肉・卵・乳製品             第2表            戻る

牛肉 レバー類 牛乳
豚肉 羊肉 チーズ
鶏肉 鶏卵 ヨーグルト

 牛肉   目安量薄切り1枚(70g)    (栄養素・エネルギーの数字は100g中含有量)

   主な効用:貧血、冷え性、虚弱体質

   主な栄養素:ビタミンB1(0.10mg),ビタミンB2(0.19mg),鉄(2.2mg),亜鉛(4500μg)

  栄養と薬効:主成分はたんぱく質と脂質、そしてビタミンB群・鉄・カリウム・リン・

    イオウなどのミネラル類も含みます。

   たんぱく質→多い部位は赤身のもも、すね、ヒレで各20g前後を含みます

    人間の筋肉を構成しているアミノ酸組成に近く、吸収がいいのです。

    赤身の肉は脂肪も少ないヘルシーミートで、ビタミンCやカルシウムと

    一緒にとれば、抗ストレス対策に役立ちます。牛肉のたんぱく質は

    トリプトファンが少し足りないので、チ−ズ・卵・凍り豆腐を一緒に。

    野菜と合わせるときは、ほうれん草やさつま芋と合わせればよい。

   脂質→飽和脂肪酸です。赤身肉で脂質10g内外に対し、リブロースなどの

    霜降りが入っている部位は30.8gと大幅に含有量が異なります。また、

    脂肪の融点は高く(35-50度)、さめると口の中の温度では溶けず、

    ざらつくのが特徴です。従って、コールドビーフなどは、脂肪の少な

    いもも肉・ランプなどの部位を用いなければなりません。脂肪の多い

    部位を用いるときは、充分な食物繊維と組み合わせコレステロール

    対策をしておきましょう。

   ビタミン・ミネラル類→赤身肉や内臓に多く含まれています。動物性

    食品に含まれるヘム鉄が豊富で植物性に比べ吸収率が抜群です。

    若い女性の2人に1人が鉄不足といわれ、ビタミンCを多く含む緑黄

    色野菜を添えて吸収率をUPして食べましょう。味覚障害を維持する

    亜鉛も不足気味で加工食品を多く食べる人も充分に摂りましょう。

  調理のポイント:たんぱく質はグロブリンが多いので早くに塩をすると

    食塩水に溶け出てしまい、風味が失せます。下味をつける以外は

    加熱前10分くらいが目安です。

    牛肉は融点が高いので冷たい料理には不向きです。すき焼、ステーキなどに。

  各部位の肉の特質を生かして:

   ヒレ・ロース(柔らかくて上質)・・・ステーキ、すき焼、カツなど肉そのものを味わう料理に

   肩・もも・すね(筋が多く固い)・・・シチューなどの煮込み料理に(貧血、美容食に)

   腹(脂肪が多い)・・・煮込み、ひき肉 

  選び方と保存:肉色はつやのある鮮紅色が高品質です。よく動かす部位

    はやや濃い肉色。脂肪は国産であれば白色もしくは乳白色で弾力と

    粘りがあるものが良品。輸入品で米産は穀物飼育によるのが主流で

    脂肪交雑は少なく、色は黄色味を帯びています。肉色は濃い赤見肉

    豪産は牧草の飼育で交雑の少ない赤身肉で、新鮮でも脂肪は黄色

    ないしは褐色というのが特徴。しゃぶしゃぶ、すき焼き、ステーキ

    などで霜降り肉(脂肪交雑)のおいしさを味わいたい時は国内産を。

    煮込みなどは輸入品。薄切り肉なら冷凍できます。

  効果的な組み合わせ:スタミナを増強し、貧血を改善する、健康な爪や

    髪を作る鉄が豊富なたんぱく質と存在しているのは魅力です。あとは

    ビタミンCを補強すれば満点です。味覚障害や感染症に働く亜鉛は

    もも肉に多く含まれ、不足すると前立腺肥大症を起こしやすいとも

    いわれてます。

   牛肉 + 緑黄色野菜・根菜類・海草・さつま芋・山の芋・里芋・柑橘

   類など果物・大豆・大豆加工品・卵・ごま = 強肝・スタミナ増強

 豚肉    目安量厚さ1cm1枚(100g)

