健康寿命120才説

  ◎現代医学を超える「笑い」「感謝」の科学      ー よく笑い、よく働き、よく感謝する

百寿者の共通する「穏やかな顔」 長寿郷に寝たきりがいない理由
「笑い」が現代医学を超えた時 還暦過ぎたら、本気で筋トレ!
難しい顔をした百寿者などいない 心を平静にさせる魔法の言葉
笑いは最高のクスリだった

  ◯百寿者の共通する「穏やかな顔」

  何時でも笑え、感謝し、喜ぶ

  森下長寿郷調査の報告でも、百寿者達は、全員穏やかな顔をしており、眼に深い知性を感じます。彼等は個別インタビューで聞いても、例外なく働き者です。長生きできた理由を「畑仕事」

  「仕事が好き」と答えています。そして、だれもが家族に感謝している・・・。つまり‥‥・よく笑い、よく働き、よく感謝する。100才超えの秘訣は、実に単純なことです。これは、ヨガの真髄にも

  通じます。インドで5000年以上の歴史を誇るヨガ。ヨガと言えば、複雑多岐なポーズをまず連想します。しかし、これらのポーズは瞑想の後体を矯正したりする体操が進化・発展したものです。

  その究極の目的は、いつでも笑え、感謝し、そして、喜べる生き方なのです。ヨガの究極の理想は、心身の完全なる調和です。それは、百寿者達のゆったりとした日々の生き方そのものです。

  笑いは21世紀の”医療”だ

  笑門来福ー「笑う門には福来たる」。これとは逆に、「怒る門には鬼来たる」いつも怒っている人の周りに、人は寄り付きません。逆に、いつも笑顔の人には、自然に周りに人の輪ができます。

  そこには、安心感と笑いの渦があるからです。笑うだけで、癌、糖尿病、アトピーが消えていく、と言う研究もあります。笑いこそ21世紀の”医療”なのです。笑いがを先進医療として確立した。

  「笑い」が現代医学を超えた時

  快適な気持ち!プラス感情を!

  笑いを医療として確立した人物こそノーマン・カズンスです。彼は自らが患った業病を「笑う」ことだけで完治させたのです。彼は、米国のジャーナリストで、1964年49才の時ソ連の取材から

  帰国した彼は「強直性脊椎炎」という難病で、危篤状態に陥ります。それは「5000人に1人しか治らない」という難病で、寝返りも打てない重体でした。絶望の淵にあった彼の心に、一つの

  本のタイトルが浮かびます。それは『生命とストレス』。編集者として10年も前に読んだ本でした。そこにはこう書かれていました。「不快な気持ち、マイナス感情を抱くことは、心身ともに悪影響

  を及ぼす」「不快なネガティブな情緒が人体の化学的作用にネガティブア影響を及ぼす」と記述していたのです。そこでカズンスは考えました。「それなら、その逆を行ったらどうだろう」つまり

  「快適な気持ち、プラス感情を持てば、心身ともに好影響をおよぼすーのでは?」それは、彼の心に希望の灯を点しました。「積極的な情緒は、積極的な化学反応を引き起こすのではないか?」

  「愛や、希望や、信仰や、笑いや、信頼や、生への意欲が、治癒的側面を持つこともありうるのではないか!」

  薬は自然治癒力を妨害するだけ

  そして、カズンスは病院のベッドで気付きます。彼は、まさに薬漬けだった。鎮痛剤、睡眠薬、抗炎症剤などなど、なんと1日の投与量は、合計38錠、彼は、まず決断する。「私の身体は鎮痛剤

  の薬漬けになり中毒を起こしている。そのかぎり、体内の”積極的”化学反応を期待できるはずがない!」精神の”前向き”療法に入る前に、彼はこれら薬物(毒物)をスッパリ止めた。ここが

  ポイントです。未だ「薬が病気を治す」と信じている人があまりに多いのです。薬は原則”毒”です。それは、医療や製薬関係者ですら認めています。生体にはホメオスタシス(恒常性維持機能)

  という働きが備わっています。生命は、常に「正常」な状態を保とうとする働きがあります。これが、無生物との違いです。身体にクスリという”毒”を投与すると、身体は正常な状態を保つため、

  一時的に毒物に反応します。これが「毒物反射」です。ある”毒”を投与したら、毒物反射で血圧が下がったとします。すると、医者は「これには血圧降下作用がある」と躍り上がって喜ぶのです。

  すぐに論文を発表し、製薬会社と協力して、この”毒”を「降圧剤」として大々的に売り出し、巨額の利益を上げるのです。つまり、薬とは、その”毒”作用で、一時的に「症状」をごまかすだけです。

  「症状」は「病気」を治そうとする”治癒反応”です。”治癒反応”は、自然治癒力にもとずき、病気が治る時に出る生理反応です。薬つまり薬物療法は、自然治癒力を妨害するだけ。逆に病気を

  慢性化・悪性化させます。

  病室に映写機とコメデイ映画

  38錠もの薬をゴミ箱に掘り込んだカズンスは気づきました。「快適な気持ち、プラス感情を持つのにベストの薬は『笑い』なのだ!」彼は病室に映写機を持ち込み、コメデイ映画を見まくった。

  彼の部屋から1日中、ゲラゲラ笑いが聞こえてくるようになったのです。そうして、奇跡は起こったのです。不治の病は消えていき、次第に、健康でハツラツとした心身が蘇ってきました。そして

  見事に完治し、退院したのです。この体験は、論文にまとめられ、1976年、全米で最も権威のある医学専門誌に掲載され、大反響を巻き起こしました。更に、奇跡は続きます。この論文を高く

  評価したカリフォルニア大学(UCLA)はカズンスを医学部教授として招聘(しょうへい)したのです。彼が専攻した研究分野は「心と体」の関係を極める精神免疫学。こうして、一偏集者だった彼は、

  医学者として第2の人生を歩き始めたのです。近代西洋医学は、人体を機械論的に見て、具合の悪くなった臓器や組織を治療或いは除去すればいいと言った考えが主流でした。まるで、

  自動車修理みたいに人体を考えていたのです。そこに「笑うことで病気が治る」という実践体験と具体的理論を提唱したノーマン・カズンスの登場は、まさにコペルニクス的転回、それは天動

  説に対するガリレオの地動説に等しいものだったのです。