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  ✲最近、どうも調子が出ない。何をやろうとしても億劫で、「よし、やろう」という気力が出ない。気分が落ち込んで、嫌なことばかり考えてしまう。・・・もしかすると、うつ病かもしれない。

  「うつ病は心の風邪」という意味は、風邪のように、誰もがかかる可能性がある、ごくありふれた病気だということです。しかし、「風邪ぐらいだったら、大した病気ではない」と軽く考えて

  しまうのは間違いです。「風邪は万病のもと」と言われるように軽く見てはいけないのです。まして、うつ病は決して放置しておいてよい病気ではありません。うつ病を軽く見て、治療を

  疎かにしていると、さらに重症化したり、ときには自殺に至ることもある非常に怖い病気です。うつ病の症状は精神面ばかりでなく、体の面でも様々なあらわれ方をします。

  つまり、うつ病は心と体、つまり体全体の病気なのです。厄介なことに、精神面の症状は、目に見えないこともあり、なかなかわかりにくいところがあります。

  ✴うつ病の症状の特徴:

  気分の落ち込み、疲労、食欲不振が典型的症状で気分としては、✅憂鬱 ✅気分が晴れない ✅気分が塞ぐ ✅悲しい ✅つらい ✅苦しい等が長く続き、これに、不安が重なったり、

  眠れなかったり、性欲がなくなったりします。    体調としては、✅だるい✅食欲がない ✅下痢や便秘になる ✅頭痛 ✅肩こり等が見られます。これらの症状は日常の中で誰もが

  経験することばかりで、本人はもとより、家族等周りの人たちも、つい見過ごしてしまうこともよくある、厄介な病気です。日常の生活のリズムの中で基本となるのは、睡眠と食事です。

  うつ病になると、これら基本的な生活にも大きな影響を与え、最も大きな特徴が「日内変動」という1日中、気分が同じ状態というわけでなく、朝方は気分がとても悪く、夕方から

  夜にかけて調子が良くなっていくという傾向を言います。この日内変動があるかどうかがうつ病の診断の一つの目安となります。もう一つの大きな特徴が不眠です。不眠に色々の

  タイプがあるが、うつ病では「早朝覚醒」、即ち、早い時間の目覚めです。深夜に近い午前3時ごろに目が覚め、うつ病の人は良く寝ていないのに早く目が覚めてしまうのです。

  もう一度寝ようとしても、頭の中に次から次と嫌なことが浮かんできて落ち込んでしまい、布団の中で悶々とすることになる。それ故、朝の気分は最悪となってしまうのです。食欲が

  なくなり、体重も減り、それとともに、消化器系、循環器系、呼吸器系、泌尿器系など、体のいたるところに不調が出てきます。うつ病の人は、このように心と体に様々な症状が出ます。

  うつ病の人の症状は、一見さぼっていたり、怠けているように見えます。しかし、家族や周りの人が注意すべきは、うつ病の人の様子を見て、怠けていると誤解してはいけないのです。

  うつ病の人の気持ちは気分が落ち込んであらゆることに興味や意欲が沸かなくなってしまうのです。誰もが経験し、一時的で時間と共にすぐ消えてしまううつ状態とうつ病は違う。

  その見極めは難しく、それを知る一つの目安は、そうした気分が続く期間の長さと、程度の強さです。うつ病の人はいつまでも回復せず、何年も続くことがあります。うつ状態になる

  病気はうつ病だけでなく統合失調症や神経症などのような心の病気も、うつ状態になります。また体の病気や薬物の影響でもうつ状態が現れ、幅広いのでうつ状態=うつ病ではない。

  ✥精神面の症状

   ✦感情面→✅憂鬱気分が続き、気分が晴れない、落ち込む ✅不安な気持ちが長く続く ✅辛い ✅悲しい ✅何をやっても楽しくなれない ✅始終イライラする ✅怒りっぽくなる

   ✦意欲面→✅何もやりたくない ✅何事にも億劫になる ✅やる気が起きない ✅何をやっても、つまらない ✅物事に集中できない ✅人に会うのも面倒になる ✅性欲もなくなる

   ✦思考面→✅物事を悪い方悪い方に考え、マイナス思考に陥る ✅最悪のことばかり考える ✅考えに柔軟性がなくなり、一つの事にとらわれてしまう。 

    ✅全ては自分が悪いと思ってしまう ✨些細な、詰まらない考えに囚われてしまう ✅くよくよする ✅過去にこだわり、悔んだり悩んだりする ✅死にたいと思うようになる。

  ✥身体面の症状