健康寿命120才説

  ◯難しい顔をした百寿者などいない

  若さを失わない精神で人生を楽しむ

  長寿郷調査を元に森下博士は解説します。「一般に、脳からの有害インパルス(刺激)は、体の組織細胞の活動を鈍らせる。逆に、有益なインパルスは体細胞を活発にし、”若返りホルモン”

  を分泌する。例えば、不愉快な感情は、腸の攣縮(れんしゅく)を起こさせたり胃酸過多のため胃潰瘍を作ったりする。又、驚きや悲しみの感情が心筋梗塞や狭心症を引き起こしたりする」

  「脳の有害インパルス」とは、まさにストレスそのもの。それは、万病のもとになります。しかし、長寿者の脳からは、不快な有害インパルスではなく、日々、快適な有益インパルスが出続けて

  います。だから、長寿者は、いつも笑顔なのです。難しい顔をした百寿者などいません。
 
  精神状態が若さの秘密

  「ご機嫌うるわしい状態では、自律神経や内分泌組織にも心地よい刺激を与える。又、歓喜が心臓の鼓動を高め、その他、内臓器官に快適な影響を及ぼす」(森下博士)これは東洋医学では

  「心身一如(いちじょ)」として基本原理です。西洋医学でも遅まきながら「心身相関」(サイコマトリックス)として、認知され始めています。「長寿者たちは、国のいかんを問わず、一般に歌と踊りが

  大好きである。活気に満ち溢れている。世界の長寿者は、例外なく、物腰は穏やかであるが、陽気であり、活気一杯の好人物ばかりであった。そして、同時に、物事を新鮮な感覚で快く受け

  止める精神状態が若さの秘密であるーということも、教えてくれた」ー百寿者の世界には、うつもノイローゼも家庭内暴力もない。かえりみて、日本は、と思うとタメ息が出ます。

  ◯笑いは最高のクスリだった
  
  見よ!「笑い」は万病を治す

  さて、笑うと人体はどんなことが起こっているのでしょうか。▼癌治療:笑うだけでNK細胞が6倍に増えた。NK細胞は、癌細胞と直接闘う免疫細胞です。体内をパトロールして、癌細胞を発見

  するとその細胞膜を破り、中に3種類の毒性蛋白質を注入し、癌細胞を瞬殺します。この心強い味方の”兵士”が、3時間、喜劇を見てゲラゲラ笑っただけで6倍に増えたのです。つまり、「笑い」
  
  は最上の”抗癌剤”であり、笑うだけで、6倍も癌と闘う力が獲得できるのです。これは、逆も言えます。笑顔や笑いをなくせば、NK細胞はその数を減らします。すると、そのぶん、癌細胞が

  増殖する‥・・という仕組みです。笑い、前向きな心が癌を治す。それは、NK細胞と笑いの研究で証明されたのです。▼糖尿病:お笑い番組のビデオを被験者に見せて大笑いさせたら、食後、

  血糖値が40%もヤク製されたのです。糖尿病の原因は、過食、ストレス、運動不足などです。食後の笑いはストレスを緩和させ、血糖値を抑制したのです。当然、糖尿病予防い笑いが大いに

  効果があることが証明されたのです。▼ストレス:「笑う」と、ストレス・ホルモン(コルチゾール)分泌量が激減する。つまり、ストレス性疾患は、まず「笑う」ことで目覚ましく治癒することの証明

  です。▼うつ病:コルチゾールは、別名”キラー・ストレス”と呼ばれ、うつ病などでは増大し、患者を苦しめる。ところが、笑うとその分泌量は劇的に減少するのです。うつ病の他、不安症、認知症

  など精神疾患の患者は、「笑う」ことで劇的に治ることの証明でもあります。▼免疫向上:喜劇映画を学生に見せて笑わせたら、血中の免疫物質グロブリンの値が急増した。▼アトピー:喜劇

  「モダンタイムス」をアトピー患者に見せて笑わせたら、全員、皮膚炎の腫れが改善した。笑いにはアトピーへの即効性があることが立証された。アトピー患者でも、受診時に「笑った」患者は

  9割が治り、「笑わなかった」患者は1割しか治らなかった。「笑い」がアトピー治療に、極めて有用であることが、証明されたのです。▼関節リウマチ:患者に落語を聞かせて爆笑させたら、

  最も効果があると言われる特効薬より、笑いのほうが効いた!▼遺伝子変化:「笑う」と遺伝子が変化することが、世界で初めて

  立証された。研究の目的は「積極的な情緒(笑い)は内分泌系および免疫系反応に影響を与える」ことの確認。被験者達に漫才

  を聞かせて笑わせ、その遺伝子変化を観察したところ23個の遺伝子変化を確認した。つまり、「笑い」は遺伝子を変えるのです。

  ▼運動効果:30分間、お笑いビデオを見て大笑いすると、腹筋運動12回に相当する運動効果が証明されています。「笑う」ことが

  即、腹筋運動になるのです。▼酸素取り込み効果:喜劇などを見て5秒笑っただけで、酸素取り込み量は、通常呼吸の3~4倍に

  もなります。それは、深呼吸の2倍弱にもなるのです。▼脳の血流増加:落語で笑うと64%の人で「脳内血流量」が増加しています。

  ▼脳波改善:笑うことで、脳波のα波(平安)とβ波(活性)が増えることが確認されています。つまり、笑いは心を落ち着かせ、

  かつ活性化させるのです。以上、まだまだ「笑いの療法」の効果は挙げきれません。つまり「笑い」はあらゆる病気を治し、癒やす。

  それは、難病のアトピー、リウマチ、癌も例外ではありません。そして、「笑い」療法は、何時でも、何処でも、誰でも、できる!

  ”治療費”はタダ!副作用はなし!苦痛はなし!それどころか、やってて楽しくなる。全国の病院に「笑い外来」を設けてほしい。