 主な効用:動脈硬化、疲労回復、夏バテ、美肌、精神安定

  主な栄養素:ビタミンB1(1.20mg),ビタミンB2(0.26mg),ナイアシン(8.0mg)

    鉄(1.2mg)

  栄養と薬効:主な成分はたんぱく質と脂肪です。肉質が柔らかで消化率は

    95%と高い数値です。部位によって、栄養特性は大きく異なります。

   たんぱく質→含有量(脂身なし)はヒレ肉・もも肉(21.5g),ロース(19.7g)

   脂肪→  同上        はヒレ肉(4.5g),もも肉(3.5g),ロース(13.2g)

              ばら肉(30.8g)

      ビタミン類→ビタミンB1が牛肉の約10倍という豊富さです。B1は糖質の

    分解を助けエネルギーにかえるという過程で、重要な働きをします。

    脳の中枢神経や手足の末梢神経の機能を維持するなどと働きます。

    不足すると、集中力低下、疲労感、気分がふさぐなどの症状が表れます

   ミネラル類→鉄、リン、カリウムなどが豊富です。

    鉄は吸収の悪い栄養素ですが、動物の赤身肉に含まれている鉄は筋肉中

    に酸素を取り込むためのミオグロビンを持っていてヘム鉄と呼ばれます

    これは23-35%と吸収がいい、小松菜などに含まれる植物性の非ヘム鉄は

    5%の吸収率です。これらの鉄はたんぱく質と一緒に摂らねば吸収率は

    上がりません。鉄はヘモグロビンの必須成分で、酸素の運搬、各細胞

    では酵素の成分として酸素を活性化させる、貧血予防、血行をよくし

    て顔色をよくするなどと働きます。不足すると体は酸欠状態になり、

    息切れやめまいなど貧血による症状が表れます。

    リンは骨や歯を作り、神経や筋肉の機能を正常に保つ働きをする。

    カリウムは細胞内外の浸透圧を維持するほか、ナトリウムによる

    血圧上昇を抑制します。鉄と共に欠乏しやすい成分なのでつとめて

    摂取するように心がけましょう。

  調理のポイント:ビタミン類の損失は大きいのですが条虫や繊毛虫が

    いる恐れがあるので、加熱は充分に。煮汁やスープごと食べる料理

    なら水溶性ビタミンのB群は煮汁にも溶け出ているので損失は微々。

    豚肉は融点が低いので、脂肪が固まっていても柔らかく、口の中でも溶けるのでハム、

    ソーセージ、サラダにOK。

  選び方と保存:肉は淡紅色でつやがあり、よく引き締まったもの。脂肪

    は白くやや堅めのものが新鮮。冷蔵でも2-3日内に食べきるように。

    薄切りなら冷凍もできる。

  効果的な組み合わせ:栄養特性のビタミンB1を生かすのはアリシン(ねぎ・

    玉ねぎ)という成分です。B1の吸収を高め、糖質を効率よく燃やして

    エネルギー化します。→夏バテ解消、疲労回復、集中力をつける   

    B1に加えてコラーゲンを生成するビタミンCをたっぷり摂れば筋肉・

    神経系疲労を回復し、筋肉痛の緩和に効用がある、椎間板を丈夫に

    するなどして腰痛も応援します。

   豚肉 + 緑黄色野菜、柑橘類など果物、米などに含まれる糖質、

   ねぎ、玉ねぎ、にら、にんにく = 夏バテ・疲労回復、腰痛改善

 鶏肉    目安量1枚(200g)

  主な効用:動脈硬化、胃弱、疲労回復、美肌、老化防止

  主な栄養素:ビタミンB1(0.12mg),ビタミンB2(0.23mg),ナイアシン(4.3mg)

