「食べ過ぎ」が病気を引き起こす 速効!自然療法&レシピ
病気にならない食べ方 病気にならない食物効能事典

                                                                                               漢方                 

                                  

 

                  
「食べ過ぎ」が病気を引き起こす

  種々雑多な健康情報が氾濫している。同じ食べ物でも「健康によい」、「健康に悪い」という情報もあり、混乱、迷いに満ちている。

  野生の動物は、どの食物がよいか悪いかを、誰に教えてもらうのではなく、本能の命ずるままに食べ、皆元気にしている。 

  病気になるのは、人間とペットだけである。野生の動物は、基本的に病気にかからない。稀に病気や怪我しても、「食べないで」「熱を出して」

  自分で治す。よって「病気にならない食べ方」は野生の動物を見習えば、事足りるのである。人間やペットは食欲がある、なしにかかわらず、 

  1日3回食事が出てくる。野生の動物は、食事にありつくためには、それを捜し求めて、1日中歩き回るのが普通だ。殆ど毎日空腹が常である。

  人間も、氷河期、日照り、火事、洪水、戦争等々の天変地異の為に食物が無く、飢餓で過ごしてきた。よって人間も含め動物は、飢餓=空腹の時

  どう生きていくかについて体の生理が出来上がっている。動物が活動するには、糖分が必要だ。低血糖発作は存在するが、低蛋白発作は

  存在しないのである。空腹で、血糖が下がったときに血糖を上昇させようとするホルモンは、アドレナリン、ノルアドレナリン、コーチゾール、

  グルカゴン、サイロキシン・・・等、10以上も存在するが、食べ過ぎて血糖が上昇した時に、それを下げるホルモンはインシュリンただ1つである。

  この事実からも、我々の体は、空腹に慣れており、いかようにも対応できるが、満腹の時には、対処する術を知らず、高血糖=糖尿病、

  高脂血症(動脈硬化、脂肪肝)、高尿酸血症(痛風)、高塩分血症(高血圧)など、生活習慣病に悩まされることになる。

  このように、明らかに食べ過ぎで起っている病気に対しても、一般の医学や栄養学では「一日3食きちんと食べるように・・・」と指導しているのは

  滑稽な話である。次に大切なことは、人間本来の食性に合った食物を食べるということである。

  象やキリン、牛や馬・・・等は草しか食べない。ライオンや虎やチーター等は肉しか食べないが痛風や大腸癌や胆石・・・にはかからない。

  肉食動物は、尖った歯に見合った胃腸や肝臓の大きさ、胃液、胆汁などの消化液の量や質を持ち合わせており、肉を100%消化解毒できる

  からである。人間の歯。4本の犬歯以外は、殆どが草食用の歯である。よって肉、卵、牛乳、バターなどの「高栄養食品」が本当に栄養に

  なっているか、甚だ疑問となる。「栄養」とは、生命を養い、健康を栄えさせるという意味からも、摂り過ぎは動脈硬化、高血圧、痛風、脂肪肝、

  種々の癌の罹患率を上げる肉、卵、牛乳などの食物を「栄養」食品と呼ぶのはおかしいのでは?ということになる。

  従って、人間は、人間の歯の形に合った食事をすると、健康になれるし、病気にならないという結論になる。

  何故食べ過ぎると病気になるのか? 

  食べ過ぎは、胃や腸、肝臓、膵臓という消化器が行う消化・吸収・排泄という消化活動に、重労働を課すことになるのだから、こうした臓器に

  種々の病気が発生するのは、当然である。便秘、下痢、胃炎・胃潰瘍、胃癌、肝炎、膵炎、大腸炎、胆石・・・等々、全ての消化器病や

  それが発する症状は、胃腸(肝臓・膵臓も含む)の持つ消化・吸収・排泄能力を超える飲食物を摂りすぎた結果である。

  胃腸を酷使せず、胃腸に余力があれば、自分自身を治す自然治癒力が存在するのである。また、食べ過ぎは、十分に消化できないため、

  尿酸、ピルビン酸、乳酸、アミン、アンモニア・・・等々種々の不消化物・老廃物・中間代謝物が腸内に生じ、血液に吸収されてそれが血液を

  汚すことになる。漢方医学では「万病一元、血の汚れから生ず」といわれるくらいなので、血液を汚すことは、由々しい問題なのである。  

  その血液は食物から吸収された蛋白質、脂肪、糖分、ビタミン、ミネラル、水分。肺から吸収された酸素、内分泌臓器で産生される種々のホルモン

  等の他、骨髄で産生される赤血球、白血球、血小板などの有形成分から成り立っている。人体60兆個の細胞は、この血液によって栄養を供給

  してもらい、それぞれの臓器、細胞特有の働きを遂行、その結果生じた老廃物を血液に排泄し、腎臓や肺などの解毒臓器に運んでもらって

  そこから排出する。よって、血液が60兆個の細胞の生死を握っていて、だから血液の循環が悪いところは「冷えて」病気が発生する。

  胃炎や胃潰瘍の人はみぞおち、肝臓病の人は右上腹部が、子宮や卵巣の病気の人は下腹部が、つまり、そうした臓器の存在するところが

  冷たい。それは、その部分の血行が悪くなっているのである。食べ過ぎると、食物の消化の為に、血液が四六時中、胃腸に集中しており、  

  筋肉や骨、脳、子宮、卵巣、肝臓、内分泌器官・・・等々の臓器へ供給される血液が少なくなるので、そうした臓器で、種々の病気が発生する。

  さらに、食べ過ぎると「免疫力」も低下する。免疫とは病気に対する体の防御機構で、その主役は白血球である。その中の中心がマクロファージ

  や顆粒球など、ばい菌や体内の老廃物を貪食する・処理する白血球である。白血球は、体の中の血液という海水の中を、泳ぎまわっている。

  我々が腹いっぱい食べると、食べたものが、胃腸で消化・吸収され、血液の中には蛋白、脂肪、糖、ビタミン、ミネラル・・・等々の栄養素も

  一杯になる。すると血液を泳いでいる白血球もそうした栄養分をたらふく食べて満腹になる。その結果、外から体内に病原菌やアレルゲンが

  侵入してきても、体内で癌細胞ができても、食べようとしない。つまり、満腹時には病原菌や、がん細胞・・・などの異物を食べようとしない

  白血球の力=免疫力は落ちている、ということになる。逆に、我々が空腹になると血液中の栄養素も不足し、白血球も空腹になるので、

  病原菌やアレルゲン、癌細胞などの異物を盛んに貪食する。つまり免疫力が上がるわけだ。よって、風邪、肺炎などの感染症やあらゆる

  病気において、食欲がなくなるのは、白血球の働きを高めて、病気を治そうとする自然治癒力の発現にほかならない。 

  だから、免疫力を高めて、種々の病気を予防するには「1日1回は、空腹の時間を作る」必要がある。