17star5a.gif            各ビタミンの特徴                    戻る

  特徴 体に与える役割 体に与える影響 多く含まれた食品
ビタミンA

(脂溶性)

動物食品としてのレバーなどにはビタミンAの形で含まれ、野菜にはカロチンとして存在します。 目の機能を正常に保つ、上皮組織、細胞膜の正常性維持 夜盲症、角膜乾燥症 レバー、バター、チーズ、卵黄、緑黄色野菜、海藻   所要量/日     男2000, 女1800IU
ビタミンB1

(水溶性)

加熱してから水に溶けやすく、中性、アルカリ性に不安定です。 糖質の代謝の補酵素 脚気、多発性神経炎、浮腫、便秘 豚肉、レバー、豆類、大麦、卵黄、落花生、米胚芽  所要量/日   男0.7-1.0mg   女0.6-0.8mg
ビタミンB2

(水溶性)

水に溶けやすく、熱、酸には安定していますが、光によって分解します。 アミノ酸、脂肪、糖質の代謝に必要 口唇炎、口角炎、角膜炎 レバー、牛乳、緑黄色野菜(特に茎葉野菜)所要量/日 男1.0-1.3mg,女0.8-1.1mg
ビタミンC

(水溶性)

熱、酸素、アルカリに不安定ですが、酸や低温には安定しています。 コラーゲンの合成に関与、鉄の吸収、ステロイドホルモンの合成にも必要、アミノ酸代謝の補酵素 壊血病、感染病 果物、緑黄色野菜、淡色野菜、芋類         所要量/日 成人50mg

ビタミンD

(脂溶性)

 
熱や酸化にやや安定、日光に当たることが必要。 カルシュム、リンの吸収促進 くる病、骨軟化病 いわし、かつお、うなぎ、レバー、バター、チーズ、干ししいたけ    所要量/日 成人100IU

ビタミンE

(脂溶性)

 
熱や酸で壊れない、 酸廃油、Pb、Fe、アルカリ、紫外線で壊れます。 生体膜の安定性確保、不飽和脂肪酸、ビタミンAの酸化防止 貧血、不妊 小麦胚芽、緑黄色野菜、豆類、レバー、卵黄、玄米、もやし        所要量/日                   成人 12-15.1IU

ビタミンB5(ナイアシン)

(水溶性)

 

ニコチン酸、ニコチン酸アミドを合わせてナイアシンと呼び、熱、酸、アルカリ、光に安定します。 糖・脂肪の代謝エネルギーの補酵素 ペラゲラ、口舌病、下痢、皮膚炎、神経障害 レバー、魚肉、穀類、豆類、牛肉、豚肉、   所要量/日 男12-17mg  女10-13mg
ビタミンP(非ビタミン)

(水溶性)

ビタミンCと共に働き血管壁を強化し毛細血管の浸透圧を保ち出血や細菌の侵入を防いだりする 毛細血管の収縮作用、血圧降下作用もあり、高血圧の予防に有効 不足すると毛細血管がもろくなる 柑橘類の果皮部分と房を包む白い薄皮に多く含まれる、そば、レモン
ビタミンK

(脂溶性)

  血液凝固作用、γ−グルタミルカルボキシラーゼの補酵素 頭蓋内出血 納豆、パセリ、シソ、モロヘイヤ、アシタバ(生)、春菊、バジル、カブ(葉)、おかひじき、つるむらさき、大根(葉)、よもぎ
ビタミンB6

(水溶性)

  アミノ酸代謝に関与、GABA産生     アミノトランスフェラーゼ等の補酵素 皮膚炎、けいれん バナナ、玄米、大豆、鮭、ゴマ、サバ、サンマ、アジ、イワシ
ビタミンB12

(水溶性)

  プロピオン酸代謝、メチル転移酵素等の補酵素 悪性貧血 シジミ、赤貝、筋子、アサリ、ホッキ貝、、ハマグリ佃煮、牛・鶏レバー、アンコウの肝、イワシ丸干し、牡蠣(生)
ビタミンB3(パントテン酸)

(水溶性)

  エネルギー代謝、アシル基転移酵素群の補酵素 血圧低下、副腎機能低下 タラコ、カツオ、メバチ、サバ、ブリ、昆布、牛・豚レバー、豚ロース、鶏ムネ
葉酸

(水溶性)

  核酸合成、細胞増殖 大珠性貧血、神経管閉鎖不全症、   高ホモシステイン血症 牛・豚・鶏レバー、ブロッコリー、ホウレン草、枝豆、納豆、お茶
ビオチン

(水溶性)

  プリン・ピりミジン合成酵素の補酵素、炭酸固定反応酵素群の補酵素 皮膚炎 牛・豚レバー、大豆、卵、牛乳・ヨーグルト、玄米、牡蠣、ニシン、ホウレン草、トマト、インゲン豆、たまねぎ、ニンジン

  注:IU=可食部100g中に含まれるビタミンAの量をさす国際単位。

    1IU=ビタミンA(レチノール)として0.3µg(マイクログラム、1µg=1mgの1/1000)   

            =ßカロチン0.6µgに相当する。                         

  ✣ビタミンの5大欠乏症:脚気、くる病、壊血病、ぺラグラ、悪性貧血

  ✤ビタミンと認識される4つの条件:

   @ 必須の栄養素である(生命維持のため、毎日食事等から一定量摂らなければならない物質。

   A 必要量は微量である(タンパク質、脂肪、炭水化物、アミノ酸、必須脂肪酸などに比較して、人の摂取しなければならない必要量は微量です。

     一番必要量の多いビタミンCでも100mg/日です。

   B 有機物である(これがミネラル類と異なる点で、ビタミンは炭素をその構造の中に含んでいます)

   C 体内で合成することができない(これがホルモンと異なる点で、外界から摂る必要がありま。ビタミン必要量のすべてを合成により補うことができない物質)

  人では合成できないビタミンでも下等動物では合成できるものもある。ビタミンC(ネズミ)聴覚、臭覚などの五感も動物のほうが優れている。人は高度の脳機能を発達させた。