    鉄(1.0mg)

  栄養と薬効:主成分は豊富なたんぱく質、脂質、ビタミンA・B群・ナイア

    シンなどを含むヘルシーミートです。

   たんぱく質→牛・豚肉よりやや多く含み、たんぱく価84と優秀

    消化がよいたんぱく質で、脂肪肝の予防に有効なメチオニンを含む

   脂質→脂肪はエネルギー源だけでなく、たんぱく質とともに、細胞膜を

    作るなど重要な働きをします。皮下脂肪となり、血液中のコレステロ

    −ルやリン脂質をコントロールするなど、体にとって不可欠の栄養素

    です。運動不足になりがちな現代生活では適量に抑える必要がある。

    ところが、鶏肉の脂質は多価不飽和脂肪酸(EPA・DHAと同じ)が多く、

        血栓予防などに効果あるが酸化しやすいのが難点。安定させる為に、

    新鮮なうちに食べる、ビタミンEなどの抗酸化作用のある成分と一緒

    に摂るのがポイント。

   ビタミン・ミネラル類→食肉に珍しく美容ビタミンといわれるビタミン

    B2を含むのは魅力です。レバーなどの内臓にはビタミンA・B2・鉄が

    豊富。張りのある血色のいい肌作りに格好の栄養素を含んでいます。

  調理のポイント:独特のクセと臭いがあるのでこれを抑えたいときには、

    レモン輪切り入りの湯で下ゆでするかレモン汁をふりかけてから 

    使うなどするとよいでしょう。皮の皮下脂肪を除けばカロリーダウン

    でき、同時にコレステロールも抑えられます。内臓類はねぎや生姜

    と一緒に下ゆでするとビタミン類の損失はあるものの、さっぱりと

    し、クセも抑えられます。

  選び方と保存:熟成期間が短いので(傷みやすい)その日のうちに使い

    きるか加熱処理して冷蔵するようにします。肉に厚みがあって締ま

    り、つやがあるのは新鮮。

  効果的な組み合わせ:高たんぱく&低カロリー、ビタミンB2がたっぷりと

    いう肉ですから中高年の健康を守ってくれます。栄養代謝が不活性

    になる年代ですから、肥満を予防しながらたんぱく質をとれるのは

    魅力です。脳細胞の活性化、動脈硬化の予防をする不飽和脂肪酸も含

    んでいます。不足するビタミンC、カルシウムを補うようにしましよう

   鶏肉 + 小松菜など緑黄色野菜、柑橘類など果物、牛乳・乳製品・大

   豆・納豆・卵・ひじき・種実類・植物油 = 中高年の体と脳の活性化

 レバー類    目安量1個(40g)             トップ   

  主な効用:ガン、肝臓強化、貧血、疲労回復、眼精疲労、夜盲症

    主な栄養素:ビタミンA効力(47000IU),ビタミンB1(0.38mg),ビタミンB2  

     (1.8mg),鉄(9.0mg)

   ●鶏レバー・ハツ・砂肝

      エネルギー111Kcal                              207Kcal                                            94Kcal

