病気にならない食べ方

    人間の歯の形にあった食生活をする

  ゜日本食こそ、人間の歯に合った健康食

       20本(62.5%)が臼歯・・・・・穀物        8本(25%)が門歯・・・・・野菜・果物        4本(12.5%)が犬歯・・・・・肉・魚・卵  

   この歯の形の割合にあった食べ方をするのが、血液を汚さない食べ方である。

       鎌倉時代の人は1回の食事で2,650回咀嚼していたが、今は620回に減っている(洋風化、惣菜・外食産業の普及)

   腹八分を心掛ける

  1日1回、空腹の時間を作る

   「腹八分に病なし、腹十二分に医者足らず」という昔の言い伝え。現代人は腹十二分の胞食生活を送っているので生活習慣病に悩まされ、

  医師が増えても、病気が減らないという状況に陥っている。いつも何かしら食べ物を口にして、空腹になる時間がない人は、病気になりやすい。

  1日1回、空腹の時間を作ることが必要だ。朝食のbreakfastは断食を止めるという意味で朝食抜きが生理にかなっている。無理して3食/日

     食べる必要はない

  朝は排泄の時間帯

   人間の体には吸収は排泄を阻害するという鉄則があり、あまり食べ過ぎると、消化のため胃や小腸に血液が多く供給され、排泄する

   臓器の大腸や腎臓、汗腺などへの血液量が減り、排泄が低下する。逆も真なりで食べないと排泄がよくなる。断食中は吐く息が臭い、

  舌苔ぜったいが出現する、尿の色が濃い、帯下たいげが多くなる、発疹が出る、汚い痰が出てくる・・・というふうに血液の汚れの排泄現象のパレードとなる。

   同様に朝はミニ断食の後なので、排泄現象が旺盛なのである。よって、朝の排泄現象を止めずに血液を浄化するには食べない事が一番である。 

  どうしても食べたい人は、排泄現象=血液浄化現象を止めず、細胞の活動原の糖分を補ってあげるとよい。リンゴ、人参ジュースでよい。

  そもそも人間の空腹感、満腹感は、腹=胃腸が空とか満杯というので決まるのではなく、血液中の糖分(血糖)が低くなると空腹を、高くなると

  満腹を脳の空腹中枢、満腹中枢が感じるのである。だから、空腹を満たすのにはお茶とチョコレート1片でもよいのである。

  このように、朝食を固形物を摂らず糖分と水分、多少のビタミン・ミネラルで補うと、昼食はソバがよい。ソバは、8種類の必須アミノ酸を

  全て含む優秀な蛋白質、動脈硬化を防ぐ植物性脂肪、エネルギー源の糖分、ほとんどすべてのビタミン類やミネラルを含む完全栄養食品だ。

  これに、ネギや七味唐辛子を存分にかけて食べると、ネギに含まれる硫化アリルや七味のなかのカプサイシンが血流をよくして、体を温め

  午後のやる気、気力、体力を高めてくれる。ソバに飽きたら、具沢山のウドンやピザ、パスタでもよい。ウドンにはネギ、七味唐辛子を、ピザや

  パスタにはカプサイシンの入ったタバスコを十分に振り掛けるとよい。そうすると、夕食はアルコールも含めて、何でもOKということになる。

  一応、歯の形からして穀物62.5%、野菜・果物25%、肉・魚・卵12.5%が理想だが、朝食、昼食で、糖分を多く摂っているので、夕食は魚、肉、卵

  等の動物食が多くなっても構わない。食べ物の効能を参考に、ご自分の体調も考慮しながら日々の献立を考えるのも楽しみの1つです。

  §人参は、人間が必要とするビタミン類(約30種)、ミネラル類(約100種)を殆ど含んでおり、栄養過剰、栄養失調の状態から生ずる  栄養上の

  欠陥を補ってくれる。また、人参の中のβ−カロチンが万病の元と目される活性酸素を除去してくれる。これにリンゴを加えると薬効も倍化する。

  §黒砂糖または蜂蜜入りの紅茶に、すりおろし生姜を入れると、効果抜群の超健康飲料になる。   生姜の薬理効果は下記

  ・体温上昇、発汗、利尿  ・血圧を下げる(低血圧は上げる)  ・血栓を溶かす  ・脳の血流をよくして「うつ」に効く  ・食中毒菌を殺す

