ウソだらけの医学常識

  ●薬で病気は治らない

風邪に特効薬はない アレルギーや免疫の正しい知識がない医者が大半
風邪を予防する知恵 花粉症撃退法
発熱に抗生物質、解熱剤を使ってはいけない 動物性蛋白の不足が不眠症を招く
インフルエンザには活性酸素対策を 腰痛・肩こりにはたっぷりのビタミン


  ▲風邪に特効薬はない

  細菌は「どうも医者の言うことが信用できない」という思いを抱いている人が多いようだ。その不信感を生む最大の原因は、やはり医者がやたらと薬を出すことだろう。

  事実、病院の規模が大きければ大きいほど、診察する時間は短い癖に、与えられる薬の量だけはやけに多い。これも保健医療の点数制による害悪だが、十分な診察

  を受けたという気がしない上に、どれが何に効くのか大した説明もないまま薬を出されるのだから、患者が不信感を抱くのは当然である。ちょっと風邪をひいて病院に

  行っても、医者は平気で5〜6種類もの薬を何日分も出す。それを言われる通りに服用している人は、実はとても少ないのではないだろうか。医者に「飲め」と言われ

  れば、とりあえず出された薬を素直に受けとって帰るしかない。しかし、どう見ても症状の割に薬が多過ぎるように思える。できれば余計な薬は飲みたくないから、自分

  の判断で捨ててしまう人も多いことだろう。日本中で1年間にどれだけの薬がゴミ箱行きになっているか、想像もつかない位である。こうして捨てられる薬は、医者に

  対する不信感の象徴みたいなもので、不信感が募れば募るほど、捨てられる薬も増えるに違いない。マニュアル通りに画一的に薬を与える医者も悪いが、患者の方も

  少し考え直した方がいい。不信感を抱きながら医者に頼らざる得ないのは、自分自身で健康を管理できるだけの知識を持っていないからである。もちろん、一般の

  人が身につけられる知識には限界がある。全ての病気に患者が自分で対応できるわけではないが、ある程度の勉強をしておけば、少なくとも風邪位で安易に病院に

  駆け込む必要もなくなるはずである。例えば、気温が急に冷え込んだ時に風邪をひいたりすると、それを寒さのせいにして片ずけてしまう。何故寒いと風邪をひくのか、

  とは考えない。確かに、寒さと風邪の間に因果関係がないわけではないが、寒いからと言って誰もが風邪をひくわけではない。「風邪をひいた」と言うが、“風邪”という

  名の病気があるわけではない。風邪と呼ぶのは、鼻水や咳が出たり、喉が痛んだり、熱が出る症状のことで、医学的に病名として表わす時は、「風邪症候群」となる。

  風邪症候群は、普通感冒と咽喉頭炎、インフルエンザの3タイプに分けられる。風邪は、ウイルス感染症の1つである。だが、風邪のウイルスは私達の周りにいつでも

  沢山存在している。体内に入ったウイルスがが必ず風邪を惹き起すなら、1年中、風邪をひいているはずだが,そうならないのは血液中の免疫細胞がウイルスを撃退

  しているからである。さむいと風邪をひきやすくなるのは、風邪のウイルスが寒くて乾燥したところに好んで棲息するのに加えて。気温が下がると血管が縮み、免疫細胞

  ノ数が減る為である。従って、免疫細胞が減らないように手だて講じておけば、寒くても風邪をひかなくて済む。

  ▲風邪を予防する知恵

  ウイルスに対抗する為に必要な物質は、インターフェロンと言う糖蛋白である。ウイルスが体内の細胞に侵入してくると、その細胞が作られたインターフェロンが外に

  分泌される。これが周囲の細胞に対する警戒信号になって、体がウイルスの増殖を抑える物質を作り始めることとなる。このインターフェロンを欠かさなければ、風邪の

  ウイルスを撃退することができる。では、その為に自分でできることは何かと言えば、インターフェロンが体内で作られる時に必要な材料、ビタミンCと蛋白質を用意する

  ことで、これらの栄養をきちんと食品から摂取すれば、医者に行くこともないし、大量の薬を前に不安を感じることもない。また、インターフェロンは温度が高いほうが良く、

  鼻粘膜などから冷たい空気を吸っていると、インターフェロン生産のスピードが落ちる。だから当然、風邪を引いた時、温めたほうがいい。特に頭部は洋服や布団から体の

  外に出ているから、冷たくなりやすい。それを防ぐには、脳に通じる太い血管が走っている首から背中にかけた部分を温めてやるのが有効、。風邪をひいた時、背中に

  ゾクゾクと悪寒が走るのは、「ここを温めてほしい」と言う体からの信号で、そんな時は、首筋に使い捨てカイロを当てて置くだけで普通感冒ならかなり回復する。