     栄養と薬効:レバー・ハツ(心臓)はみずみずしい肌を保つための

      ビタミンA・B2,鉄がたっぷり。砂肝はたんぱく質を多く含み、

      鉄が多く、低カロリーの部位。

    調理にポイント:傷みやすいので新鮮なものを。レバーやハツは、冷水

      に30分ほどつけて血抜きして使います。砂肝はあまりくせがない。

    効果的な組み合わせ:レバーとハツを合わせて「肝」と呼ばれる部分と

      砂肝は、共にコレステロールを多く含みます。コレステロール対策

      とビタミンC補給をもかねて野菜や海草などと一緒に摂りましょう

   ●豚肉レバー

     128Kcal

        栄養と薬効:低脂肪部位であるヒレよりさらに低カロリーです。

      著しく多いのはビタミンAです。B群、鉄も多く含みます。

      抗ストレスビタミンのパントテン酸も豊富。

      動脈硬化、肝臓病、貧血、視力低下などに効果が大きい。

    調理のポイント:牛乳に浸す、水にさらすなどしますが、B群などの

      損失があるのでほどほどに。

    効果的な組み合わせ:コレステロール食品を控えてる人は、食物繊維

      を含む、豆類、野菜、果物、海草などを充分にとって対策を。

   ●牛肉レバー

    132Kcal

        栄養と薬効:ビタミン類、鉄の含有量はすばらしい。とくにビタミンA

      は他の部位の数千倍という量です。Aは粘膜の生成や機能を助けた

      り、病気への抵抗力をつけるなど重要な働きをします。

      ストレスへの抵抗力をつけるパントテン酸も豊富です。

    牛・豚・鶏のレバー類はその栄養素から貧血、肝臓病の予防や治療、肥満の予防と治療、

      美肌作り、スタミナ作りと万能的な働きをする食品です。

    調理のポイント:調理の前に血抜きを。過加熱はパサパサになるので

      注意を。

    効果的な組み合わせ:鉄、ビタミンB2が豊富なレバーは女性に健やか

      さと美しさをもたらします。CやEがその作用をバックアップする

      ので緑黄色野菜、柑橘類、種実類を充分に。

      コレステロール対策には食物繊維をたっぷりと摂りましょう。

 羊肉    目安量薄切り1枚(30g)

        236Kcal

    主な効用:健胃、貧血、美肌、滋養強壮、冷え性

  主な栄養素:ビタミンB1(0.24mg),ビタミンB2(0.33mg),ナイアシン(5.7mg)

    鉄(2.0mg)

  栄養と薬効:主成分は組成のいいアミノ酸のたんぱく質は豚肉とほぼ同じ

    くらい含みます。脂質は豚に比べやや少ないが、溶けにくく、個性的

    な臭いがします。ビタミンB群、ナイアシン、鉄も豊富に含みます。

    ビタミンB群は糖質・たんぱく質・脂質の代謝を促進して体や脳に

    エネルギーを供給するなどの重要な働きをする。

    ナイアシンはビタミンBグループで糖質、脂質の代謝促進、血行をよく

    する、二日酔いを防ぐなどと働きます。鉄は貧血の予防・改善に働く。

    冷え性の元気の出ない女性には最適食品です。

   豪州では「スプリングラム」と称し日本の「初ガツオ」と同じく春には

   柔らかくて粘りのある肉質で、羊特有の臭いも浅く美味な生後1年未満

   の子羊「ラム」を楽しみます。1年以上は「マトン」といいます。

   中国では気力を増し、弱った体を丈夫にし、体を温め、胃腸を温め、

   腹痛や下痢に有効な食品として扱っています。

  調理のポイント:特有の臭いは脂肪に多く含まれているようです。脂肪を

    取り除き、香草や赤ワイン、みそなどでくせを抑えて料理すると美味

    しくなります。融点が高い(44-55度)のでさめると、口の中でも溶け

    ません。熱いうちに食べるのがポイント。

  選び方と保存:濁りのない、鮮紅色またはレンガ色でつやがあるもの。

    脂肪の色が真っ白のものがいい品です。購入後は2-3日で食べきる

    ように。残した場合、ラップなどで密封し、フリザー袋に入れ、

    冷凍保存もできます。

  効果的な組み合わせ:体を温める効果のあるねぎ・生姜・唐辛子を組み

    合わせて相乗効果を狙うのがいいでしょう。

    不足するビタミン類を緑黄色野菜、種実類などで補うことも大切です

 鶏卵    目安量卵1個(60g)

              全卵    卵白    卵黄 

               162Kcal     48Kcal      363Kcal

    主な効用:動脈硬化、心臓病、糖尿病、風邪、美肌、老化防止

  主な栄養素:ビタミンA効力(640IU),ビタミンB2(0.48mg),ビタミンD(40IU)

    鉄(1.8mg)