  ・内耳の血行をよくして「めまい」「耳鳴り」に効く  ・消化をよくする   40才を過ぎて種々の体調不良や病気を抱えている人は、「人参・

   リンゴジュースと生姜紅茶をそれぞれ1〜2杯ずつ飲用すると、体調がよくなる人が殆どだ。

  大いに好き嫌いをして食べる

  好き嫌いは、本能に根ざしたものだから、その好き嫌いに従って食べることが、体にとっては一番よい。葛根湯を風邪を引いた人に、

  服用させるとうまいというが、風邪が治った後に同一人物に飲ませるとまずいという。つまり、我々の舌は、今、体が必要としているものを

  「うまい」と感じる。よって、空腹の時は、何を食べても、体にとって有益になるのでうまいと感じる。問診や、視診でどの薬を処方すべきかが

  分からず迷った時は3つの薬を患者に少しずつ舐めてもらって「うまい」という薬が必ず効く。

  陽性体質(体が温かい)、陰生体質(冷え性)、間性体質(どちらでもない)の3つの体質

                                                                                      陰・陽の全ての事象

陽(乾・熱)縮

間性

陰(冷・湿)拡
宇宙 太陽、夏、昼 月、冬、夜
赤、黒、橙、黄

〜黄

青、白、緑、藍
産地 温帯〜寒帯

温帯

熱帯~亜熱帯
体質 男性、禿頭、暑がり、血圧高め、  筋力あり、活発、便秘がち 女性、貧血、胃炎、胃潰瘍、胃癌、アレルギー、リウマチ、、うつ病、精神病、自殺、むくみ、膠原病、バセドウ病
かかりやすい病気 高血圧、脳卒中、心筋梗塞・便秘、肺・大腸癌、糖尿病、痛風 低血圧、貧血、胃炎、胃潰瘍、胃癌、アレルギー、リウマチ、痛みの病気,   うつ病、精神病、自殺、むくみ
食物 北方産、固い

赤・黒・橙・黄の物

塩、味噌、醤油、明太子、

根菜(ごぼう、人参、レンコン、生姜、山芋)

黒っぽい物(紅茶、海藻、小豆、黒豆)

日本酒、赤ワイン、梅酒、お湯割りのウイスキー

黄色の物(玄米,玄麦、黒パン、とうもろこし、芋、大豆

北方産の果物(リンゴ、ブドウ、サクランボ、プルーン)

南方産、柔らかい、水っぽい

青、白、緑色の物、水、酢、牛乳、ビール、ウイスキー、コーラ、ジュース

南方産(バナナ、パイン、みかん、レモン、メロン、トマト、キュウリ、スイカ、  カレー、コーヒー、緑茶)

白い物(白砂糖、白パン、化学調味料、化学薬品)、葉菜類

塩辛い すっぱい
硬さ 水分が少なく硬い

中間

水分が多く、柔らかい

  陽性体質の人は、熱過剰、栄養過剰の傾向があり、それが高ずれば陽性の病気になりやすい。

  陰生体質の人は、体熱とエネルギーが不足しており、免疫力も弱いので陰生の病気になりやすい。

  よって、陽性体質の人は、体を冷やしてくれる陰性の食物を、陰性体質の人は、体を温める陽性の食物を中心に食べると、健康が向上し

  病気が治る原動力になる。普通は、陽性体質の人は、生野菜、サラダ、南方産の果物、ビールなどの陰性食品を、陰性体質の人は、

  赤身の肉、塩鮭、佃煮、漬物、日本酒などを好む傾向にあるのは、むしろ当然である。  逆に、陰性体質の人が体を冷やす陰性食品を、

  陽性体質の人が体を温める陽性食品を摂ると、不健康になり、病気が悪化するのは必定である。

  間性食物は、人類が主食にしてきた玄米、玄麦、とうもろこし、芋、そば等、黄〜薄茶色の食物であり、陰・陽どちらの人が食べても、健康を

  増進することはあっても、健康を害することない。        * 陽性食品と陰性食品の見分け方

     色が濃い コーヒー、トマト、カレーは体を冷やし陰性食品だ。何故ならいずれも産地が南方である。   色より産地が優先

     陰性体質の人が、陰性食品を食べたい時は、塩を加えたり、熱を加えたりするとよい。

     例:   牛乳(白、陰性) ―熱→ チーズ(黄・陽性)      白菜・大根(白・陰性) ―塩・圧力→ 漬物(黄・陽性)

