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実数:65歳以上人口3072万人 認知症462万人 2013年

徘徊、行方不明者1万人/年間

 認知症アルツハイマー病(50〜60%)→脳血管障害(脳梗塞・脳出血)(30%)→レビー小体型(20%)

             

         現状

徘徊死・行方不明(べッドに縛りつけ、夜中に大声を出すなどの行動に薬で押さえ込む)から

●グループホーム → 家庭的環境が症状を改善させるということで急増

●特別養護老人ホーム → 個室中心で自宅に近い環境で過ごせる

介護に疲れた家族による虐待などの悲劇は無くならないが介護支援を必要とする認知症高齢者の半数が

自宅で暮らしている。なぜか?特養などは順番待ちの状態で、徘徊や妄想などが激しい人は介護事業者

から敬遠され、通所サービスやグループホームの利用を断られやすいから。

在宅で適切な支援が受けられずに症状が悪化し、さらに介護が大変になる悪循環に苦しむ家族が多い。

 

         新しい介護サービス                  

●小規模多機能型居宅介護 →  「通い」を中心に、ホームヘルパーの「訪問」から短期の「泊まり」まで

 1事業所の登録数は25人以下、「通い」は15人/日まで、「泊まり」は9人/日まで

 利用者の希望に臨機応変に対応する。認知症の場合環境が変わると症状が悪化することも。それを

 避けながら地域で支える、そんなサービスが期待されている。報酬が低いので全国的に普及するか?

 要介護1の高齢者をケアした場合の報酬 → \114,300/月     グループホームの半額以下

 03年度の介護報酬見直しでグループホームの上積みで異業種も加わり急速に広がったが、

 保険料も予想以上に上がり、また虐待事件を起こす悪質な事業者も現れるなどで規制された。

▲認知症のお年寄りを支えるうえで中心的役割を担うのは地域包括支援センターなど介護保険の拠点だ。

 しかし一人暮らし、夫婦で認知症になり手続きさえできない例も増えており、期待されているのが地域の力、

 かかりつけ医の役割 → お年寄りと接する機会が多く、早期発見、在宅支援のキーパーソンになりうる。

         はいかい老人SOSネットワーク → 徘徊による死亡・行方不明者は900人以上/年間

 お年寄りが行方不明になると、警察や福祉施設、鉄道、タクシー会社、住民などが協力して捜す。

✢認知症前兆チェック法

最初に桜、雪、自動車など何でもよいが3種ほどの字を覚える

次に100-7=93-7=86-7=79-7=72-7=65を計算していきある時点で

最初に覚えた字を思い出せるか?のチェック  2つできればOK

        予防

 高齢者に有酸素運動やパソコン、園芸などで発症を防ぐ。→住民を中心にした息の長い活動が必要。

 認知症に対する偏見も大事 → 家族や本人が周囲に知られたくないと隠すことで悪化するケースも多い。

    原因→生活習慣が関係している

 食生活→腹八分、Kcal控えめ(高齢者1700〜2000Kcal)

 飽和脂肪酸{肉食(牛・豚)}を控える

 カレーの成分・クルクミン、マグロのDHA

 魚中心が良い、ビタミンC、野菜・果物を多く

 適量の酒は良い(赤ワイン3〜4杯)

 タバコは駄目

 頭を使う人ほど進行が遅い      

軽い患者にビタミンB1に病状悪化を遅らせる効果がある?という報告(米)

 ウオーキングやサイクリングを1回15分以上を週3回行うと効果大の報告がある

 運動によって脳への血流が活発になり認知症の発症が遅くなると推測される。

 

認知症のリハビリ

60歳以上の人に脳波の検査で喜怒哀楽を計りその要素を調べそれで

好奇心を高めると病の進行を遅らせたり、回復を早める事が判明。

アートセラピー=折り紙や図工、生け花などは脳を活性化させる。

じっとした状態、無表情、無感動は病を悪化させる。

日頃の生活は周りの人が手を貸さずなるべく自分でやらさせること。

上記のさまざまなリハビリで1/3〜1/4進行を抑える→医療費の削減に貢献

✢認知症や末期がんの患者らのケアとして、スウエーデン生まれの「タクティ―ルケア」が注目を浴びている。

タクティ―ルとは「触れる」という意味。手足や背中を手で包み込むようになでていく手法で、

不眠を解消したり、精神的に落ち着かせたりする効果が期待されている。

両手で15〜20分程度、体に触れ続けるのが特徴で「大事にれている」との安心感が得られやすい。

不眠や夜間の徘徊、暴力などの症状が大きく改善した。落ち着かせるには効果的との声。

症状を和らげるだけで、治せるわけではないが「何かしてあげられることがうれしい」という声も聞かれる。

家族間のコミュニケーションの手段や、ストレスケアとしての可能性も期待できる。

 

1:認知症や精神障害などで、治療を本当に理解して同意してるかはっきり分らなかった

2:認知症や精神障害などのため、不合理な理由で必要な治療を拒否した

3:意識障害があり、意思の確認ができなかった

4:宗教や思想・信条上の理由で、必要な治療を拒否された

5:急を要する事態なのに患者がなかなか意思決定できなかった

6:正確な病名を伝えていないので説明に困った

●2015年には、4人に1人が65才以上の高齢者になる。

認知症にどう対応していくか。高齢者や家族だけの課題ではない。