  栄養と薬効:卵黄はたんぱく質と脂肪が主成分、卵白はたんぱく質が主成分

    で脂肪は含まれません。鶏卵が完全食品といわれるのは、含まれている

    たんぱく質のアミノ酸組成が理想的なバランスで含まれ、その値が

    食品中最高に含まれているからです。吸収のよい鉄、リンなども豊富。

    ビタミン類ではC以外はほとんどのビタミンがそろっています。

    ビタミンAは粘膜をすこやかにし、視力を保ちます。B群は糖質・脂質

    の代謝に必要なビタミンです。また、体と脳の活力源となり、皮膚や

    目を丈夫にします。かっては、米を主食にし、食物繊維の摂取が多く、

    繊維が腸内細菌に作用してB2を作り出していたが食生活の欧米化で、

    食物繊維の摂取量が少なくなりB2も減少したので大切なビタミンです。

    卵にコレステロールが多いと敬遠されますが、卵黄に含まれるレシチン

    という成分には脂肪を溶かす作用があり相互作用でイーブンです。

    動脈硬化で医師から控えるように指示を受けていない限り、1日1個

    は食べ、栄養レベルを高めましょう。ビタミンE(ビタミンA,ßカロチン

    や不飽和脂肪酸の酸化を防ぎ、血行をよくする)、抗ストレス作用の

    あるパントテン酸なども豊富です。

  調理のポイント:硬くゆでると消化しにくくなります。胃腸が弱っていたり

    病気の時には、野菜と組み合わせてビタミンCを補給し、消化のよい

    半熟で食べるとよいでしょう。

  選び方と保存:殻の表面がザラザラして、手に持つと重いもの。保存は

    卵のおしりにあたる丸いほうを上にすると、比較的長持ちします。

    日数は冷蔵庫なら産卵日から20日前後、室温なら3-4日あたりまで。

  効果的な組み合わせ:たんぱく価は完璧で、鉄、ビタミンA&Bもたっぷり

    含まれておりビタミンC&Eを補強すれば最強の美肌作りに。

    鉄を充分に活用するのもビタミンCです。ビタミンC&Eの強化は、Aと

    一緒にガンの予防に効果的です。

   卵 + ビタミンC(緑黄色野菜、柑橘類など果物)、ビタミンE(植物油

   、種実類、かぼちゃ、たらこ、うなぎ蒲焼) = ガン予防

 牛乳    目安量カップ1(200cc)           トップ

  63Kcal

    主な効用:動脈硬化、胃潰瘍・胃炎、便秘・整腸、貧血、骨・歯の強化、

    精神安定

  主な栄養素:ビタミンA効力(110IU),ビタミンB2(0.15mg),カルシウム

    (100mg),リン(90mg)

