気管支炎、喘息が改善 

 

  ✤西洋医学には呼吸器疾患に対する決定的な治療法がない。最近、肺気腫と慢性気管支炎などを合わせて総称した病名の慢性閉塞性肺疾患という記事が良く見られます。

  肺気腫は肺が弾力性を失って肺胞が伸び切った状態、慢性気管支炎は太い気管支が炎症を起こして狭くなった状態で、いずれにしても日常的に息苦しさと息切れが起こります。

  病気というより、長年の喫煙や大気汚染などによって肺が消耗した状態である為に、病気であることを認識しにくく、年齢によるのだから仕方がないと受診せずに、悪化させてしまう

  ことが多々あります。この病気の怖さは息苦しいという生命をおびやかしかねない症状が出ることで、外出しなくなったり、寝たきりになったりし、欧米では寝たきり原因の第3位です。

  呼吸器系疾患は多かれ少なかれ、命と直接結びつきやすい症状なのに、いまだに決定的な治療法がありません。酸素吸入と気管支拡張剤で気管支を広げて息苦しさを解消する

  のが最大の治療法です。ここに紹介する活蚕かっさんハナサナギタケエキスは、全身に働きかける機能性食品として開発され免疫力をあげる力が呼吸器系疾患に効果があることが判明。

  ✲肺は心臓とともに人間の生死を左右する: 

  呼吸器とは気管、気管支、左右の肺からなり、体内に酸素を取り込み、肺で酸素と二酸化炭素の交換する働きをしています。

  肺は心臓とセットで、心臓が止まれば肺は酸素を取り入れなくなり、人間の生死を左右する臓器であるといえます。

  体中の細胞や臓器は血液から酸素と栄養を取り込み、二酸化炭素と老廃物を再び血液の中に放出するという新陳代謝を繰り返しています。

  二酸化炭素と老廃物は途中の腎臓で濾過され大静脈に集められて心臓の右心房に吸い込まれ、肺に押し出されます。肺に押し出されてきた

  血液中の二酸化炭素は、肺で呼吸を通じて空気中に放出され、一方で取り込んだ酸素と交換され、心臓の左心房に戻り、ここで大動脈に

  押し出されて、各組織に送られていきます。このような働きで、私達は生命を維持し健康に生きていますが、しかし、肺や心臓に支障が出てくると

  このガス交換のシステムがうまく働かなくなり、呼吸困難、痰が絡む、咳が激しくなる等の症状が出て、苦しくなって、間違うと命に関わります。

  ✲呼吸器系は外敵から体を守る最初の砦:

  呼吸は、鼻の穴から空気を吸い込みますが、同時に鼻の穴で外から入ってくる危険なものをより分ける働きをしています。空気中のゴミを鼻毛に付着させ取り除き、そのあと

  鼻腔に入り、いきなり冷たい空気が肺や体内に入り込まないように、この中で空気は暖められ、また粘液腺があって、空気中のゴミやウイルス、細菌などを吸着して外に出します。

  出される排泄物が鼻くそです。また、粘液で鼻水を分泌して、入ってきた空気に湿り気を与えます。この空気が、喉頭から気管に入ってきて、鼻の穴は免疫系の第一の砦です。

  気管に入った空気は、左右の気管支に枝分かれして、肺に入ります。肺は空気袋のような肺胞の集まりで、右側が少し大きく3つの肺葉(上葉・中葉・下葉)に、左側が2つの肺葉に

  分かれています。肺葉の働きが悪くなったり、肺がんなどで一部を切除すると、酸素を取り込みにくくなったりり、二酸化炭素を吐き出せなかったりして呼吸困難が起こります。

  切除した場合は、その分だけ肺活量が減り、やはり息苦しさを感じたり、呼吸困難が起きたりします。肺の働きが悪くなると、心臓にも影響が出て、肺の血管が次第に狭く硬くなって

  肺動脈圧が高くなるため、心臓はフル回転を余儀なくされ、その結果、肺性心(肺高血圧が生じ右室が肥大する)や右心不全(うっ血腎)などの病気を引き起こします。

  ✲咳も痰も本来は異物を押し出す防御反応:

  咳は気道に何らかの刺激があると起る、一種の反射運動です。固形物はもとより、埃や煙など粒子状の異物が気道に入ってくると、筋肉の力とたっぷりの空気によって押し出します。

  これがくしゃみや咳です。ガスや刺激臭も咳の原因になります。これらは、体内に刺激物やウイルス、細菌などを入れないようにする、体がもつ健全な防御反応です。

  痰も同様で、ごく自然な生理的排泄物です。健康な人でも毎日排泄されていて、微量なので見えないだけです。もちろん、喉に異物が入ってきた時は、粘液でくるんで体外に排出する。

  このように、咳も痰も本来は外敵から体を守る為の反応です。従って、咳や痰が多い、ねばり等、普段と違う状態なら、呼吸器系の何処か異常があるのではという判断基準になる。

  例えば、わずかな刺激で咳が出るのは、粘膜が敏感になっている可能性があり、その原因は炎症で、急性気管支炎か慢性気管支炎かもしれません。急性気管支炎は、風邪や

  インフルエンザの延長として起ることが多い病気です。その他、気道の一部の粘膜に腫瘍ができる喉頭癌など、リンパ節に腫瘍ができた場合も、物理的な圧迫によって咳が出ます。

  痰の場合は、量が多くなって粘り気が強くなったり、膿や血が混じるようになったら肺結核や肺癌の疑いがあります。とりわけ肺癌の場合は血痰が最初の症状といわれています。

  咳や痰は、外敵から、命にかかわる肺や心臓を守る砦として、また肺や心臓の異常を知らせる赤信号として、重要な働きをしています。本来は重要な免疫の砦ともいえます。

  ところが、呼吸器系の病気があると、本来は免疫の砦であるべき咳と痰が呼吸困難を引き起こす大きな要因になるのです。