健康常識100のウソ

  医者の無知や不注意が、重篤な患者を生み出し、時には命を奪うこともある。この例で言えば、「必要な時は点滴中にビタミンを入れる」と

  仕様書に書いてあるにもかかわらず、医者がそれを怠ってしまったことが原因である。こうした事実がニュースになるたびに、医原病をなんとか

  できない物かと考えるが、改善策を実行に移すのは難しいのである。大げさに医学不信を(あお)るつもりは毛頭ないが、真摯に医療に取り

  組んでいる医者は多いのだが、現行の生体の個体差を無視した教科書通りの診断と治療に疑問を感じる。また、勉強不足のマニュアル医師が

  多い事実も残念に感じている。なにより稚拙(ちせつ)な「予防医学」のあり方に納得がいかない。であるなら、私達は、医者の言うことを無条件に

  信じることはせずに、自分の健康は出来うる限り自分で管理するしか方法は無い、と言う結論に至った。そのためには、正しい健康知識を

  持つことである。真実は何か、を知ることである。

  ○多くの健康神話のウソ

  自分の体のために「正しい健康知識を持つことが大事」と思い至ったのは、医者に対する思いばかりではない。体に良いとされる様々な神話の

  多くが間違っていることを知ったからだ。例えば、タバコや食べ物のおこげなど多くの発癌物質の悪、例えば動物性脂肪が体に悪い、例えば、

  ジョギングは健康に良い・・・。多くの健康神話は、正しい科学的根拠もないままに、広がり、多くの信奉者を得ている。最悪の場合は、こうした

  健康神話を信じて、病気になったり、症状を悪化させてしまうケースもある。健康神話の中には、根本的に間違っている物もあれば、ある人には

  効果的でも別の人には全く効果が無い、と言うものもある。根本的に間違っているものは論外だが、効果に個体差があるものは、自分にとって

  どうなのかを正しく知るべきだ。医者に対する場合と同様、あまたある健康神話も、自分にとって有益なのか否かを正しく知ることが大事だ。

  ○分子栄養学こそが真の予防医学

  さて、自分の健康を自分で管理するために、辿り着いたのが、分子栄養学である。20世紀後半における科学上最大の成果と言われる「遺伝子の

  実態」が学問として成立したのが1958年、アメリカの生物学者・ワトソンとイギリスの物理学者・クリックによって、DNAの構造が解明され、

  それまでは「生命を支配する特別な法則がある」と言われていたものが、「物理学などの科学の法則」で一切の説明が出来るようになった。

  それが「遺伝子生物学」=「分子生物学」と呼ばれる学問である。分子栄養学は、分子生物学に基ずいた方法だが

  この理論に基ずいて必要な栄養を摂取し、医者の手を煩わせることなく、90才を過ぎても健康を維持してきた。現在も現役で、何歳になっても、

  正しい健康自主管理を行っていれば誰もが現役でいられる。医学不信、健康神話不信を煽るつもりは無いが、「医学常識を無条件に信じる」

  ことによって、どんな現実が待ち受けているのかを知らせたいのです。