  栄養と薬効:80%が水分ですが、最も利用率の高いカルシウムと、アミノ酸

    の組成が優れている良質のたんぱく、消化のよい乳化脂肪、ビタミン類

    ではB2が、ミネラルはカルシウム・リンが多く、鉄はわずかです。各栄

    養素がバランスよく含む栄養食品ですが唯一ビタミンCが含まれません

    最大の特性はカルシウムの含有量が多くコップ1杯(200cc)で1日の

        所要量(600mg)の1/3を取れるわけです。これは丈夫な骨を育てる栄養素

    ですが、骨の組織では骨を溶かす細胞と骨を作る細胞との働きで、毎日

    少しずつ入れ替わって、丈夫な骨を保っています。その為毎日、体内に

    たっぷりカルシウムをとり入れる必要があるのです。不足すると骨から

    調達するため、骨がスカスカになり骨粗しょう症を引き起こします。

    また高血圧や動脈硬化を招く原因にもなります。カルシウムは吸収が

    悪いとされますが牛乳は吸収率を上げる乳糖が豊富に含まれるので

    効率よく吸収されます。丈夫な骨を作るには適度な運動が必要です。

    運動は骨への刺激で血流が増し骨を作る細胞が活発化し好影響を与える

    からです、そして、ビタミンD(青魚・酒・しらす干し・きのこ類)の

    摂取を心がけてください。

  調理のポイント:沸騰させ続けると分離します。穏やかな火加減で調理

    します。体質的に牛乳が合わない人にはヨーグルトをおすすめです。

  選び方と保存:日付を確認し、開封後は2-3日以内に飲みきるようにします

  効果的な組み合わせ:体内でカルシウムの動きを調節している成分・マグネ

    シウムが不足するとカルシウムは正しく働きません。CaとMaの摂取

    バランスは2:1が目安です。

   牛乳 + マグネシウム(種実類、大豆、大豆加工品、ひじき、ほうれん

   草、かき、かつお)、きのこ、柑橘類 = 加工食品・清涼飲料水を

   多くとる人に、ストレスの多い人に。

 チーズ    目安量厚さ5mmx10枚(100g)

  429Kcal                 339Kcal

    主な効用:ガン、動脈硬化、強肝、骨・歯の強化、便秘・整腸、精神安定

  主な栄養素:ビタミンA効力(1200IU),ビタミンB2(0.38mg),カルシウム

        (630mg),リン(730mg)

  栄養と薬効:チーズにはナチュラルチーズ(牛や羊などの乳を乳酸菌や

    酵素の働きで発酵させ固めたもの)とプロセスチーズ(ナチュラル

    チーズを加熱・加工して保存性を高めたもの)の2種がある。

    主成分はたんぱく質と脂質ですが、その含有量は種類によって異なる。

    ナチュラルチーズには乳酸菌や酵素が生きたまま含まれていて、これら

    は腸内のビフィズス菌などの善玉菌を増加して腸の働きを整え、便秘の

    予防に大きな力を発揮します。栄養価ではナチュラルに軍配が上がる。

    ヨーロッパでは「白い肉」と呼ばれるチーズはその名の通りたんぱく質

    が豊富です。たんぱく質の量はチーズ1切れ(20g)は牛乳カップ1/2強に

    ほぼ匹敵するという量です。たんぱく質のアミノ酸組成もよく、消化

    吸収は抜群。強肝作用のあるアミノ酸の一種・メチオニンが含まれ、

    アルコール分解を円滑にし、肝臓にやさしいので、酒の肴に最適食品

    です。チーズはビタミンA・B群、カルシウム、リンもたっぷりで栄養

    バランスに優れた、コンパクトな健康食品です。

  調理のポイント:チーズの熟成度は好みによりますが、若すぎる場合は、

    白ワインをふり、オーブントースターで少し温めると、柔らかくなり

    ます。乾燥し堅くなったナチュラルチーズは生クリームかブランデー

    を加えてペースト状にして用いるとよいでしょう。

  選び方と保存:乾かないようにラップなどでぴったりと包装、冷蔵庫保存

    (短期間なら10度以下、長期間では2-5度)粉チーズ以外は冷凍には

    不向きです。ボロボロになって風味が落ちます。

  効果的な組み合わせ:豊富なビタミンA + ビタミンC&E = ガン予防

    ビタミンB2 + ビタミンE = ガン予防、動脈硬化に有効

    カルシウム+クエン酸、ビタミンD=坑ストレス作用、骨粗鬆症予防

    ビタミンEは植物油や種実類に、ビタミンDは鮭などの魚介類やきのこに

    、クエン酸は酢や柑橘類に含まれています。

   チーズ + 鶏肉・卵・あさり、かき、いわし、さんま、緑黄色野菜、

   里芋、やまの芋 = 肝臓を元気ずける食品を集めて

 ヨーグルト    目安量カップ1(210g)

  76Kcal

    主な効用:動脈硬化、便秘・整腸、美肌、骨・歯の強化、下痢、老化防止

  主な栄養素:ビタミンA効力(100IU),ビタミンB2(0.20mg),カルシウム

        (110mg),リン(100mg)