          緑茶(緑・陰性) ―熱・発酵→ 紅茶(赤・陽性)    トマト・キュウリ・スイカ(陰性) ―塩→ おいしくなる

     逆に、陽性体質の人が、陽性の食品を摂りたい時は、酢をふんだんに利用するか、一緒に生野菜をたくさん食べるとよい。

     陽の代表食品が塩で、陰の代表食品が酢である。  * 体質の見分け方

  殆どの人が 陰性体質であるはずだ。何故なら、現代人は50年前に比べ1℃の体温が低下しているから。よって免疫力も低下し、癌をはじめ

  自己免疫性疾患など種々の免疫異常の病気が蔓延する要因になった。体温の低下は、体内の栄養素や老廃物の燃焼・排泄の低下をもたらし、

  燃え残った糖や脂肪、尿酸などが高血糖、高脂血症、高尿酸血症を惹起しているといってよい。

  陽性体質 間性体質 陰性体質 話し方  早くて攻撃的  どちらともいえない  ゆっくりで穏やか
身長  中程度〜低い  中程度  長身 行動  早くて力強い  同上  ゆっくりと弱々しい
肉ずき  固太り  どちらともいえない  やわらかい 性格   積極的、自信満々、楽天的、明るい  同上  消極的、暗い、悲観的
姿勢  背筋ピン  同上  猫背 体温  高め  36.5度前後  低め
顔つき  丸顔  同上  面長 脈拍  強い  中等度  弱い
髪の毛  薄い(禿げ)  年齢相応  多い(白髪) 血圧  高め  正常範囲内  低め
 太くて短い  どちらともいえない  細くて長い 食欲  おおいにある  普通  あまりない
 細くて一重瞼  二重だが細いか一重で大きい   大きくて二重瞼 大便  太くて硬い  普通  軟便か細くて便秘気味
肌の色  赤〜褐色  白くも黒くない  色白〜青白い 尿  濃い 黄色  薄くて透明に近い
 太くて張りがある  どちらともいえない  小さい、かすれる 尿の回数  5〜6回/日  7回前後  8回以上か4回以下

 評価:各項目については陽性1項目を(+1)点、陰性1項目を(-1)点、間性は0点として計算して、自分の体質を判断してください。   

      (−11)点以下・・・強陰性   (-10)〜(−6)点・・・陰性   (-5)〜(+5)点・・間性    6〜10点・・陽性    11点以上・・・強陽性

     癌細胞も35℃で一番増殖し、39.6℃以上で死滅する。癌も「冷え」が大いに関係している病気と考えられる。体温の1/9を産生する心臓、

  赤血球が集まって体温の高い脾臓、消化・吸収のため何時も激しく蠕動運動している小腸等には、癌はまず、発生しない。

  逆に構造が中空になっており、細胞が少ない上に外界(体温より低い温度)と通じている胃、食道、肺、大腸、子宮、卵巣など菅腔臓器は

  体温が低く、癌が発生しやすいわけである。女性ホルモン過剰が要因の乳癌も大きな乳房ほど冷えやすいので乳癌になりやすいといえる。

  現代日本人は陽性食品と間性食品を中心に食べるとよい。しかし、陰性体質の人でもスポーツやウオーキングの後や入浴、サウナ

  の後は体温も上がり「陽性」になっているのだから、ビール、酢の物、牛乳、生野菜、清涼飲料水などの陰性食品が欲しくなる。逆に

  陽性体質の人でも、一日中動かないと体が冷えるので、夕食の熱燗の日本酒が美味しいということになる。本能が欲するままに食べるとよい

  という意味である。