活など生活全般を見直すことが大切です。

  ✲平熱は何度?正しい体温の測り方→体重と並んで体の状態を把握するうえで役立つ情報が体温です。最近の日本人の平熱は低くなる傾向にあるが、自分の平熱を知ってますか?

  標準的な平熱の目安は36.5℃。もしそれよりも低いようなら、普段あまりエネルギーを使わない生活をしているのかもしれません。基礎代謝が落ちている可能性もあります。

  正しく体温を測るには、わきの下の汗をふき、体温計を45度くらいの角度に差し込みます。腕に密着させるのがポイント。舌の下で測る場合は、1℃ほど高くなります。

  女性は、排卵や生理によって体温も変わります。生理不順が気になる人には、婦人体温計がお勧めです。

  ✲環境や体調で敏感に変化!正しい脈の測り方→体温が1℃上がるごとに脈拍は7〜10回増えます。また。緊張や興奮でも、脈拍は多くなります。つまり、脈拍は心の状態まで

  把握できる手軽なバイタルサインです。測り方は、手首の付け根に、3本指(人差し指、中指、薬指)を当てるか、首の動脈に2本指(人差し指、中指)を当て、1分間、脈拍の数を

  数えます(30秒間測って倍にしてもOK)。成人女性で1分間で70〜80回、成人男性で65〜75回、子供は成人より多く80〜90回で、赤ちゃんは更に増えて130〜140回。

  個人差があるので、平常時の自分の脈拍を把握しておきましょう。

   ✱知っておきたい薬の基礎知識 薬の形状にはそれぞれ意味がある

  ✲その症状、薬は本当に必要ですか?→熱が出た!とあわてて薬を飲むのはお勧めできません。何故なら発熱は、体が細菌やウイルスと闘っているというシグナルです。

  それを見守る忍耐力も必要です。ただ、38.5℃を超えるようなら、体への負担が増えるので薬も必要。体温が1℃上がると内臓の働きは10%近くも低下するからです。

  そんな時には、医師の診断を受け、症状に合った適切な薬を処方してもらいましょう。また、薬には、医者が出す薬と薬局などで買える市販薬の2種類があります。

  あなたの症状を診て、検査結果から医師が処方する薬に比べ、市販薬は不特定多数の人を対象にするので、強さも3分の1から半分ほどしかありません。

  ✲各タイプの飲み薬の違いを把握しよう→飲み薬は基本的に、胃や腸で吸収され、肝臓を通過して血液に乗って症状を改善するというもの。大きく分けると4つのタイプがあり、

  何故その形状なのかを理解すると、正しい飲み方にも納得がいくはずです。  

  ✦粉末状の散剤:吸収と、効きが速い。先に水を含んでから飲むと、飲み込みやすい。

  ✦カプセル剤:カプセルの厚さや成分で作用する場所と時間が設定されている。カプセルから出して中身だけ飲むのは駄目。

  ✦顆粒剤:顆粒に糖分がコーテイングされており、効いてほしい場所と時間を調整。

  ✦錠剤:トローチ剤のように口内で溶かす物や、舌下に入れて口の粘膜から吸収して血液に入る舌下錠、水に溶かして飲む水薬など様々。すりつぶしたり、噛んで飲んだりは駄目。

   ✱薬の飲み方って、よくわからない・・・あなたの疑問にお答えします。

  ✶食後って、いつ?−食後30分を過ぎた頃。胃酸の量も減り、胃で吸収しやすい環境が整います。食事直後では胃で吸収すべき筈が、食物と一緒に小腸まで送られてしまいます。

  ✶では食間って、いつ?−食事と食事の間。食後およそ2時間が目安。

  ✶薬は何で飲むのがいいの?ーどんな飲み物でも大差はありませんが、白湯さゆが一番効果的。胃を温め、血行を良くする働きがあります。唯、「飲み合わせ」には注意しましょう。

  ✶花粉症がひどく薬が手放せないが、平気?−点眼剤や点鼻剤を使い過ぎると、粘膜が充血したり、委縮するなどの副作用を招きます。他にも常用を避けたい薬は、

  咳止めと目薬。習慣性が強いので注意が必要です。リップクリームの常用も唇が薄くなるので駄目。 

  ✶元気になったら、薬を止めてもいい?−自己判断で止めると怖い病気は、高血圧。止めた途端に血圧が急に上がり、血管に大きな負担がかかってしまいます。糖尿病も同様。

  ✶熱が下がらないので、もう1錠飲んでもいい?−医師から処方された薬と市販薬の重ね飲みや、続けて薬を飲むのは危険。飲み薬なら最低3時間、座薬なら4時間はあけましょう。

   ✱この組み合わせは要注意 効果が下がる、または効きすぎる危険も

  ✲どんな薬か再度確認。食事にも注意が必要→薬には、食品との相性が悪いものがあります。

  ✀抗生物質の場合、避けたいのは牛乳。かルシウムイオンが効き目を悪くするためです。

  ✀血圧を下げる降圧剤の場合は、グレープフルーツ。ナリンジンなどの成分が代謝を悪くし、血液中に成分が長く留まって、降圧作用を高めてしまうのです。

  ✀鉄欠乏性貧血に使われる鉄剤も要注意。服用の最低30分前後は、お茶は控えましょう。お茶に含まれるタンニンが、鉄を酸化させるからです。

   反対に鉄の吸収を高める食品、それがビタミンBとC。普段からレバーやアサリ、ヒジキなどを摂るように心掛けましょう。

  ✀お酒は様々な悪影響を引き起こすので服薬中は禁酒がベストです。

  ✀納豆が体にいいと、耳にしたことがありませんか?納豆には、血栓を溶かす成分も含まれているが、心筋梗塞などでワッファリンという薬を飲んでいる人は注意が必要。

  納豆には、血液を固まらせる働きのあるビタミンKも多く含まれているからです。

  ✀貧血気味の人が安易に鉄を多く含むサプリメントを摂ると、血圧の低下や痙攣を招く危険もあります。必要な情報を取捨選択する判断力を持つのも、健康の秘訣です。

   ✱薬の適量を正しく守ろう たくさん使えばよく効くわけではない

  ✲勝手な自己判断はNG!-熱がなかなか下がらないので、頓服薬を飲んで、さらに座薬を使用した。このように、自己判断で使用するのは大変危険です。血圧や熱を下げ過ぎて

  しまうこともあるからです。また薬には飲み薬の他に、軟膏、クリーム剤、貼付剤、噴霧剤、点眼剤、点鼻剤、座薬などがあります。症状がつらいと、ついつい何度も塗ったり

  しまいがちになりますが、厚塗りしたからと言って、効果が高まるわけではありません。使い過ぎは、かえって副作用を起こしてしまいます。守りたい3つのポイントとは、

  それは指示された「量」、指示された「回数」、そして指示された「使用期間」です。薬は正しく使用して効果があるのです。