§国民の健康目標 

 

        平均寿命の延伸を目標とした   1980年代   

健康日本21  健康寿命の延伸を目標とした  2000年代

 

 アクティブ85  85才まで社会活動を  2005年以降

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                   長寿の極意(現存のスーパー老人の調査から)

    食品で悪いものはないが1品で万全の食品もない、故に「食の多様性」即ち、いろいろの物を食べる事が大事。

  ▲100才以上の高齢者の総エネルギー調査 

  動物性蛋白質(肉・魚)の割合が日本人の平均(48.7%)を男女共上回る 男59.6%  女57%

    ▲ 70才の高齢者の場合(若い時、肉や乳製品、油脂類の摂取が少なかった)

      男 牛乳200cc/日以上飲む人は長寿       女 パンにバターを塗るなど油脂をよく摂る人が長命

  ○高齢者の粗食がよいは間違い、高齢者ほど肉や乳製品を積極的に摂るべき「肉のススメ」を説く

   1965年頃から米の消費量が減り、代わって肉や乳製品が増加、それに連動し脳卒中が減り平均寿命が延びた。

   日本人は血中のコレステロールの値が低い程、がんや脳卒中の発生率が高い。低過ぎるコレステロールは間違い。

   食生活の欧米化が進んだが、欧米ほど肉類の消費は増えず、動物性&植物性蛋白質の割合が半々になった。

   植物性の食品や魚中心だった日本人の食事に、ほどよく肉や乳製品が加わり「適度に欧米化された和食」

   が健康に最もよい結果となった。 20世紀の後半は栄養が十分で長生きできた。

   ▲「粗食の進め」は生活習慣病予防の為であり老化予防と混同しないように!

   老化に伴い食事量は自然に減るが意図的に減らす必要はない。

                                           ★生涯現役の人たちの状態   

              a  自ら老け込まず、壮年の気概             b 血圧が正常

              c 無頓着(自分の血圧も知らない)    d ストレスを感じない

              e 両親も長命                                     f 大病の経験がない(老衰死5%、病死95%)

                               g  タバコは吸わない              h 深酒をしない

              i 運動を心掛けている(歩行)        j 筆まめである 

    

                                                  

  ▲低栄養を予防し老化を遅らせる為の食生活指針             ▲1日に摂りたい10食品群

   1.3食のバランスをよくとり、欠食は絶対避ける                ●肉類

   2.油脂類の摂取が不足しないように注意する                 ●魚介類

   3.動物性蛋白質を十分にとる                           ●卵

   4.肉と魚の摂取は1 : 1程度になるようにする                            ●牛乳・乳製品

   5.肉はさまざまな種類を摂取し、偏らないようにする              ●大豆・大豆製品

   6.牛乳は毎日200ml以上飲む                           ●海藻

   7.野菜は緑黄色野菜や根菜類など豊富な種類を毎日食べる         ●芋類

   8.食欲がない時はおかずを先に食べ、ご飯は残す               ●果物

   9.様々な調理に挑戦し、食事が痛まないよう保存する             ●油脂

   10.酢、香辛料、香り野菜を十分に取り入れる                  ●緑黄色野菜

   11.調味料を上手に使い、おいしく食べる

   12.和風、中華、洋風と様々な料理を取り入れる

   13.会食の機会を豊富につくる

   14.かむ力を維持する為に義歯は定期的に点検を受ける

   15.食生活に関する健康情報を積極的に取り入れる

  注:斜線項目が栄養不足の予防に重要

  ▲栄養状態の指標となる血液中の蛋白質「アルブミン」は4以上が良好。  従来低栄養状態(3.9)から

    (この数値が低いと肺炎など感染症、心臓病になりやすい)肉、油脂類の摂取増で4.1へアップした。

  ▲骨粗しょう症(患者数は900万人)で大腿骨骨折が12万人/年間→内9万人が女性

   女性は閉経後骨を作るのに重要な女性ホルモンが急激に減り骨からカルシウムが血中に溶け出しやすくなる。

   カルシウム必要摂取量       50〜60代女性  700mg/日      70才以上  650mg/日

   牛乳1杯(200ml)=カルシウム200mg摂れるが脂肪も多いので飲み過ぎは太る、野菜(小松菜、ブロッコリー)から

   の摂取がよい。

   高齢者の骨祖しょう症の検査法:

     若年成人女性の平均値と比べ  80%以上は正常    70〜80%未満は骨量減少   70%未満は骨祖しょう症

       注:   骨量=カルシウムなど骨のミネラル量     骨密度=単位面積当りのミネラル量

   ▲酒は百薬の長→アルコールは心身をリラックスさせストレスを解消し、食欲を増進させ、血液の流れを良くする。

    過度の飲酒→喉や食道のがん、肝臓や胃の病気などを引き起こす。

    飲酒量と死亡率の関係→日本酒に換算した場合

                    「1合まで」が最も死亡率が低い

                    「2合まで」が次だが「飲まない」人より死亡率が低かった

                    「3合以上」最も死亡率が高い

         喫煙者の場合→少量の飲酒でも死亡率は高くなる

         飲酒習慣のない人も飲んだ方が良いわけでない、代謝能力が低く、少量の飲酒で顔が赤くなる体質の

         人に無理強いはいけない。高齢になると代謝が落ちるので飲み過ぎは注意、禁酒の必要はない。

     年と共に、寝付きが悪くなるが、寝酒のような孤独なお酒はアルコール依存症の引き金になるので控えたい。

     食事と一緒に家族や仲間と楽しく飲むのが基本。

    ▲生涯体育の進め                                        

    欧米成熟国では日常生活で殆ど体を使わない、その代わりアスレチックが盛んである。

    日本はそこまでいっていないので日常生活で小まめに体を動かす事が重要である。

    スポーツの効用は寝たきり、認知症予防によく頭も使うので老化を遅らせる。

   ▲知的活動と生活環境

    脳を動かす → 社会貢献(ボランティア)をしている人は認知症になりにくい。

    若い時から同じような頭の使い方をしている人(継続性)も認知症になりにくい。

    趣味ではなく一貫した変わらない仕事人間の方が認知症になりにくい。

    健康の為に社会に貢献するのは間違い、目的に向かって行う事が健康になる。

    1人で生活している人の方が元気。1人でも生活できる精神的自立性があることであり頭も、体も使い

    長寿者が多い

   ▲老年学と長寿の極意

          応用老年学会 → 産官学を始め色んな立場の人が討論して老年問題を考える学会が立ち上がる。

                                   世代間、地域間交流で老年者の活発な社会貢献を進める。

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