(続)間違っていた健康常識

  ◎医療に関わる常識

病気はお医者様に任しておけばいい? 皆保険制度は素晴らしい制度である?
薬は医者の指示通りに飲む物? 科学的な根拠のない医療は邪道?
医者は健康アップについてもプロ? 医学博士はやっぱり偉い?


  ●病気はお医者様に任しておけばいい?

  こういう考えを持った癌患者さんの殆どは、残寝ながら長生きしていません。このテーマは即Xです。これが現実の姿なのです。こういうと、なんだか心もとない感じが

  するかもしれないが、別の角度から考えてみればわかると思います。「病気はそもそも自分で治すものだし、自分で治してやろう」と考えている癌患者さんは、余命が

  3ヶ月や6ヶ月.といわれながらも、結構元気に長生きしていらっしゃるということなのです。そもそも病気は医者が治すものではないのです。これは何も新しい考えでも

  突飛な考えでもありません。少なくとも2400年前に古代ギリシャの医師ヒポクラテスもそう明言しており、この考えは現代に至るまで、もっともだと言われ続けています。

  「じゃ医者は何をしてくれるんだ?」そう、そこが非常に重要なポイントなのです。実は、医者には立派な使命があります。それは、患者さんの病気が治る、そのきっかけ

  を作ることです。

  ▲”気ずかせる”のが医者の使命

  「きっかけを作るだけ?」”だけ”と言うのは、聞こえが良くありません。このきっかけこそが非常に重要なのです。もともと、私達には自己治癒力が備わっています。

  しかし、人は余りその存在に気ずかず、多くの人はその自己治癒力を過小評価しています。そもそも、切り傷が治るのも自己治癒力のお陰です。風邪が治るのも自己

  治癒力のお陰なのです。但し、切り傷や風邪の場合は、自己治癒力は難なく働いてくれるが、癌などの場合は別です。本人が自分の自己治癒力に気ずき、そして自分

  で病気を治そうと言う強い意志を持たなければ、この自己治癒力はなかなか活発には働いてくれないのです。つまり、自己治癒力の存在に気ずかせ、その自己治癒力

  の大切さ、その自己治癒力を高める方法を教えてくれるのが、本来の医者の姿なのです。

  ▲医者が病気を治すわけではない

  また、この自己治癒力は、活発に働きだすまでには、それなりの時間がかかります。場合によっては月単位の時間がかかってしまいます。その間に、手術や薬物などと

  いう手段で“時間稼ぎ”をしてくれるのも医者なのです。もっと分かりやすく言えば、「少し時間をかけて自助努力しましょう。そうすれば自己治癒力が高まり、病気は自分

  で治すことができるよ」と励ましてくれのが医者なのです。自己治癒力が本格稼働し、その威力が発揮できるまで、必要であれば対処治療、つまり時間稼ぎをしてくれる

  のです。こう聞けば、患者さんと医者の関係や、その役割分担が明確になり、すっきりしたのではないでしょうか?軽微な病気の場合には、医者の助け等要らずとも

  自己治癒力は十分稼働します。しかし、例えば癌など難病の場合には、患者さんと医者とがしっかりとタッグを組んで治療に当たる必要があります。つまり、医者の手助

  けは必要ですが、それでもやはり本人の自助努力も不可欠だと言うことなのです。そして繰り返しますが、あくまでも主役、本当の主治医は、医者ではなく患者さん自身

  であるということなのです。

  ▲自分の病気は自分で治す

  癌患者の話を、もう少し続けると、◷自助努力しない ◷何でも医者に任せきり ◷いつも受身の姿勢である こういう癌患者は、残念ながら並べて早死にしています。

  この動かしがたい事実を反面教師と捉えるならば、言わんとすることはお分りだと思います。自分の病気は自分で治そうとという気概を持ちながら、医者とうまく

  コミュニケーションを取り、協働で病気に立ち向かって、自分の出来る努力を惜しまずに自分でやっていく・・・。そんな癌患者さんは、当然ながらサバイバルを果たし、

  元気で長生きする確率が極めて高いと言えます。この事実は、いつも癌患者さんやサバイバ―達から教えられている事柄なのです。つまり、「医者に任せっきりでは、

  一向に病気は治らない!」と言うことなのです。即ち自助努力も必要だと言うことになるのですが、言われて見ればしごく当たり前のことなのかもしれません。

  医者は、うまく活用しさえすれば、それでいいのです。