  栄養と薬効:ヨーグルトは濃縮した乳に、乳酸菌を加えて酸凝固させた

    発酵乳製品です。整腸作用が優れ長寿食として食べられてます。

    牛乳をビフィズス菌やブルガリア菌(ヨーグルト発祥の地)などの

    乳酸菌で発酵させて作られます。それによりカルシウムやたんぱく質

    がより消化吸収がされやすくなる。この乳酸菌には腸内のビフィズス

    菌(腐敗菌が増えるのを抑え、有害物資ができるのを防ぐ)などの

    善玉菌をふやし、悪玉菌を抑制する働きがあるのです。この働きにより

    腸内の余分な物質は排除され、腸は健康な状態に整えられて便通も

    よくなり、新陳代謝も活発になります。これが老化防止となり、

    若々しさを保つことができるというわけで長寿食と言われる。

    栄養特性は牛乳のビタミンA・B2、吸収がいいカルシウムを引き継いで

    います。Aは粘膜の健康・ガン予防に、B2は健やかな肌、髪、爪を作り

    カルシウムは骨・歯を丈夫にする栄養素です。      トップ

    

            第2表(他の肉類の栄養成分表)可食部分100g当たり

  エネルギー    kcal 蛋白質 g 脂質    g 糖質    g カルシウム    mg ナトリウム   mg ビタミンA       IU ビタミンB1        mg ビタミンB2       mg ビタミンC         mg
ウズラ卵 173 12.1 12.5 0.9 60   1,500 0.14 0.72 0
いのししの肉 149 16.8 8.3 - 12   10 0.39 0.11 -
かも肉 125 23.7 2.7 - 17   - 0.26 0.26 -
きじ肉 132 25.3 2.7 - 6   - 0.1 0.13 -
鯨肉 127 23 3 0.3 3   17 0.13 0.12 1
馬肉 110 20.1 2.5 0.3 11   30 0.1 0.24 1
ウインナーソーセージ 304 13.1 24.8 3.8 12 890 - 0.26 0.13 10
牛味付け缶詰め 166 19.2 5 9.9 8 750 - 0.03 0.19  
鯨ベーコン 249 24.3 15.5 0.2 10 1,300 230 0.12 0.12 1
コンビーフ 271 20.3 18.9 1.7 15 800 - 0.02 0.14  
ソフトサラミ 293 15.2 22.7 3.8 9 990 33 0.24 0.18 20
豚レバーペースト 297 13.4 24 3.6 16 790 9,000 0.18 1.45 3
プレスハム 123 15.4 4.5 3.9 7 1,300 - 0.55 0.18 50
ベーコン 423 12.9 39.1 0.2 5 860 20 0.47 0.14 35
焼き鳥缶詰 198 18.3 9.3 8.6 12 800 200 0.01 0.18  
焼き豚 179 19.4 8.2 5.1 6 1,300 - 0.85 0.2 20
ローストビーフ 193 21.7 10.4 0.9 6 640 - 0.08 0.25 0
ロースハム 204 16.4 13.8 1.2 5 1,100 - o.6 0.12 50
コンデンスミルク 327 7.8 8.3 56.3 300 150 220 0.08 0.4 2
調整粉乳 516 13.5 26.9 55.2 380 160 1,900 0.35 0.58 47
低脂肪牛乳 51 3.6 1.5 5.6 130 60 43 0.04 0.18  
生クリーム(高脂肪) 433 2 45 3.1 60 27 1,500 0.02 0.09  
同(普通脂肪) 208 2.4 20 3.7 85 43 680 0.02 0.12  
濃厚牛乳 69 3.2 4 4.9 110 55 140 0.03 0.17  
エメンタルチーズ 429 27.3 33.6 1.6 1,200 500 970 0.02 0.48  
カッテージチーズ 105 13.3 4.5 1.9 55 400 150 0.02 0.15  
アイスクリーム 180 3.9 8 23.2 140 110 230 0.06 0.2  
ラクとアイス 108 1.8 2 20.6 60 45 0 0.02 0.12